【天皇杯ゲームレポート】12/1(土)-2(日) 2次ラウンド
第94回天皇杯・第85回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会の2次ラウンド愛知大会が12月1日、2日ウィングアリーナ刈谷で開催され、ファイナルラウンドへの進出が決定!
2018年12月1日(土)
リンタツ VS シーホース三河
17:00~
@ウィングアリーナ刈谷
リンタツ VS シーホース三河 | |||||
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チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
リンタツ | 16 | 14 | 15 | 27 | 72 |
シーホース三河 | 23 | 23 | 20 | 21 | 87 |
1日目は、1次ラウンドを勝ち上がった愛知県代表のリンタツと対戦した。
スターティング5は、#12西川、#14金丸、#32桜木、#33ジェレット、#46生原。
#32桜木のゴール下、#33ジェレットのリバウンドで先行するも、リンタツの連続3Pシュート、ドライブで逆転を許してしまう。すると三河はそこから攻撃のギアを一気に上げる。
#12西川のカットイン、#32桜木の積極的なリングアタックから連続得点でリードを奪い返すと、ファストブレイクから#33ジェレットがダンク。残り1分からは#14金丸、#4狩俣が3Pシュートを沈めて、16-23で好スタートを切る。
リンタツは3Pシュートで反撃するも、#0サザランドが連続3Pシュートを決め返し、リードを二桁に広げる。
#33ジェレットが高さを生かしたゴール下、#24加藤と#0サザランドの3Pシュートと中外バランス良く得点。タイムシェアをしながら、終始試合の主導権を握る。
後半も三河のペースは変わらず。#12西川のパスを受けた#14金丸の3Pシュートを決めて波に乗り、この10分で二桁得点を挙げる。
ゴール下の制空権を握った三河は、#32桜木にディフェンスが寄ったところでフリーの#33ジェレット#12西川がダンクを叩き込むと、守備でもブロックショットでリンタツのアタックを防ぎ、リードを20点に広げて試合の趨勢を決めてしまう。
最終Qは、キャプテン#4狩俣が巧みにゲームをコントロール。ドライブからキックアウトして#24加藤の3Pシュートを演出すると、自らもドライブからフローターを沈める。
#9森川のドライブ、#30岡田のミドルシュート、#0サザランドのターンアラウンドシュートとそれぞれの選手が持ち味を発揮。最終スコア、リンタツ 72–87 三河で勝利した。
2018年12月2日(日)
秋田ノーザンハピネッツ VS シーホース三河
15:00~
@ウィングアリーナ刈谷
秋田ノーザンハピネッツ VS シーホース三河 | |||||
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チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
秋田ノーザンハピネッツ | 10 | 13 | 19 | 14 | 56 |
シーホース三河 | 25 | 14 | 29 | 11 | 79 |
2日はファイナルラウンド進出をかけ、秋田ノーザンハピネッツと対戦した。
スターティング5は、昨日と同じ、#12西川、#14金丸、#32桜木、#33ジェレット、#46生原。
先週のリーグ戦で2連敗を喫した相手ということもあり、立ち上がりからエナジー全開。
フリースローで先行されるも、チームで連動してスペースを作りながら#12西川の3Pシュートを沈めて逆転すると、リーグ戦で無得点に抑えられた鬱憤を晴らすかのように、ここから金丸劇場が開幕。#14金丸1on1からのレイアップ、フリースロー、3Pシュートと気持ちよく沈めていく。パスカットから自らドリブルで運んでファウルを誘いフリースローを獲得するなど大暴れする。
1Qの開始5分に#32桜木がファウル3つでベンチに退くアクシデントも、新加入の#3ミークスが“バスケットIQ”の高さを披露。
#3ミークスからのパスを、逆サイドのコーナーで待つ#12西川が受けて3Pシュートを射抜くと、ディフェンスリバウンドを奪った#3ミークスがダイレクトでゴール下へ走り込んだ#33ジェレットヘパス。これをダンクで叩き込んで、二桁リードを奪う。
中盤以降もゾーンに入った#14金丸は止まらない。
再びミドルシュートを決めると、1on1でディフェンス4人を引きつけると、シュートを打つと見せかけてゴール下の#3ミークスに絶妙パスしてフリースローを演出。#14金丸は最初の10分だけで14得点を積み上げ、リードを15点に広げる。
2Qも#14金丸タイムは続く。開始早々ジャンプシュートを決めると、#3ミークスのゴール下をアシスト。ゴール下にカットインして#3ミークスのパスを呼び込み、レイアップを沈める。
#3ミークスを経由したテンポのよいチームオフェンスも機能。ルーズボールを奪った#4狩俣のボールを受けると、ダイブしてきた#16松井に絶妙アシスト。
その直後にも、#14金丸のパスを受けて素早くターンして#33ジェレットにパス、これを#33ジェレットがダンクでねじ込む。秋田23-39三河で試合を折り返す。
16点リードで迎えた後半も#14金丸のミドルシュートで幕を開けると、自らのシュートリバウンド、ディフェンスを巧みに外してジャンプシュートに3Pシュートと、シュートが決めるたびに会場の歓声が高まっていく。
#14金丸はこのQも3Pシュートは3本中3本、フィールド6本中4本と高確率でシュートを決め続け、17得点を量産した。
4Qに入っても、#14金丸は攻撃の手を緩めない。開始早々ドライブからフックシュートを沈めて会場をどよめかせる。#14金丸はこのQも7得点を積み上げ、3Pシュート6本を含むキャリアハイとなる42得点の大活躍。
#3ミークスは9得点12リバウンド6アシストと早くもチームにフィット。#12西川も3Pシュート3本を含む10得点4リバウンド、#33ジェレットが9得点8リバウンド3スティールで勝利に貢献した。
秋田 56–79 三河の23点差の大勝でリーグ戦の借りを返した三河は、来年1月10日からさいたまスーパーアリーナで行なわれるファイナルラウンドへの進出が決まった。