
豊田信用金庫 Presents シーホース三河ホームゲーム
今季初の連勝を狙ったファイティングイーグルス名古屋との“愛知ダービー” Game2。1Qでリードを奪うと、その後は固いゾーンディフェンスから速いオフェンスを展開してリードを保つ。ホワイトの18得点12リバウンド2アシストを筆頭に5人が二桁得点をマークし、16点差で快勝した。
三河 21–15 FE名古屋
西田(優) 12得点で牽引。セカンドユニットがディフェンスから流れを作る
スターティング5は、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
#54ガードナーのアシストで#19西田(優)がゴール下を決めて先制するも、すぐにFE名古屋に返上され、序盤はリードされる展開が続く。
開始4分、#10レイマンがステップインからゴール下の#19西田(優)に合わせて追い上げると、#11久保田が力強いボールプッシュでオフェンスのテンポを上げ、続く攻撃でも#19西田(優)のフリースローをアシストして10-10の同点に追いつく。
さらに#32シェーファーを中央に配置する2-3ゾーンディフェンスで相手のミスを誘い、そこからファストブレイクを繰り出して12-10と逆転に成功する。
その後は一進一退の展開に。#19西田(優)がバックダウンで押し込んでジャンプシュートを決めれば、FE名古屋は#10杉本のバスケットカウントで応戦。#10レイマンが3Pシュートを射抜けば、FE名古屋#20ロペスがアウトサイドシュートで返上とワンポゼッション差で試合が推移する。
残り2分、#10レイマンとの息のあったコンビプレーで#32シェーファーがレイアップを沈めて19-15と突き放すと、その1分後には#32シェーファーがルーズボールを奪い取って#30ホワイトのダンクをお膳立て。21-15の6点リードで1Qを終える。


三河 44–33 FE名古屋 (三河 23–18 FE名古屋)
ゾーンディフェンスで相手の攻撃を停滞させ、一時は18点のリード
スタートは、#1ケネディ、#7長野、#18角野、#30ホワイト、#54ガードナー。
立ち上がり、#7長野の3Pシュート、#30ホワイトがワンマン速攻でフリースローを獲得してリードを二桁に広げる。ゾーンディフェンスを継続してFE名古屋の攻撃を停滞させ、#7長野のドライブ、#1ケネディのカットインで30-15とダブルスコアを作る。
FE名古屋はたまらずタイムアウトを取るも、集中したゾーンディフェンスで相手のミスを誘発し、#1ケネディのアタック、フリースロー、#54ガードナーのワンマン速攻で35-17の18点のリードを作り出す。
FE名古屋#54オマラのダンク、#10杉本の“4点プレー“などで10点差に追い上げられるが、#11久保田が鋭いボールプッシュで相手のアンスポーツマンライクファウルを誘って踏みとどまる。しかしターンオーバーから立て続けに失点して37-29と点差を一桁に押し戻される。 タイムアウトでリズムを変えると、素早いパス回しでずれを作り、#54ガードナーがアタックで点差を二桁に。
粘るFE名古屋#10杉本のミドルシュート、#54オマラのフリースローで盛り返されるが、#19西田(優)のキックアウトから#11久保田が3Pシュートを突き刺して9点差に。さらにボーナススローで加点し、44-33の11点リードでハーフタイムを迎えた。


三河 63–57 FE名古屋 (三河 19–24 FE名古屋)
一桁二桁を行き来する攻防が続き、6点リードで最終Qへ
スタートは、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
#19西田(優)が果敢なアタックからフリースローで先制。#11久保田の3Pシュートでリードを16点に広げる。FE名古屋#23保岡、#3並里の連続得点で7点差に詰められるも、#11久保田の3Pシュートで流れを渡さない。
以降は、FE名古屋が一桁点差に戻せば、#30ホワイトのアタック、ファストブレイクの連続得点で二桁リードに突き放しと、一桁二桁を行き来する熾烈な主導権争いが続く。
FE名古屋のタイムアウト後、#22ジョーンズの3Pシュートなどで得点を重ねられ、残り1分半に5点差に迫られるが、三河タイムアウトで修正を図ると、#7長野のアシストで#10レイマンの3Pシュートが火を吹く。
残り30秒にFE名古屋にオフェンスリバウンドで加点され、6点リードで最終Qへ。


三河 89–73 FE名古屋 (三河 26–16 FE名古屋)
5選手が二桁得点をマーク、今季初の連勝を飾った
スタートは、#7長野、#18角野、#30ホワイト、#32シェーファー、#54ガードナー。
FE名古屋は#12平松の連続得点で喰らいつくが、#18角野がカットインで加点、#30ホワイトが狙いすましたスティールからそのままプッシュしてリードを渡さない。
開始2分半に、FE名古屋#12平松の3Pシュートで3点差に肉薄されるが、Game1で6本の3Pシュートを決めた好調#54ガードナーが立て続けに3Pシュートを決めて、リードを9点に広げる。
FE名古屋はタイムアウトを取るが、#54ガードナーの鋭いパスから#1ケネディがゴール下を決めて77-66と再び点差を二桁に拡大する。
FE名古屋は#54オマラのインサイドで活路を見出そうとするが、#54ガードナーのアタックからの連続得点で得点を積み上げ、残り2分で15点差に。
残り1分には、#54ガードナーのバックダウンに合わせて勢いよくカットインした#30ホワイトがダメ押しのダンクを叩き込んで会場を沸かせる。さらに#30ホワイトのオフェンスリバウンド、ゴール下の連続得点で89-73と突き放し、今季初の連勝を飾った。


試合後コメント
ライアン・リッチマン
特に今日はディフェンスの部分が本当に素晴らしかったと思っています。そこが我々の今日の結果というものを導いてくれたと思っています。
オフェンスの状況が少し厳しい時に、ディフェンスの部分も少しタフな状況になってしまった部分もありましたが、最終的には24アシスト、そしてターンオーバーが10という我々の望むような形に近づいたのがすごく良かったと思っています。
またホワイト選手や、ケネディ選手は新しく入ってきた選手ですが、少し時間をかけながらようやく馴染んできた部分も少し見れた点はよかったと感じています。もちろんこの2試合両方とも勝てたことは素晴らしい結果ですので、引き続き前に進んで行こうと思っています。
アーロン・ホワイト
今日の試合の振り返りをお願いします。
良いディフェンスと良いペースでバスケットボールを展開できました。シュートもよく入り、3Pシュートとインサイドで攻めることができました。自分たちが練習で積み重ねてきたことが少しずつコート上でしっかりと出てきて、今日の勝利につながったと思っています。すごく嬉しく思います。
自身のプレーについていかがでしたか?
正直にこの結果を嬉しく思います。やっと良いプレーができたなと感じています。自分自身は試合に対するアプローチを変えずに、一貫性を持ってここまでやってきました。自分を信じること、そして自分たちは良いチームなので必ずそういう日が来るというふうに、チームを信じてやってきました。
そして本当に自分自身だけじゃなくて、チーム全体が非常に良い試合展開をできたこと、また必ずこれがチームにとっての積み重ねになったというふうに感じるので、嬉しく思います。
バイウィークまでの試合についての意気込みをお願いします。
チームとして勢いをつけていくということに関して、このような試合が終わった後にたくさんの試合ができることはチームにとって良いことかなと思っています。
自分たちはやり続けること、またすぐ来る試合でもしっかりとこの勢いを使って次の試合に臨むというふうに、積み重ねて成長し続けたいと思います。非常に楽しみにしています。
ルーベン・ボイキン
自分たちのオフェンスのリズムが掴み切れなかった試合だったと思います。もちろんディフェンスのところで努力できるところはできましたが、そこから一番波に乗れそうなときに三河さんがゾーンをしてきたり、スローダウンさせられてしまったりと、やっと乗れたかなと思ったときにタイムリーな3Pシュートを決められてしまいました。
もちろんレイマン選手やガードナー選手、久保田選手も3Pシュートをしっかりと決めてきたので、やはり簡単に勝てる相手ではないというところを再認識させられましたが、オフェンスでも自分たちのやるべきこと、アタックするべきところをどうしたらいいのかというところがわかっていながらも、遂行しきれなかったという試合だったと思います。
最近負けている試合にありがちなパターンをもう一度繰り返してしまった試合だったと思うので、しっかり切り替えて次の試合に向けて修正したいと思います。
フォトギャラリー
豊田信用金庫 Presents シーホース三河ホームゲームのテーマは「ブースターDAY」。
来場者全員に「豊田信用金庫xシーホース三河」オリジナルハリセンを、ツーリズムとよた 豊田市観光PRブースでは先着250名にオリジナルコラボクッキーをプレゼント。
会場には香嵐渓フォトスポットやスカイホール豊田恒例の「ふわふわトランポリン」も登場。たくさんのファン・ブースターがトランポリンで遊んだり、シーホースくん、タツヲのパネルと共に香嵐渓をバックに写真を撮ったりと、試合前のひと時を楽しんでいた。
今節のアリーナグルメは「ワールドグルメフェス」がテーマ。地元・香嵐渓のもみじ堂の五平餅、中華、カレー、ピザ、パスタなど、来場者はアリーナにいながら世界各地のおいしいものを満喫していた。


































































































