
アイシン Presents シーホース三河ホームゲーム
バイウィーク前最後のホームゲーム。昨日100点ゲームで快勝した仙台89ERSとのGame2は、終盤までタフな展開が続いたが、ディフェンスやリバウンドで粘り、ホームで連勝を飾った。
三河 20–17 仙台
順調な立ち上がりも、シュートタッチに苦しみ3点差まで追い上げられる
スターティング5は、#7長野、#10レイマン、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
#54ガードナーがゴール下を決めて先制点を挙げる。立ち上がりから強度の高いディフェンスで仙台にスムーズにオフェンスをさせず、#19西田(優)、#10レイマンの連続3Pシュートで得点を重ねると、#7長野がオフェンスのテンポを上げ、#10レイマンがリバウンドを押し込んで11-3と主導権を握る。
仙台は開始3分に早くもタイムアウトを取ると、#21トゥーレのファストブレイク、#15渡辺のドライブで盛り返す。
その後はアウトサイドシュートを決め切ることができず、得点が止まる。#30ホワイト、#7長野のフリースローでつなぐも、残り3分に仙台#75井上のフリースローで14-12と2点差に肉薄される。さらに残り2分に仙台にオフェンスリバウンドを決められて15-15と同点とされるが、#18角野の3Pシュートで勝ち越し。#10レイマンのボーナススローで突き放すも、仙台にフリースローで2点を返され、3点リードで1Qを終える。


三河 39–35 仙台 (三河 19–18 仙台)
序盤は追いかける展開が続くが、仕事人・石井が攻守で流れを引き寄せる
スタートは、#1ケネディ、#18角野、#19西田(優)、#30ホワイト、#54ガードナー。
2Qに入ってもオフェンスが重く、仙台#21トゥーレのアタック、さらにターンオーバーから失点して20-21と逆転を許す。
#54ガードナーの3Pシュートで同点に追いつくも、すぐに仙台#45ブースに3Pシュートで返上されて、追いかける展開が続く。
この重い雰囲気を#27石井が打ち破る。身体を張ったディフェンスで仙台#9 エル ダーウィッチからオフェンスファウルを誘発。チームに喝を入れると、続くオフェンスで3Pシュートを射抜いて31-30とリードを奪い返す。
オフィシャルタイムアウト明けも三河の流れは続く。機動力を活かしたディフェンスでボールを奪い、#10レイマンが3Pシュートを沈めてアリーナを沸かせる。仙台はすかさずタイムアウトを取るが、#27石井を中心にアグレッシブなボックスワンディフェンスで仙台のオフェンスを停滞させ、#54ガードナーが自らのシュートリバウンドを押し込んで、リードを2ポゼッションに広げる。
残り2分、仙台#8カルバーの3Pシュートで1点に肉薄されるが、#7長野がドライブでフリースローをもぎ取り、#30ホワイトの狙いすましたパスカットから#10レイマンがボーナススローを得て得点を積み上げ、わずかにリードを広げてハーフタイムに入る。


三河 57–50 仙台 (三河 18–15 仙台)
ゾーンディフェンスで流れを作り、レイマン、ホワイトの得点で一時は二桁点差に
スタートは、#7長野、#10レイマン、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
仙台#8カルバーに先制されるも、#19西田(優)が個人ファウル3つの仙台#9 エル ダーウィッチ相手に1on1を仕掛けてレイアップを決め切る。さらに#10レイマンがファストブレイクでフリースローを獲得。さらにチーム全員で球際で粘ってボールをつなぎ、最後は#10レイマンがリバウンドで加点する。
開始3分半には、#54ガードナーと#10レイマンで崩して47-37と二桁点差を作る。
仙台は#75井上の3Pシュートなどで巻き返すが、#7長野のキックアウトから#10レイマンがアタックしてボースハンドダンクを叩き込む。仙台は#8カルバー、#45ブースを中心に粘るが、#7長野のドライブ、#30ホワイトの3Pシュートでリードを二桁に戻す。終了間際に#9 エル ダーウィッチ に3Pシュートを決められ、7点リードで最終Qへ突入した。


三河 80–74 仙台 (三河 23–24 仙台)
西田(優)、ガードナーを中心に落ち着いて試合を運び、苦しいゲームを勝ち切る
スタートは、#1ケネディ、#16西田(公)、#18角野、#30ホワイト、#54ガードナー。
仙台のハードなディフェンスにターンオーバーから立て続けに失点して、60-57とワンポゼッション差に追い上げられる重苦しい立ち上がり。
タイムアウトで悪い流れを断ち切り、#54ガードナーがポストアップからバスケットカウントをもぎ取って立て直す。仙台も#14杉浦の3Pシュートで食らいつくが、#19西田(優)が果敢なアタックからフリースローで加点して流れを渡さない。さらに高さのミスマッチを活かした#1ケネディのゴール下を決め、リードを7点に広げてオフィシャルタイムアウトへ入る。
仙台#15渡辺に3Pシュートを決められるが、すぐに#54ガードナーが3Pシュートで返上。残り2分半に仙台#45ブースの3Pシュートで4点差に詰め寄られるも、勝負のかかった局面でエース#19西田(優)がフリースロー、ディープ3Pシュートを決め切って、75-68と仙台を突き放す。
残り1分、確実に次のオフェンスをものにするためにタイムアウトを請求。#19西田(優)がディフェンスを引きつけ、コーナーの#1ケネディを経由し、#54ガードナーがゴール下を沈めてリードを9点に広げる。
さらに#19西田(優)がゴール下で身体を張って仙台#8カルバーのトラベリングを誘発。残り37秒に#7長野からのアリウープパスで#10レイマンがフリースローを得て、再びリードを二桁に。最後まで仙台に3Pシュートで粘られるも、80-74で連勝を飾った。


試合後コメント
ライアン・リッチマン
4Qは自分たちのベストではないと感じたものの、試合全体を通じてディフェンスが良かったと感じています。オフェンスだけでは試合に勝つことはなかなかできないので、ディフェンスの影響がものすごく大きかったと感じています。
また、試合の中でより良いシュート機会を探していくことはすごく大事で、オープンシュートをいくつか外してはしまいましたが、その機会をしっかりと作れたのは良かったと思います。
昨日とは違った勝ち方ではありましたが、そのような中しっかりと勝ちきれたのはすごく良かったです。
ジェイク・レイマン
ベストなパフォーマンスではなかったと思いますが、一番大事なディフェンスの部分からしっかりと勝ちに結びつけることができたと思います。
チーム最多得点ですが、個人のプレーについての振り返りをお願いします。
もらったプレータイムすべてに対してハードにプレーはしましたが、決して自分のベストなパフォーマンスではなかったです。特にいつもは決めることができているフリースローを今日はいくつか落としてしまいました。オフェンスでは自分のいつものプレーができませんでしたが、ディフェンスはしっかりとできたと思います。
アウェー3連戦への意気込みをお願いします。
チームとしては今良い状態にあると思います。先週末のアウェーで勝利を重ねることができている状態なので、しっかりとディフェンス第一のマインドセットを持って臨みたいと思います。オフェンスでも、自分たちは今リーグの中でトップの1チームだと思いますので、ディフェンスからしっかりとやっていきたいと思います。
ダン・タシュニー
本当に良いゲームだったと思います。最後は経験の差が勝敗を分けたと思います。三河さんは勝負どころでビッグプレーが出てきましたし、自分たちはそこが足りなかったと感じます。自分たちはまだまだ勝つための術というものを学んでいる最中ですので、そこが勝敗を分けたと思います。
選手たちがハードにプレーし続けた姿には感銘を受けましたし、感謝もしています。自分はこの試合で間違いなくチームが一歩前に進んだ、ひとつステップを踏めたということを確信しました。そういった試合だったと思います。
三河さんはハイクオリティで経験もある選手がいる、そういったところの差が最終的に勝敗を分けてしまったと思いますが、本当に大きなステップを踏めた試合だったと感じています。
フォトギャラリー
アイシンPresents シーホース三河ホームゲームのテーマは「ファミリーDAY」。
アイシンPRブースには歴代のユニフォームがずらりと展示され、選手たちは天皇杯4連覇を達成した2004-2005シーズンをベースにした「復刻ユニフォーム」を着用して試合を戦った。
また、石井パパとガードナーママと一緒に撮影できる「ファミリーDAY」記念フォトブースや「えんにちブース」も登場。「肉だらけ」をテーマにしたグルメフェスも行われるなど、家族で楽しめるイベント目白押しで、月曜ナイターを盛り上げた。


































































































