愛知トヨタ Presents シーホース三河ホームゲーム
ホーム開幕節“三河ダービー”のGame2。Game1の課題だったリバウンドとインサイドのディフェンスをカイゼンし、終盤まで接戦に持ち込んだが、三遠に連続で3Pシュートを決められ、71-81で敗戦。悔しい連敗となった。
1Q 三河 19–14 三遠
久保田が攻守にアグレッシブにプレー、試合の流れを掴む
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
#7長野が欠場する中、立ち上がりから#11久保田がアグレッシブなプレーを見せ、三遠#24 佐々木から立て続けにファウルを誘発。さらにタイミングよくカットインして#19西田(優)のパスを呼び込み先制点を挙げる。
タイトなディフェンスで試合開始からの約2分半の間、三遠に得点を与えず、#54ガードナーのフリースローで4-0と先行するが、三遠#5大浦の3Pシュート、#5大浦と#1メイテンの2メンゲームで4-5と逆転される。
残り4分半に#11久保田の3Pシュートで同点に追いつき、#18角野のフリースローで再逆転。その後は一進一退の展開が続くが、残り2分に#54ガードナーのスクリーンを生かして#10レイマンが3Pシュートを射抜いてリードを広げる。
終了間際にはここまで3Pシュート確率80%の#18角野がタフな体勢から3Pシュートを決め切り、会場を沸かせる。
2Q 三河 42–36 三遠 (三河 23–22 三遠)
ガードナーが13得点とインサイドで存在感。6点リードで後半へ
スタートは、#10レイマン、#18角野、#16西田(公)、#27石井、#54ガードナー。
三遠に先制されるが、#16西田(公)がバスケットカウントで対抗。三遠#24佐々木の連続得点で22-22と追いつかれるが、タイムアウトで三遠の勢いを止めると、#19西田(優)が勝ち越しの3Pシュートを決める。
三遠のオールコートプレスでボールを失い、#1 メイテンのボーナススローで再び同点とされるが、#54ガードナーが3Pシュートとバスケットカウントの連続得点を挙げ、鋭いパスで#0オーガストのゴール下をアシストしてリードを広げる。
その後も#54ガードナーは力強いアタックで得点を重ね、残り2分半に#13須田のフリースローでリードを7点に広げる。三遠#15兪の3Pシュートで応戦されるが、#54ガードナーがオフェンスリバウンドで返上し、6点リードで前半を終える。
3Q 三河 48–54 三遠 (三河 6–18 三遠)
シュートを決め切ることができずオフェンスが停滞、逆転を許す
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
#13須田や#19西田(優)が積極的にシュートを放つも決めきれない我慢の時間が続く。
三遠#28津屋の3Pシュート、#1メイテンのゴール下で1点差に迫られるが、#54ガードナーがインサイドで強さを見せてフリースローで加点。#19西田(優)と#0オーガストがブロックショットで対抗して三遠の勢いを食い止めようとするが、三遠#10吉井、#24佐々木に得点を重ねられて残り4分に逆転を許す。
#0オーガストのダンク、ファストブレイクで再び前に出るが、三遠にボーナススローで加点され、終了間際に#5大浦に3Pシュートを沈められて6点ビハインドで最終Qを迎えた。
4Q 三河 71–81 三遠 (三河 23–27 三遠)
終盤に連続3Pシュートを浴びて、悔しいホーム開幕2連敗
スタートは、#10レイマン、#16西田(公)、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
#10レイマンがダンクで先制して勢いづけると、#32シェーファーのスティールからファストブレイクを繰り出して2点差に詰め寄る。開始1分半には#10レイマンが三遠#2ヌワバとの激しいNBA対決を制してフリースローを獲得。54-54の同点に追いつく。
三遠#1メイテンのリバウンドでリードを許すが、#19西田(優)とのコンビプレーで#0オーガストがダンクを決めて追随する。
三遠10吉井、#24 佐々木の連続得点で突き放され、開始4分半に#1メイテンのダンクで8点のリードを築かれるが、#11久保田のフリースローやテンポの良いボールムーブから#0オーガストがカットインで加点して巻き返す。
#54ガードナーが観客を煽り、ブースターディフェンスで三遠のフリースローを2本とも落とさせてアリーナ一体で追い上げムードを作ると、残り3分に#19西田(優)、#13須田、#11久保田で崩して66-69とワンポゼッション差に肉薄する。
三遠#5大浦の3Pシュートで突き放されるが、ファン・ブースターのディフェンスコールの後押しを受けて24秒バイオレーションを誘発。残り1分、#54ガードナーが3Pシュートを決め返すが、そこから#5大浦に連続で3Pシュートを決められ、71-81で敗戦。悔しいホーム開幕2連敗となった。
試合後コメント
ライアン・リッチマン
まず昨日の試合と比較すると、リバウンド、フィジカルに戦うということはできていたと思います。
ただしこの現実を見ると、三遠さんが我々を上回るパフォーマンスだったのだと思います。三遠さんは良い選手がいて、しっかりコーチングされた素晴らしいチームだと思います。
そういうチームと戦うことによって、また今日のような試合の結果も含めて、これらを糧に成長できるので、ここから成長していきたいと思っています。
久保田義章
昨日に比べてしっかりとハードな、強度の高いディフェンスをして自分たちのいい流れでオフェンスを組み立てることができて良かったかなと思うんですけど、それが本当に最後の最後までできなかったという部分に関して、それが負けという結果に繋がったと思うので、しっかりと最後までやり切る力をもっとつけていかなければならないという学びがありました。
-最後までやり切る、というのはメンタル・フィジカルだとどのような部分でしょうか?
メンタルの部分はもちろんですが、今日の試合でいえば当たりにいった時に相手が返してきて、それに押されて最後やられてしまい、相手の方が一枚上だったと言うところがあるので、自分たちが最初に当たりにいけた部分は継続して、その後相手がやり返してきた時に引かずに、メンタル・気持ちの部分で負けないように最後までやり切ることが大切だと思っています。
-自身の得点で言うと確率の高さが目立ちましたが、オフェンスに関しては?
昨日に比べてもいい流れでオフェンスを展開することができましたし、自分で攻めるところは攻めて、その結果ディフェンスが寄って来たところでパスを出して味方がシュートを決めてくれたので、その部分は継続して長いシーズンを戦っていきたいと思います。
-三遠さんとの対決がここ数戦続きますがどんな印象を持っていますか?
「AICHI CENTRAL CUP 2024」の決勝から3試合戦っていますが、徐々に良くなっています。ただ、3試合負けてしまっているので本当に良くなっている、とは言い切れないかもしれないです。
しっかり勝って絶対に良くなったと言えるように、自分たちのベースの共通理解を深めていきたいですね。
-ブースターの皆さまへ
この2日間たくさんの青援のおかげで戦い抜くことができたのですが、その青援に応えることができなかったことが本当に悔しいです。皆さまの声があるから最後までコートで戦い続けることができるので、まだまだ長いシーズンですが会場でも、画面の向こうからも、もっともっと青援を送ってくれると嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
大野篤史
3試合消化して4試合目になるのですが、しっかりハードにフィジカリティ・インテンシティを持ってディフェンスができたのではないかと思います。
過去(昨シーズン最終節)にバック・トゥ・バックをされている相手チームのタフなディフェンスに、自分たちのオフェンスのリズムがとれずに苦労しました。
後半は、我慢強くディフェンスから自分たちのオフェンスに繋げていくことに集中できて、勝利に繋がったのではないかと思います。
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オープニングシリーズ「超えていけ。」豊田開幕のアリーナグルメは「秋のまんぷくめし~超えていけ。~」がテーマ。選手プロデュースグルメの新メニューや、うなぎ、五平餅などの三河名物、TVで紹介された「ほぼ具おにぎり」など、昨季までを超える豪華ラインナップが勢揃い。秋晴れのもと、場外に設置された飲食コーナーではたくさんのファン・ブースターがビールを片手に美味しいグルメを楽しんでいた。