
三遠ネオフェニックスとの”三河ダービー”はGame1と打って変わり、中・外から効率良く得点を積み重ねて1Qに大量リードを築く。ディフェンスの強度も終始高め、一度も三遠に逆転を許さず快勝、”三河ダービー”を連勝で終えた。
三遠 12–28 三河
中・外と的を絞らせないオフェンスで大量リードを奪う
スターティング5は、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
#11久保田のキックアウトから#10レイマンが3Pシュートを決めて先制すると、#54ガードナーのスクリーンでフリーになった#13須田も冷静に3Pシュートを射抜く。開始2分には#10レイマンの強烈なブロックショットが炸裂、#19西田(優)も技ありペイントアタックで加勢して、攻守ともにエナジー全開の入りを見せ2-10と先行する。
三遠のタイムアウト後、#2ヌワバを主体に反撃する三遠に対して、#19西田(優)の3Pシュートや#11久保田のフローターで応戦。#54ガードナーもインサイドで奮闘して12-24とダブルスコアを築く。
三遠にゾーンディフェンスを展開されるが、#30ホワイトが積極的にリバウンドに飛び込み得点を積み重ね、12-28と徐々にリードを広げていく。三遠のラストオフェンスでは#7長野がハリーバックしてオフェンスファウルを誘発し、良い流れで最初の10分を終える。


三遠 32–47 三河 (三遠 20–19 三河)
三遠に流れが傾きかけるが、トランジションオフェンスから主導権を奪い返す
スタートは、#1ケネディ、#7長野、#10レイマン、#18角野、#30ホワイト。
三遠#10吉井、#33児玉の連続得点で6-0のランを許し流れが傾きかける中、#10レイマンの気迫溢れるダンクで悪い流れを一蹴。三遠#2ヌワバが個人技で加点すれば、#54ガードナーもディフェンス2人に囲まれながらボールをリングにねじ込み、両者一歩も引かない展開が続く。
オフィシャルタイムアウト明け、#14湧川を起点にする三遠に対して、#19西田(優)が高さのミスマッチを活かしたアタックでフリースローを引き出し対抗する。
残り3分半には、アウトナンバーオフェンスからガードナーがバスケットカウントを獲得、さらには#19西田(優)のポストプレーに#10レイマンが合わせてチームを勢い付ける。
流れが来たとみるや、再び#10レイマンがブロックショットで三遠のオフェンスをシャットアウトし、そのまま#11久保田がアーリーオフェンスを決め、32-47と二桁リードのままハーフタイムを迎える。


三遠 48–67 三河 (三遠 16–20 三河)
レイマンが12得点の活躍を見せ三遠を突き放す
スタートは、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
前半からディフェンスの強度を落とさず三遠にタフショットを打たせ、アップテンポなオフェンスから#19西田(優)のファストブレイクが成功する。
さらには、#54ガードナーとのコンビプレーから叩き込んだダンクを機に#10レイマンのオフェンスが爆発。個人技から3Pシュートを沈めると、ディフェンスの隙を付いたアタックでバスケットカウントをもぎ取り得点を量産、38-57と一気に三遠を突き放す。
#19西田(優)のオフェンスも冴え渡り、果敢なリングアタックから立て続けに加点すると、#13須田と#10レイマンのタイトなディフェンスがチームをさらに盛り上げる。
残り1分半にはディフェンスリバウンドからすぐさまオフェンスに切り換えた#7長野が#10レイマンのダンクをお膳立て、48-67とリードを拡大して4Qに突入する。


三遠 69–83 三河 (三遠 21–16 三河)
三遠に反撃の隙を与えず三河ダービーを制する
スタートは、#7長野、#18角野、#30ホワイト、#32シェーファー、#54ガードナー。
B1個人通算300試合出場を達成した#32シェーファーのブロックショットで失点を防ぐと、#7長野が緩急つけたドライブでディフェンスを翻弄する。#54ガードナーも華麗なロールターンを披露するが、三遠#7ジャクソン、#4デイズに連続得点を許し、58-71と徐々に点差を縮められる。
三河はタイムアウトで修正を図り、#54ガードナーが冷静にミスマッチを突いてチームを落ち着かせると、#30ホワイトもブロックショットで三遠のオフェンスを弾き返して悪い流れを断ち切る。
オフィシャルタイムアウト明けには、三遠にプレッシャーディフェンスを仕掛けられるが、#7長野が安定したゲームメイクで試合を進め、#54ガードナー、#30ホワイトの得点をアシストする。
その後も#27石井の足を使ったディフェンスや#1ケネディの3Pシュートなど、攻守ともに手を緩めず試合終了、最終スコア69-83で快勝し三河ダービーを連勝で終えた。


試合後コメント
ライアン・リッチマン
昨日の試合よりもより良かったと思います。特に最初の出だしです。昨日少しうまくいかなかったところですが、今日のファーストグループのところが良かったと思っています。
昨日よりもさらに前に進んでいけるような、そんなゲーム展開だったと感じています。
西田優大
出だしから久々に僕達のペースで試合ができたんじゃないかなと思います。
1Qのスタートが良かったと感じましたが、昨日から何か変えた意識はありますか?
ハードにプレーすることを意識して、出だしから前線に須田さんがプレッシャーかけて、僕たちはそれについていっただけなので昨日の後半もそうでしたが、そこが非常に良かった要因だと思います。
3Qも良い入りだったと思いますが、ハーフタイムでどういったことを意識されましたか?
昨日と逆の展開になったと思います。昨日はあの展開から僕らが追い上げましたけど、今日はそれをさせないようにという意識で後半出て行きました。








