損保ジャパン Presents シーホース三河ホームゲーム
バイウィーク明け初戦は横浜ビー・コルセアーズとの同地区対決。前半は司令塔の久保田がシーズンハイとなる18得点を挙げてオフェンスを牽引し、後半はディフェンスをカイゼンして、レイマンが3Pシュート&ダンク祭を開催。17点差で快勝し、白星スタートを切った。
1Q 三河 24–22 横浜BC
久保田の積極プレーで好スタートも、横浜BCの外国籍選手を止められず接戦に
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
リーグ再開を待ちわびたファン・ブースターの大青援の後押しを受け、#11久保田が3Pシュート、バスケットカウントの連続得点で6-0と好スタートを切る。横浜BCに3Pシュートで反撃されるが、#11久保田がアグレッシブなリングアタックで連続得点を挙げて10-3とリードする。
3Pシュートに当たりがこない中、横浜BCに#8クラークの3Pシュートなどアウトサイドから高確率に得点されて12-11と1点差に詰め寄られると、開始5分に#8クラークにリバウンドを押し込まれて12-13と逆転を許す。
#10レイマンのドライブで対抗するが、横浜BC#15ラベナに連続得点を許して拮抗した展開に。残り2分には横浜BC#8クラークにファストブレイクからダンクを叩き込まれて嫌なムードが漂うが、すぐにハドルを組んでカイゼン。#54ガードナーがリバウンドをねじ込み、#10レイマンのスティールから#18角野がファストブレイクで得点して同点に追いつく。#7長野のフリースロー、#7長野と#54ガードナーのコンビプレーで逆転して、2点リードで最初の10分を終える。
2Q 三河 46–39 横浜BC (三河 22–17 横浜BC)
久保田 前半だけで18得点でオフェンスを引っ張る
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
#18角野の3Pシュートで先手を取り、#32シェーファーのリバウンドから#10レイマンがバスケットカウントを奪って30-22と一気に突き放しにかかる。
しかしその後は、横浜BCの激しいディフェンスにターンオーバーを誘発されて流れを手放し、#8クラーク、#4イングリスに得点を重ねられて31-34と逆転される。
#54ガードナーのリバウンドで踏みとどまり、#11久保田と#0オーガストのホットラインで逆転に成功。さらに絶好調の#11久保田はダブルクラッチで自ら得点を奪うと、スキップパスで#13須田の3Pシュートをお膳立て。残り2分にもピックアンドロールからインサイドに切り込んで得点と、的確なゲームメイクでオフェンスを牽引する。
横浜BCのタイムアウト明けも、#11久保田はドライブで畳み掛けて主導権を渡さない。終了間際にも#11久保田がフローターで得点し、7点リードで試合を折り返した。
3Q 三河 60–49 横浜BC (三河 14–10 横浜BC)
固いディフェンスで10失点に封じ、二桁リードで4Qへ
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
横浜BC#4イングリスに先制されるが、#19西田(優)がドライブからフリースローを獲得して応戦する。
後半もアウトサイドシュートのタッチに苦しむが、#54ガードナー、#10レイマンがインサイドで得点を積み上げ、残り5分に#10レイマンのドライブから#54ガードナーがゴール下を決めて54-44とリードを二桁に広げる。
ゾーンディフェンスで横浜BCのオフェンスのリズムを狂わせ、#0オーガストのリバウンドで加点。残り45秒には#32シェーファーがリバウンド争いでハッスルし、そこから#10レイマンがダイナミックなユーロステップで得点して、11点リードで最終Qへ突入した。
4Q 三河 84–67 横浜BC (三河 24–18 横浜BC)
3Pシュート&ダンク祭りを開催。17点差でバイウィーク明け白星発進
スタートは、#7長野、#10レイマン、#16西田(公)、#18角野、#32シェーファー。
開始早々、#16西田(公)が連続で3Pシュートを沈めて66-49とリードを17点に広げる。横浜BCはタイムアウトを取るが、#18角野、#10レイマンが次々と3Pシュートを浴びせてリードを20点台に乗せ、横浜BCに再びタイムアウトを取らせる。
横浜BCは#4イングリスの連続得点で喰らいつくが、再び#18角野がディープ3Pシュートを突き刺す。
残り5分に#7長野の流れるようなパスからダンクを決めたのを皮切りに、#10レイマンのダンク祭りが開催。残り4分にもスティールからダンクをお見舞いすると、その1分後には#18角野とのコンビプレーからダンクを決めて2000人のファンを沸かせる。
守っては最後まで足を動かして24秒バイオレーションを誘発するなど、横浜BCに付け入る隙を与えない。
残り1分に、#5元澤のB1初得点となる3Pシュートがリングに吸い込まれると、会場は大歓声に包まれた。そのまま84-67の17点差で快勝し、バイウィーク明け白星スタートを切った。
試合後コメント
ライアン・リッチマン
後半、特に3Qは良いディフェンスができたと考えています。3Qの10分間を10点に抑えることができたこと、誰がプレーしていてもこのようなQにすることができたことは素晴らしいと思います。
バイウィークの約3週間で、自分たちのディフェンスを忘れてしまっていたようなプレーもあったのですが、後半では自分たちの大切にしているアイデンティティを発揮することができて良かったと思います。
久保田義章
出だしの1Q以外は自分達のやりたいバスケ、ディフェンスから走っていい流れでオフェンスを組み立てるということができてました。
久しぶりの試合で最初の出だしが悪かったとしてもみんなが状況を理解して、声をかけ合いながらやるべきことをできたということはチームとして成長できていると感じました。
-個人のプレーについて
前半はアグレッシブにペイントにアタックができて良かったんですけれど、後半に関してはちょっとミスもありましたし、バスケットは前半のようにはいかない流れのスポーツではあるんですけど、そこでディフェンスだったりチームに役に立てることで、もっと積極的に貢献できたらいいなと思いますし、
僕はやるべきことができなかったとしても次のメンバーがステップアップしてしっかりやってくれるベンチのメンバーにも能力の高く努力できる選手はたくさんいて、このチームは本当に層が厚いなと毎試合のように感じます。
-明日の試合に向けて
明日は最初からハードなディフェンスを出せるように準備していくのと、今日は最終的に点差が開きましたが明日は絶対そのようにはいかないというのは鉄則で、横浜BCさんもハードにきますし今日やられた分をやり返すようにアタックしてくると思うので、そこに対して引かずに迎え撃つんじゃなくて最初からハードにやっていくという気持ちをしっかりみんなが持ってやっていこうと思っています。
ラッシ・トゥオビ
バイウィーク明け初めての試合ということで、前半については自分たちのやりたいことができた場面も多かったですが、お互いシュートを外したりといいリズムでプレーできていない感じではありました。
後半については、三河さんに3Pシュートを気持ちよく打たせてしまい、勢いがついた三河さんに苦戦をしてしまいました。
小さなミスから3Pシュートを決められるということは良くないので、明日の試合では修正したいと思っています。
フォトギャラリー
損保ジャパン Presents シーホース三河ホームゲームのテーマは「ブースターDAY」。
来場者には損保ジャパン公式マスコットキャラクター・ジャパンダの学習帳が先着でプレゼントされ、試合前には損保ジャパンが展開する「足が速くなるダンス」をキッズブースターたちが「Super Girls」とともに披露し、会場を盛り上げた。
また、オープニングセレモニーの後の「円陣参加&投げ込みボールアシスタント」や試合後の「記者会見見学」など、ブースタークラブ会員限定のイベントを数多く開催。ブースターは普段はできないレアな体験を楽しんでいた。