HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 12/14(日)秋田戦

エース・西田(優)を欠いた秋田ノーザンハピネッツとのGame2は、秋田の3Pシュートに苦しみ前半に二桁リードを築かれる。長野、久保田が得点でシーズンハイの活躍を見せ一時はリードを奪うが、残り1分に再逆転され惜敗、連勝記録は「9」でストップした。

1Q
秋田 19–22 三河
秋田の高さに苦しむが、フリースローで加点してリードを奪う

スターティング5は、#1ケネディ、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#54ガードナー。

#13須田が個人技で打開して先制点を挙げるが、秋田#12元田に3Pシュート、#2栗原にフリースローを与え5-3とリードを許す。#10レイマンがフェイクでディフェンスをかわし3Pシュートを沈めると、#11久保田のアリウープパスがレイマンの得点をアシストし同点に追いつく。

秋田のオールコートディフェンスの前にミスが生まれるが、#10レイマンが狙い澄ましたスティールから気迫溢れるダンクを叩き込み悪い流れを払拭する。

高さを強調する秋田に対して、三河はフリースローで着実に得点を積み重ね、ワンポゼッション差をめぐる拮抗した展開が続く。

残り2分、秋田#14菅原の3Pシュートでリードを奪われるが、#7長野が力強いアタック、#32シェーファーが体を張ったリバウンドでフリースローをもぎ取り、19-22と再逆転して最初の10分を終える。

2Q
秋田 50–39 三河 (秋田 31–17 三河)
秋田の3Pシュートを止められず、二桁リードを築かれる

スタートは、#7長野、#18角野、#30ホワイト、#32シェーファー、#54ガードナー。

両者オフェンスのテンポを上げる中、秋田にオフェンスの精度で上回られ26-22とリードを奪われる。

三河はタイムアウトで修正を図るが、秋田のプレッシャーディフェンスの前にオフェンスが噛み合わずスコアが停滞。#10レイマンが個人ファウル3つのファウルトラブルに陥る中、#30ホワイトが強烈なプットバックダンクでチームを鼓舞する。

オフィシャルタイムアウト明けには#30ホワイトが#1ケネディのフリーを見逃さず3Pシュートをお膳立てするが、秋田の3Pシュートを止められず39-31と追いかける展開が続く。

苦しい展開が続く中、#1ケネディのカッティング、#11久保田の果敢なゴールアタックで追い上げムードを作る。しかし、要所で秋田#25ピンダーに3Pシュートを射抜かれ、50-39と二桁差を追いかけて試合を折り返す。

3Q
秋田 65–64 三河 (秋田 15–25 三河)
ホワイトが攻守にわたり躍動し1点差まで詰め寄る

スタートは、#1ケネディ、#11久保田、#13須田、#30ホワイト、#54ガードナー。

#30ホワイトがブロックショット後、真っ先にゴールへ走りアンスポーツマンライクファウルを獲得して反撃の狼煙を上げる。須田もタイトなディフェンスで秋田からターンオーバーを誘発すると、#54ガードナーの鋭いパスが#30ホワイトのダンクを演出して追い上げムードを加速させる。

残り5分には再び#30ホワイトのブロックショットが炸裂、さらにはオフェンスの勢いも止まらず、1分間で#13須田、#32シェーファー、#7長野で一挙8得点を挙げ、55-57と逆転に成功する。直後に秋田#6赤穂に3Pシュートを返上されるが、#32シェーファーが速攻を決め返し、目まぐるしいリードチェンジが繰り広げられる。

#54ガードナーも1on1からバスケットカウントをもぎ取り秋田を突き放しにかかるが、終盤に秋田#22メザーに3Pシュート、#10ウェッツェルにフリースローを許し、65-64と1点ビハインドで4Qに突入する。

4Q
秋田 89–85 三河 (秋田 24–21 三河)
長野、久保田の2ガードで逆転を狙うがあと一歩及ばず

スタートは、#11久保田、#18角野、#30ホワイト、#32シェーファ、#54ガードナー。

#11久保田とのピック&ロールから#54ガードナーが加点し逆転に成功すると、#30ホワイトも3Pシュートで追従してリードを広げる。#10ウェッツェルの連続得点で反撃する秋田に対して、#11久保田が強気の3Pシュートを立て続けに突き刺し逆転を許さない。

三河のタイムアウト明けにはデザインプレーから#10レイマンが3Pシュートを打ち抜き、71-78とリードを広げる。#12元田、#10ウェッツェルの3Pシュートなど秋田の猛追を受ける中、#7長野の3Pシュートで踏みとどまりリードを死守する。

しかし、秋田のリングアタックに対してファウルが重なり、残り1分に#10ウェッツェルのフリーフローで86-85と試合をひっくり返される。三河はタイムアウトを要求し、セットプレーから#1ケネディ、#54ガードナーがシュートを放つもリングに収めることはできず、89-85と悔しい逆転負けを喫した。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

前半のディフェンスにおいて、本当に足りない部分が多かったなと感じています。その中で秋田さんのフィジカルであったり、プレーのところは本当に素晴らしかったなと同時に感じています。

ただ、ディフェンスの部分、我々がやるべきことをしっかりと徹底して遂行できなかった部分が、今回の結果に大きく響いたかなと思います。

もちろん前半に結果として相手に自信を与えすぎてしまった部分で、その火を消すことはなかなか難しかったです。そこが勝敗の分かれ目だったかなと感じています。

 
PG

久保田義章

非常にタフな試合でした。

40分を通して自分たちのバスケットができなかったので、それが本当に全ての今日の敗因じゃないかなと思います。

敗因について詳しく教えてください。
ディフェンスの強度が低かったです。

のらせてはいけない選手にシュートを打たれたり、あとはローテーションやコミュニケーションミスもありました。全てにおいてディフェンスは今日も自分たちがやるべき本来の姿というのが一切できていなかったと思います。

自身のオフェンスはどう評価されますか?
攻めてる結果が得点に表れたこと、それは本当に成功だと思います。積極的に自分が攻めるというのは継続していこうと思います。

ファン・ブースターの皆さんへ。
この負けから学んで、何もなかったというので終わらせずに、この負けを通して自分たちが良くなると切り替えて、週末の三遠戦に向けて準備していきます。

引き続き応援のほどよろしくお願いします。

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