HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 11/12(水)広島戦

中1日というタフスケジュールで迎えたアウェー・広島ドラゴンフライズ戦。勝率で並ぶ両者の戦いは、広島の高さに苦しめられるも、攻守両面でチームバスケを貫き、エース・西田(優)が19得点でチームを牽引。熾烈な接戦を勝ち切り、3連勝を飾った。

1Q
広島 25–29 三河
序盤から激しい打ち合いに。長野が個人通算2,000得点を達成

スターティング5は、#7長野、#10レイマン、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

立ち上がりから全員でボールをシェアし、オープンになった#54ガードナーが3Pシュートで先制点を挙げる。開始1分半には#10レイマンのキックアウトから#7長野が3Pシュートを決めて個人通算2,000得点を達成する。

高さのアドバンテージを活かした広島に同点に追いつかれるも、すぐに#54ガードナーがユーロステップで切り込んで勝ち越すと、その後は激しい打ち合いに突入。インサイドを強調する広島に対して、#10レイマンのファストブレイクや#13須田、#19西田(優)のドライブとアップテンポなオフェンスで対抗する。

残り3分、約3週間戦列を離れていたPG#11久保田がコートイン。ゾーンディフェンスで広島の得点を止めると、#11久保田のアシストで#18角野がフローターを沈める。さらに残り1分半に#11久保田がドライブからジャンプシュートを決めて19-27と8点のリードを作る。しかしそこから広島に立て続けに3Pシュートを決められ、4点リードで最初の10分を終える。

2Q
広島 51–54 三河 (広島 26–25 三河)
追いかける展開が続くが、エース・西田(優)が攻守でチームを引っ張り、逆転に導く

スタートは、#1ケネディ、#11久保田、#18角野、#30ホワイト、#32シェーファー。

開始1分、広島#13エバンスのゴール下で2点差に迫られる。その後は三河の#30ホワイト、#18角野が3Pシュートでリードを広げれば、広島は#8スミス、#13エバンスが3Pシュートで追随と3Pシュートの応酬が続き、開始2分半にターンオーバーから広島#8スミスにワンマン速攻を決められて35-35の同点に追いつかれる。

タイムアウトで広島に傾いた流れを切るも、広島#13エバンスのバスケットカウントでリードを許す。開始3分に早々とチームファウルが4つに達する苦しい状況となる中、エース#19西田(優)が華麗なステップでディフェンスをかわして得点。続くオフェンスでも#30ホワイトのダンクをアシストしてチームを牽引する。

以降、僅差ながらも追いかける展開が続くが、#54ガードナーと#7長野のピック&ロールから#19西田(優)がコーナー3Pシュートを突き刺し、残り3分に#13須田と#54ガードナーの2メンゲームで同点に。

#19西田(優)がフィジカルなディフェンスで広島#8スミスを止めると、#54ガードナーがアタックで加点。さらに#54ガードナーは#19西田(優)のカットイン、#13須田の3Pシュートをお膳立てして逆転に成功する。広島#10上澤の3Pシュートで追いつかれるが、終了間際に#7長野が老練に3Pシュート時のファウルを誘発。このフリースローをすべて決めて3点リードで後半へ。

3Q
広島 64–69 三河 (広島 13–15 三河)
ガードナーのファウルトラブルも、ホワイトの連続3Pシュートで5点リード

スタートは、#7長野、#13須田、#19西田(優)、#30ホワイト、#54ガードナー。

後半も、流れるようなチームオフェンスから#30ホワイトがコーナー3Pシュートを射抜いて幸先良く先制する。#7長野のドライブで点差を7点に広げるが、広島も#10上澤 3Pシュート、#23コーバーンのアタックで譲らない。

開始4分、#54ガードナーがファウルトラブルに。すると広島はより一層インサイドを強調する。我慢の時間が続くが、#19西田(優)の合わせ、#10レイマンのファストブレイクでリードを奪い返すと、チームでオープンを作って#30ホワイトが立て続けに3Pシュートを決め切り、5点リードで最終Qに入る。

4Q
広島 84–88 三河 (広島 20–19 三河)
最後までチームバスケを貫き、熾烈な接戦を制す

スタートは、#10レイマン、#11久保田、#18角野、#30ホワイト、#32シェーファー。

#11久保田のアタックで先制するが、広島#13エバンスに3連続で計7得点を稼がれ、開始2分71-71の同点に戻される。

タイムアウトで広島の勢いを止めると、#19西田(優)がディフェンスの間を割る巧みなドライブでフリースローを獲得して盛り返す。しかし広島も#23コーバーン、#8スミスの得点で簡単には流れを渡さない。#54ガードナーの連続得点で食い下がり、79-78の1点差でオフィシャルタイムアウトに入る。

#19西田(優)と#54ガードナーの2メンゲームを起点にオフェンスを展開。#19西田(優)が冷静なドライブで連続得点をマークして試合をひっくり返すが、広島#8スミスの3Pシュートで再逆転される。

終盤まで緊迫した攻防が繰り広げられるが、連動したチームディフェンスで24秒バイオレーションを誘発すると、残り1分に#54ガードナーがポストアップからタフショットをねじ込んで試合を振り出しに戻す。

さらに#19西田(優)がカットインでフリースローを獲得。しかし交代遅延でベンチテクニカルを吹かれてしまう。勝負の分岐点、ブースターディフェンスで広島のフリースローを落とさせると、プレッシャーのかかる中で#11久保田がフリースローを確実に2本揃えて84-86と抜け出す。

広島のラストオフェンス、#1ケネディと#11久保田が広島#8スミスに激しくプレッシャーをかけてバックコートバイオレーションを誘発。残り1秒、#19西田(優)がダメ押しのレイアップを決め切り、84-88で終盤までもつれたクロスゲームを勝ち切った。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

このチームのこれまでのスタンダードっていう部分をしっかりと見れたと感じているのと、本当に今日の試合はすごく大きなゲームだったと感じています。

しっかりと勝つための部分、勝つための執念という部分に関して、最後にディフェンスでしっかり守り切ることが表現されていたのかなというふうにも感じています。

特に、最後の残り45秒のディフェンスは本当に素晴らしかったと思っておりますし、広島さんのようなタレントのいるチームに対して、本当に素晴らしい強さを最後に体現してくれたなというふうに感じております。

 
SG/SF

西田優大

前半こそはらしくない、殴り合いみたいな試合展開になってしまいましたが、後半は引き締めて、ガードナー選手がいない中でも全員でカバーして頑張ることができたと思います。

勝ち切れた要因はどこだと思いますか?
久保田選手のフリースローです。

後半、ちょっと点差が開いたタイミングでまた相手に走られてしまいましたけれども、そこから耐えて、今までだったら多分ズルズルとリバウンドも取られてという展開だったのが、今日は相手に大きい選手がいる中でもリバウンドを取りにいけました。そこが今日は一つ大きいのかなと思います。

ファン・ブースターへメッセージをお願いします。
広島まで足を運んで青援を送っていただいて、本当にありがとうございました。

ヨシ(久保田選手)が帰ってきたりもしていますけど、ゲーム状況とかスケジュール的にもタフな状況が続いていて、その中でちゃんと戦い続けているので、結果がついてきていると思っています。

それも皆さんの青援があるからですし、週末も連勝して刈谷に帰ってきたいと思います。足を運んでくれたら嬉しいですし、バスケットLIVEでも大声援を送っていただいて、良い形でバイウィークに入れるように頑張るので、またよろしくお願いします。

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