【ゲームレポート】1/12(月)「天皇杯ファイナルラウンド」決勝 vs.アルバルク東京

ゲームレポート
8大会ぶりの天皇杯決勝の相手は、前回大会準優勝のアルバルク東京。立ち上がりは三河ペースで進むも、A東京に対応されてオフェンスが沈黙。2Qで逆転されて以降は追いかける展開が続いたが、粘り強く追随。しかし最後まで逆転するには至らず、準優勝に終わった。
1Q A東京 15–20 三河
西田(優)、ガードナーを中心に三河ペースを作り出し5点リード
スターティング5は、#1ケネディ、#7長野、#19西田(優)、#27石井、#54ガードナー。
A東京#11セバスチャンのミドルシュートで先制される。#1ケネディのゴール下で返上するが、A東京#22ロシターのドライブ、#11セバスチャンのフリースローで5-2と追いかける展開に。
#7長野と#54ガードナーのコンビプレー、#19西田(優)のアタックで逆転すると、粘り強いディフェンスでA東京にタフショットを打たせてリバウンドを回収し、#7長野の3Pシュートを決めるなど徐々に三河のペースを作り出していく。
A東京も#11セバスチャンの3Pシュートで応戦するが、#19西田(優)の3Pシュート、#11久保田と#54ガードナーの2メンゲームで8-14と突き放し、A東京にタイムアウトを取らせる。
A東京は#22 ロシター、#17マーカスを中心に反撃するが、#11久保田のアタック、#32シェーファーのリバウンドでリードを保つと、残り1分に#32シェーファーがフロアダイブしてルーズボールをもぎ取って、そこから#13須田のファストブレイクで加点して5点リードで最初の10分を終えた。


2Q A東京 40–30 三河(A東京 25–10 三河)
A東京の3Pシュート攻勢で逆転を許し、10点ビハインドで後半へ
スタートは、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#18角野、#32シェーファー。
#10レイマン、#32シェーファーの得点で幸先の良い入りを見せるも、A東京#25福澤、#75小酒部の3Pシュートで5点差に追い上げられる。さらにターンオーバーでA東京にポゼッションを与えると、開始2分に#25福澤に再び3Pシュートを射抜かれ、24-26と2点差に詰められる。
タイムアウトで立て直しを図るも、その後もオフェンスが沈黙。A東京#11セバスチャンの連続得点で28-26と逆転を許す。
残り4分半に#19西田(優)のドライブのリバウンドを#54ガードナーが押し込んで約4分ぶりに得点を奪うと、ディフェンスリバウンドから速い展開を作り出して#54ガードナーが得点してリズムを取り戻したかに見えたが、A東京#17マーカスのアタックを止められず、36-30とリードを広げられる。
その後もペイントエリアに侵入するもシュートを決め切ることができない我慢の時間帯が続き、A東京に得点を重ねられて、40-30の二桁ビハインドで試合を折り返す。


3Q A東京 51–48 三河(A東京 11–18 三河)
西田(優)がドライブからのジャンプシュートで追い上げ、3点差で最終Qへ
スタートは、#1ケネディ、#7長野、#19西田(優)、#27石井、#54ガードナー。
立ち上がりから24秒バイオレーションを奪うなどディフェンスの強度を上げ、#19西田(優)、#54ガードナーがアグレッシブに攻め立ててフリースローでじわじわと点差を詰めていく。
#27石井がリバウンドで身体を張ってチームに火をつけると、次のオフェンスでも#27石井がインサイドに切り込み、#54ガードナーがそのリバウンドが得点に繋げる。開始5分には#19西田(優)がドライブからジャンプシュートを決め切って5点差まで巻き返す。
A東京のタイムアウト明けにも24秒バイオレーションを奪うと、#7長野がすばやくボールプッシュしてフリースローで加点。A東京に#25福澤の3Pシュートで流れを戻されるも、#54ガードナーがスーパーな3Pシュートを撃ち抜いて渡り合う。
以降は、ワンポゼッション差に追い上げは、2ポゼッション差に離される一進一退の時間が続くが、#19西田(優)がドライブからストップしてジャンプシュートを突き刺し、3点差に迫って最終Qを迎える。


4Q A東京 72–64 三河(A東京 21–16 三河)
最後まで死力を尽くすも、あと一歩優勝に届かなかった
スタートは、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#32シェーファー。
開始1分、#13須田のドライブに#32シェーファーが合わせてバスケットカウントをもぎ取り53-51に迫るが、A東京#11セバスチャン、#3テ-ブスの得点で59-51と点差を拡大される。
タイムアウトで流れを切るも、開始4分に#11セバスチャンのリバウンドで61-51と再び10点のビハインドを背負う。
#32シェーファーのボーナススロー、#7長野と#54ガードナーのコンビプレーで崩して食らいつくが、A東京に高確率に得点を決められて二桁点差に。
残り2分に#32シェーファーが高い位置でボールを奪うなど最後まで勝利への執着心を見せ、ファウルゲームを仕掛けて、#1ケネディ、#54ガードナーの3Pシュートで反撃するが、72-64でタイトルにあと一歩届かなかった。


試合後コメント
ライアン・リッチマン ヘッドコーチ

我々も良い形でシュートを打つ場面もありましたが、全体的にA東京さんが素晴らしいプレーをされたと思います。特にディフェンスで、我々のオフェンスをスローダウンさせられたと感じています。我々としてはイージーなシュートをいくつか外したところが、勢いをあげていく時にストッパーとなってしまったと思います。
ただその中で準優勝することは、なかなか簡単なことではなく、大変なことだと感じています。全体的にこの1週間を見た時に、本当に自分たちが成長したと感じています。
また今日の試合を通じて、チャンピオンになるためにはどれくらいハードに、アグレッシブになることが必要なのかも学ぶことができたと思っています。それを1回だけではなく、毎回のポゼッションでやり続けることがチャンピオンになるためにどれだけ大切になるかを学べました。
その中でA東京さんが今日の試合で素晴らしいプレーをされたと感じています。
我々としては改善を続け、成長し続け、そしてより良くなっていくことが今必要なことだと思っていますので、引き続きやっていきたいと思います。
#13 須田侑太郎

まずはA東京さんおめでとうございますという気持ちでいっぱいです。A東京さんは厳しい状況の中でずっと戦い抜いてきていて、昨シーズンの天皇杯で今の僕たちのような悔しい思いをした末の優勝だと思うので、リスペクトをしています。僕たちも試合を通して、決して悪くはなかったと思いますが、ここが1本入っていればというところを決めきることができなかったという、そこのあと一歩だったというのをすごく感じています。
ただ、この天皇杯を通して僕たちはすごく成長できたと思いますし、すばらしい経験ができたと思います。シーホース三河というチームがどういうチームなのかというのは、ここにいる皆さんもそうですし、今日来てくださったファン・ブースターの方々も見ていただけたかなと思います。
僕たちは少しそこがフワフワしているというか、シーホース三河とはどういうチームかというアイデンティティみたいなところが不確かな部分があったのですが、今回の天皇杯を通じてしっかりと確固たるスタイルを築き上げられたということが何よりも大きな事だったと思います。
もちろんタイトルを取れなかったことはすごく残念で悔しいですが、この経験を絶対に無駄にしません。残りのリーグ戦もありますし、シーホース三河とはというスタイルをしっかりと改善してやっていきたいです。一つの試合を勝ちきるためにはこれだけの労力が必要ということを、この強度でこの舞台でこの緊張感のある試合で、みんなが実際に経験できたということはすごく大きなことだと思います。すごく悔しいですが、また三河一丸で頑張っていきたいと思います。
シーホース三河 初めて観戦ガイド









