
アイシン Presents シーホース三河ホームゲーム
昨シーズンまでシーホース三河のACを務めていたタシュニーHC率いる仙台89ERSとの初顔合わせ。B1通算11000得点の偉業を達成した大黒柱のガードナーを中心に、終始三河ペースで試合を進め、今季初の100点ゲームで快勝した。
三河 23–18 仙台
B1通算11000得点の偉業を達成したガードナーが9得点と牽引
スターティング5は、#7長野、#10レイマン、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
仙台に0-5と先行されるが、開始2分に#54ガードナーがパワーで押し込んでB1通算11000得点の偉業を達成する。さらに#7長野の3Pシュートで追いつくと、その後は仙台が突き放しては三河が追いかける展開が続く。
開始4分半に#7長野のスティールから#19西田(優)が3Pシュートを決めて逆転に成功。すぐに仙台に再逆転されるが、#54ガードナーのバスケットカウントで主導権を奪い返すと、ゾーンディフェンスで相手のターンオーバーを誘い、ファストブレイクから#13須田が3Pシュートを射抜いて17-12とリードを広げる。
仙台のゾーンディフェンスを#54ガードナーがこじ開けて7点のリードを得るも、仙台#8カルバーの連続得点で20-18と2点差に迫られる。
タイムアウトで仙台の勢いを止めると、#10レイマンがアタックで加点。#30ホワイトがボーナススローで得点を重ね、5点リードで1Qを終えた。


三河 47–41 仙台 (三河 24–23 仙台)
角野が中外バランス良く得点し、6点リードで後半へ
スタートは、#1ケネディ、#18角野、#19西田(優)、#30ホワイト、#54ガードナー。
立ち上がり、#30ホワイトがチームにリズムをもたらす。3Pシュートで先制点を挙げると、ゴール下への鋭いパスで#1ケネディのバスケットカウントをお膳立て。さらに開始2分にオフェンスリバウンドを沈めて31-21と二桁リードを作る。
さらに固いゾーンディフェンスからファストブレイクを繰り出して#1ケネディが得点。早々と仙台にタイムアウトを取らせる。
仙台は#45ブースの3Pシュートで反撃に出るが、#54ガードナーが力強いボールプッシュで得点。さらに#7長野の鋭いパスに#18角野が絶妙なカットインで合わせてレイアップを沈めると、その直後にも#18角野がドライブで切り込んで再びリードを二桁に拡大する。
仙台に3Pシュートで反撃されるも、#18角野の3Pシュート、#18角野のアシストで#54ガードナーがゴール下を決めて突き放す。
終盤、仙台#8カルバーの連続得点で追い上げられ、6点リードでハーフタイムに入った。


三河 78–58 仙台 (三河 31–17 仙台)
ガードナー13点、角野9得点など31得点のビッグクォーターで突き放す
スタートは、#7長野、#10レイマン、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
#13須田がチームオフェンスから3Pシュートを決め切って先制すると、続くオフェンスでは#19西田(優)のゴール下をアシスト。ディフェンスでも仙台のオフェンスファウルを誘発してチームに勢いを与える。
仙台は#8カルバー、#45ブースの得点などで食い下がるが、#54ガードナーが連続で10得点を稼いで二桁リードをキープ。#18角野がドライブ、3Pシュートの連続得点でリードを16点に広げる。
その後も#32シェーファーの合わせ、#18角野のピック&ロールなどでじわじわと仙台を突き放し、終了間際に#7長野がミドルシュートを決め、78-58とリードを20点台に乗せて最終Qを迎えた。


三河 101–72 仙台 (三河 23–14 仙台)
ケネディ、石井がシュート力を発揮、今季初の100点ゲームで快勝
スタートは、#7長野、#18角野、#30ホワイト、#32シェーファー、#54ガードナー。
粘り強いディフェンスで約2分間仙台の得点を止め、#18角野、#10レイマンのアタックで点差を広げていく。
仙台#11荒谷に立て続けに3Pシュートを決められるが、#10レイマンがアグレッシブにリングにアタックし続け、20点差のままオフィシャルタイムアウトに入る。
オフィシャルタムアウト明け、#1ケネディがフリースロー、ゴール下の連続得点をマーク。集中したゾーンディフェンスで仙台に反撃の糸口を与えず、#19西田(優)のアタック、#1ケネディの3Pシュートと最後まで攻め手を緩めず、残り1分から#27石井が連続で3Pシュートを射抜いて、今季初の100点ゲームで快勝した。


試合後コメント
ライアン・リッチマン
特に後半のディフェンス、そしてリバウンドが本当に素晴らしかったと思います。
もちろん仙台さんはものすごくコーチングされているチームで、そのような素晴らしいチームに対して、しっかりと遂行できたことが、非常に良かったと感じています。
ディフェンスが今日の我々の結果を導いてくれたと思います。
また、ゾーンの部分もとても良かったと感じています。
角野 亮伍
勝利した試合はすべて嬉しいです。
本当にやっていること、セットプレーは全部同じで、セットプレーをこなすだけでは絶対に読まれてしまうなかで、どう裏をかくかなど選手の自主性が問われる部分を、試合のなかで試すことができる良い機会になったと思います。
得点が伸びた要因は何でしょうか?
今回、歴史的な記録を残した#54 ダバンテ・ガードナー選手が、今シーズン身体も動けていますし、外のシュートもペイント内のスコアも全部できる状況なので、相手にとっては彼から離れられない状況だと思います。それが味方全員をノーマークにしてズレが生まれるなど、本当に彼の存在感というのが今日得点が伸びた一つの要因になっているのかなと思います。
明日に向けた意気込みをお願いします。
今日は15時、明日は19時 TIP OFFという変則的なスケジュールではありますが、やることは変わらないので、しっかりディフェンスして走って、三河らしいバスケットを明日もできればなと思います。
ダン・タシュニー
本日の自分たちの集中力、頑張り具合が足りなかったと思います。
三河さんはオフェンスがリーグ屈指のチームですし、それぞれの選手が武器を持っている素晴らしいチームに対して、本日のようなディフェンスでは足りないということは感じています。
明日しっかり今日の映像を振り返り、アジャストを入れて、もう一度挑みたいと思います。
フォトギャラリー
アイシンPresents シーホース三河ホームゲームのテーマは「ファミリーDAY」。ウィングアリーナ刈谷の前では、愛知トヨタ「CROWN EXHIBITION」を開催。リッチマンHCも愛用するCROWNが4モデル勢揃いした光景は圧巻で、雨の中にもかかわらず多くのファン・ブースターが間近で見たり、試乗したりして、CROWNを体感していた。
また今節は選手が、アイシン創立60周年を記念して、天皇杯4連覇を達成した2004-2005シーズンをベースにした「復刻ユニフォーム」を着用して試合に臨んだ。


































































































