HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 11/15(土)A千葉戦

バイウィーク前のアウェー戦、昨季B2王者・アルティーリ千葉とのGame1は、26得点の活躍を見せたガードナーを中心にリードを保ちながら試合を進める。終盤にA千葉の怒涛の追い上げを受けながらも、現地のファン・ブースターの”大青援”を後押しにディフェンスの強度を上げ逆転を許さず、接戦を制して連勝数を「4」に伸ばした。

1Q
A千葉 24–27 三河
A千葉の高さに苦しむが、久保田、角野の連続3Pシュートでリードを奪い返す

スターティング5は、#7長野、#10レイマン、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

アウトサイドシュートの確率が上がらず、A千葉#33エヴァンスのインサイドアタックで連続得点を許し、4-0と先制される。

開始2分、#54ガードナーの力強いアタックでスコアを動かすと、#10レイマンも強烈なダンクを叩き込む。さらには#7長野と#13須田がタイトなディフェンスでA千葉のミスを誘い、徐々に流れを取り戻す。

#10レイマンがディープ3Pシュートを突き刺すと、A千葉のミスから#7長野が速攻を展開し#13須田の3Pシュートをお膳立て、7-10と前に出る。しかし、A千葉#33エヴァンスを中心としたオフェンスを止められず一挙10得点を稼がれ、再びA千葉を追いかける展開に。

途中交代の#11久保田が連続で3Pシュートを射抜き反撃の狼煙を上げると、#54ガードナーもバックコートからドリブルで突破して加勢。残り20秒にはデザインプレーから#18角野が3Pシュートを打ち抜き、24-27と再逆転に成功して1Qを終える。

2Q
A千葉 39–44 三河 (A千葉 15–17 三河)
集中したディフェンスで4分間、A千葉を無得点に抑える

スタートは、#1ケネディ、#11久保田、#18角野、#30ホワイト、#54ガードナー。

集中したディフェンスでA千葉を4分間無得点に抑える中、#11久保田が#54ガードナーとのピック&ロールからディフェンスを置き去りにすると、#18角野も鋭いドライブから得点を重ねる。

リバウンドでも優位に立ち、#19西田(優)のロングパスから#1ケネディの速攻が生まれ、24-35と一気にA千葉を突き放す。

オフィシャルタイムアウト明け、#21アシュリーの3Pシュートで反撃するA千葉に対して#27石井と#54ガードナーのコンビプレーで応戦。残り3分には#54ガードナーがゴール下の1on1を制してA千葉に流れを渡さない。

その後はA千葉に中外から得点を重ねられ、37-39とワンポゼッション差に詰め寄られるが、#54ガードナーの個人技で持ち堪える。インサイドを強調するA千葉に対しても、#7長野がボールへの執着心を見せ簡単には得点を与えない。

ラストオフェンスでは#7長野との2メンゲームから#30ホワイトがフリースローを獲得し、39-44と5点リードでハーフタイムを迎える。

3Q
A千葉57–66 三河 (A千葉 18–22 三河)
長野がオフェンスのギアを上げてA千葉を引き離す

スタートは、#7長野、#10レイマン、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

#7長野の狙い澄ましたパスから#54ガードナーが得点すると、開始3分には#19西田(優)がディフェンスを引き付け#13須田の3Pシュートを演出。さらには#13須田が足を使ったディフェンスでA千葉のオフェンスファウルを誘発しチームを盛り上げる。

流れが来たと見るや一気に畳み掛け、#7長野が再び鋭いパス、技ありドライブでオフェンスを牽引し40-53と二桁リードを築く。

A千葉のタイムアウト明けも、#54ガードナーが鮮やかな身のこなしから得点を伸ばすが、A千葉#3黒川、#16大崎に4本の3Pシュートを決められ、56-64と一桁差に押し返される。A千葉の追い上げムードの中、残り5秒に#32シェーファーがディフェンスをもろともしないアタックで加点し、57-66と9点リードで4Qに突入する。

4Q
A千葉 86–89 三河 (A千葉 29–23 三河)
A千葉の怒涛の反撃を受けるが、ディフェンスを引き締め直し勝利

スタートは、#10レイマン、#11久保田、#18角野、#30ホワイト、#32シェーファー。

A千葉#3黒川のドライブ、ターンオーバーからの失点を許し、61-66と徐々にA千葉に流れが傾きかける中、#11久保田がドライブで対抗。開始1分半には#32シェーファーのスクリーンを巧みに使った#11久保田の3Pシュートが成功し悪い流れを払拭する。その後は三河が決めればA千葉が決め返し、両者激しい点の取り合に。

しかし、要所でターンオーバーが重なり、残り2分にA千葉#33エヴァンスのフリースローで82-84と2点差に肉薄する。A千葉の猛追を受けながらも、残り1分に#54ガードナーがリバウンドでファイトして持ち堪える。

さらには現地に駆けつけたファン・ブースターの”大青援”を後押しに再度ディフェンスを引き締め、#10レイマンの気迫溢れるブロックショットが炸裂してA千葉に逆転を許さない。ファウルゲームを仕掛けるA千葉に対して、#1ケネディ、#54ガードナーが確実にフリースローを沈め試合終了、86-89で接戦をものにした。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

本日の対戦相手、A千葉さんは大変素晴らしいチームで、本当によくコーチングをされている強いチームだと認識しています。

その中で我々がシュートであったり、リバウンドの部分で苦戦した中でも、しっかりと勝つための方法を見つけ出すことができたと思います。

明日もゲームがあり、同じコートでまた試合ができるので明日勝てるようにやっていきたいと思います。

 
SG/SF

須田侑太郎

40分間通し、波に乗りたいところでA千葉さんがいいチームなので、なかなか離せず喰らいつかれ、最後のディフェンスで止め切ってなんとか抜け出したというような難しい試合でした。

このA千葉戦に限らず、最近はこういう難しい試合でもしっかりと勝ちを手繰り寄せることができていることは、すごくチームとしてはいいことだと思うので、こういう試合を勝ち切れて、またチームの成長につながったと感じています。

ギリギリの試合を勝ち切れている理由は何でしょうか?
試合を重ねるたびに、自分たちの最適解を出せるようになってきたと思います。広島戦で優大がしっかりと決めているところ、ガードナーをうまく使うこともそうですが、そこをしっかりとチームとして共通認識を持ち、試合をこなすことでより明確になってきていると思います。

ボールの預けどころや、大事な時や困った時に2人にボールを預けるということは、チームとして共通認識ができていて、結果もついてきているので、そういう意味でもすごくチームとして自信を持てている状況だと思います。

焦らなくなったり、バタバタしなくなったこと、収めるところにしっかり収められているので、しっかりと落ち着いて試合を運べるようになったと感じています。そこが成長している部分だと思います。

明日に向けての意気込みをお願いします。
A千葉さんもこのままじゃないと思いますし、開幕から取り組んできたことを、試合が始まってから出し切りたいと思います。チームでフィードバックして明日より良いバスケットボールを展開できるように、つないでやっていきたいと思います。

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