HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 11/2(日)佐賀戦

佐賀バルーナーズとのGame2はGame1と打って変わり、前半はアウトサイドシュートの確率に苦しみ最大19点を追いかける展開に。後半からディフェンスのギアを上げると、3Pシュートを中心に佐賀に追いつき見事逆転、アウェー2戦を白星で飾り5連勝を達成した。

1Q
佐賀 27–18 三河
アウトサイドシュートの確率に苦しみ佐賀に先手を取られる

スターティング5は、#7長野、#10レイマン、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

#7長野がスピード感溢れるドライブで先制すると、直後に#10レイマンがスティールから加点して、Game1同様に幸先の良い入りを見せる。

開始1分半には#19西田(優)も#54ガードナーとのピックアンドロールから得点するが、佐賀#14金丸、#55ハレルソンに連続で3Pシュートを許し、12-6とリードを奪われる。

#18角野が積極的に3Pシュートを狙いファウルを獲得し、すべてのフリースローを決め切り着実に点差を縮めていくと、三河のタイムアウト明けには、#7長野、#18角野のパスワークから#32シェーファーがバスケットカウントをもぎ取る。

しかし、その後はシュートを決め切れず得点が伸び悩む。佐賀#23ダジンスキー、#25角田の3連続3Pシュートで二桁リードを築かれる中、ラストプレーで#18角野がドライブでやり返し、27-18と一桁差に押し返して1Qを終える。

2Q
佐賀 44–34 三河 (佐賀 17–16 三河)
一時は19点差までリードを拡大されるが、ケネディ、西田(優)の連続得点で持ち堪える

スタートは、#16西田(公)、#18角野、#30ホワイト、#32シェーファー、#54ガードナー。

オフェンスが噛み合わずスコアが停滞する時間が続き、徐々に点差を広げられる苦しい展開に。開始4分、#1ケネディがミスマッチを制してスコアを動かすが、佐賀#55ハレルソンに3Pシュートを決められ、39-20と19点差までリードを拡大される。

オフィシャルタイムアウト明け、#19西田(優)のキックアウトから#1ケネディがこの試合初の3Pシュートを射抜くと、#19西田(優)、#54ガードナーのホットラインで加点してオフェンスのリズムを取り戻す。

#25角田の3Pシュートで対抗する佐賀に対しても、#1ケネディがすかさず3Pシュートを返上。#7長野も体を張ったディフェンスで佐賀からオフェンスファウルを誘い出し、主導権を譲らない。

終盤にはエース・#19西田(優)が個人技で打開して3連続得点に成功、一挙6得点を稼ぎ44-34と10点差まで詰め寄り良い流れでハーフタイムを迎える。

3Q
佐賀 62–57 三河 (佐賀 18–23 三河)
須田が3本の3Pシュートを成功させ一時は佐賀を捉える

スタートは、#7長野、#10レイマン、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

#19西田(優)が華麗なステップバックから3Pシュートを射抜き反撃の狼煙を上げる。インサイドを強調する佐賀に対して、#13須田がトランジションオフェンスから3Pシュートで応戦。

開始3分には#7長野がドライブでディフェンスを引き付け#13須田の3Pシュートを演出、追い上げムードを加速させる。

佐賀#13阿部のカットインを許すが、#19西田(優)、#54ガードナーのコンビプレーで渡り合うと、#7長野のスティールからアーリーオフェンスを展開、#10レイマンが3Pシュートを沈め50-50と試合を振り出しに戻す。

佐賀のタイムアウト明けは、佐賀#13阿部が3Pシュートを決めれば、#13須田が3Pシュートを決め返し、両者激しい打ち合いに。しかし、要所で佐賀の得点を止められずあと一歩が届かない。#10レイマン、#30ホワイトのフリーフローで踏み止まり、62-57と5点を追いかけ4Qに突入する。

4Q
佐賀 72–81 三河 (佐賀 10–24 三河)
ディフェンスの強度を上げ逆転に成功

スタートは、#1ケネディ、#16西田(公)、#18角野、#30ホワイト、#54ガードナー。

#18角野がスクリーンプレーから3Pシュートを決めると、開始1分には佐賀のミスから速攻に転じた#30ホワイトが強烈なダンクを叩き込み、再び佐賀を捉える。

オフェンスの勢いは衰えず、#54ガードナーがリバウンドを取ったと見るや#1ケネディが真っ先にゴールへ走りアンスポーツマンライクファウルを獲得、さらには#7長野もディフェンスの隙を見逃さずリングへアタックして、62-66とついに前に出る。

オフィシャルタイムアウト明けにはディフェンスの強度を上げ、佐賀から24秒バイオレーションを奪うと、残り4分には#10レイマンから放たれたボールが鮮やかな放物線を描きながらリングに吸い込まれ3Pシュートが成功、65-73と佐賀を突き放す。

タイムアウトで修正を図る佐賀に対しても、集中したディフェンスを継続してイージーバスケットを許さず、#7長野が確実にゲームを締めくくり最終スコア72-81でアウェー2連勝を飾った。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

本日のゲームは少し違った勝ち方だったと思います。もちろん最初のところで相手の素晴らしいプレッシャーに対して、自分たちのターンオーバーが多くなってしまいました。そこは佐賀さんの素晴らしいところだったと思いますが、我々はターンオーバーが多いチームではない中で、相手のプレッシャーに対して自分たちで自滅してしまったという部分が大きかったと感じています。

また、相手のシュートも前半ものすごく当たっていたところがすごく大きかったと感じています。ただ、前半のハーフタイムの前に10点差まではしっかりと縮めていこうという話をして、ハーフタイムまでに達成できたのは良かったと思います。

そして後半の部分は、しっかりと選手たちが自分たちのやるべきことに集中して、チーム全体が一体感を持ってつながっていった、そんな素晴らしい勝利だったと思います。

 
SG/SF

須田侑太郎

今日の試合の感想をお願いします。
非常にタフな試合で、前半はなかなか試合運びができない中でもしっかり自分たちのやるべきこと、最低限やるべきことをしっかり出ている5人が体現し続けた結果が、最後に強い試合ができたんじゃないかなと思います。

個人のプレーについてはいかがでしたか?

個人の話をすると、よくチームメイトが、レイマン選手もそうだし、長野選手もよく自分のことを見てくれて、本当に欲しいタイミングでしっかりドンピシャでパスを供給してくれたことが、すごく思い切りのいいシュートにつながったと思います。

試合によってはシュートのアテンプトが少なかったり、難しい状況だったりしますが、リバウンドやハードに戦うとか、そういうところはチームとしてやるべきことなので、それはもうどんな状況でもやり続ける、それが自分のためでもあるし、チームのためでもあると思います。もっと言えばシーホース三河が強い組織になっていくために絶対的に必要なところだと思います。

そういうところを日々取り組んでいるので、結果的に今日はしっかりとシュートが気持ちよく打てたこと、チームメートがそれを共有してくれて本当に感謝しています。誰が出ても点数を取れるチームではあるので、打てる隙というか、そういうところはしっかりと見失わずに、打ち切れるように今後もいい準備をしていきたいと思います。

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