HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 10/19(日)宇都宮戦

BOATRACEとこなめ Presents シーホース三河ホームゲーム

前日悔しい逆転負けを喫した宇都宮ブレックスとのGame2。2Q立ち上がりに一気に流れを失い、一時は20点のビハインドを背負う。しかし後半、全員がアグレッシブに攻める姿勢を見せ、3点差まで盛り返したが、あと一歩及ばなかった。

1Q
三河 18–19 宇都宮
立ち上がりから熾烈なシーソーゲームに突入

スターティング5は、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

#10レイマンがドライブでフリースローを獲得して先制する。セカンドチャンスから宇都宮に得点されるが、#54ガードナーの3Pシュートで対抗。宇都宮#25ニュービルのアタックで4-4の同点にされるも、#10レイマンのドライブで加点。さらに#10レイマンのパスから#13須田が3Pシュートを射抜く。

立て続けに宇都宮#6比江島に3Pシュートを決められて9-10と逆転を許すが、#11久保田が強気のアタックでバスケットカウントをもぎ取ってリードを奪い返す。しかし宇都宮も#10竹内の3Pシュートで譲らず、序盤から熾烈なシーソーゲームが繰り広げられる。

残り4分にファストブレイクから#9遠藤の3Pシュートでリードを5点に広げられたところでタイムアウトを取ると、#19西田(優)のドライブで反撃開始。#18角野の3Pシュートで追いつき、さらに#18角野が鋭いドライブでフリースローを獲得して18-17と逆転に成功する。

残り1分に宇都宮#42フォトゥのターンアラウンドで18-19と逆転されると、その後は両チームともに激しいディフェンスの応酬でスコア動かず、1点差のまま2Qへ入った。

2Q
三河 31–47 宇都宮 (三河 13–28 宇都宮)
宇都宮に一気に抜け出されて20点のビハインドも、追い上げムードを作って後半へつなぐ

スタートは、#1ケネディ、#7長野、#10レイマン、#18角野、#30ホワイト。

#7長野がフィジカルなディフェンスで#6比江島からオフェンスファウルを誘発。すると宇都宮も#7長野からオフェンスファウルを取り返し、互いのプライドがぶつかり合う立ち上がりに。

宇都宮#32ハーパーの3Pシュートで先手を取られると、ターンオーバーから失点して18-24とリードを広げられる。さらに開始1分半、宇都宮#32ハーパーのゴール下の合わせで8点差に。宇都宮に一気に流れを持って行かれてしまう。タイムアウトで悪い流れを切ろうとするも、宇都宮#9遠藤、#33エドワーズに畳み掛けられ、18-31と二桁ビハインドを背負う。

開始3分半にようやく#19西田(優)のフリースローでこのQ初得点を挙げるも、すぐに宇都宮#25ニュービルに3Pシュートで返上されて流れを変えられない。

#19西田(優)が1on1や3Pシュートで積極的に攻めるも決め切ることができず、宇都宮#33エドワーズに連続得点を与えて、21-39と18点のビハインドでオフィシャルタイムアウトに入る。

残り3分、宇都宮#10竹内のゴール下で点差を20点に広げられる。それでも顔を下げるとことなく、#19西田(優)、#11久保田のフリースローでつなぐと、#16西田(公)が宇都宮#9遠藤を振り切ってリングに向かい、嫌な空気を払拭する。ゾーンディフェンスで宇都宮の得点ペースを落とすと、#10レイマンがドライブからフリースローをもぎ取り、じわじわと点差を詰めていく。

さらに残り34秒、#13須田が3Pシュートを決めて追い上げムードを加速させるも、宇都宮#42フォトゥに3Pシュートを決め返され、16点ビハインドで前半を終えた。

3Q
三河 62–70 宇都宮 (三河 31–23 宇都宮)
果敢なペイントアタックから31得点を挙げ、8点差まで詰め寄る

スタートは、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

#19西田(優)がスピードでディフェンスの間を抜き去り反撃の狼煙を上げる。さらに#19西田(優)と#54ガードナーの2メンゲームで打開。#11久保田のキックアウトから#19西田(優)のコーナー3Pシュートを沈めて12点差まで詰め寄るが、宇都宮に高確率な3Pシュートで突き放される。

我慢の時間が続く中、#19西田(優)がニュービルとの1on1を制して加点すると、宇都宮のオールコートプレスをかいくぐって#10レイマンがアタック。宇都宮も3Pシュートで踏みとどまるが、#10レイマン、#11久保田の連続の3Pシュートで48-58の10点差に追い上げる。 残り4分半、#54ガードナーのフリースローで8点差に。しかしセカンドチャンスから宇都宮#9遠藤に3Pシュートを決められて、それ以上点差が縮まらない。

その後も#19西田(優)とのコンビプレーで#54ガードナーがバスケットカウント、#1ケネディがゴール下の合わせで得点して8点差までは迫るものの、その度に宇都宮に二桁に戻されてしまう。残り23秒、#19西田(優)がターンとステップでインサイドをこじ開け、62-70の8点ビハインドで最終Qに突入した。

4Q
三河 92–98 宇都宮 (三河 30–28 宇都宮)
レイマン、西田(優)を中心に3点差まで迫るが、逆転できず3連敗

スタートは、#1ケネディ、#7長野、#18角野、#30ホワイト、#54ガードナー。

#25ニュービルを強調する宇都宮に先手を取られるも、#1ケネディのドライブで対抗。開始2分、#7長野が3Pシュートを射抜いて、個人通算300回3P成功を達成する。

宇都宮は#25ニュービルを中心に応戦するが、#10レイマンのフリースローで追随して、なんとか一桁点差を保つ。

開始4分、#19西田(優)がドライブで切り込んで7点差に。しかし課題のリバウンドから宇都宮#33エドワーズの得点につなげられ、71-80でオフィシャルタイムアウトを迎える。

オフィシャルタイムアウト明け、#19西田(優)、#54ガードナーと回して#13須田が3Pシュートを沈めるセットオフェンスが成功。さらに粘り強いディフェンスで宇都宮のターンオーバーを誘発して#10レイマンが3Pシュートでフィニッシュ。残り4分半に77-80と3点差に迫る。

しかしタイムアウトで修正した宇都宮に、#33エドワーズ、#25ニュービルの連続3Pシュートでリードを9点に拡大される。

“大青援“で後押しを受け、#54ガードナーがパワーアタックでフリースローをもぎ取って巻き返すが、2分を残して#54ガードナーがファウルアウトするピンチに。さらに宇都宮#25ニュービル、#33エドワーズのボーナススローで点差を二桁に戻される。

それでも最後まで勝利への執着心を失わず、#13須田のゴール下、#19西田(優)のドライブで追撃。ファウルゲームを仕掛けて、残り21秒#11久保田の3Pシュートで5点差に追い上げる。ブースターディフェンスで#6比江島のフリースローを落とさせるなど最後まで三河一丸で戦うも、92-98で宇都宮に振り切られた。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

最初はなかなか受け入れられないような前半の展開だったと思います。その中でもファン・ブースターの方々には素晴らしい青援をしていただきました。

後半はよりハードに、よりアグレッシブにそしてチームが一体感を持ってプレーすることができたと思います。後半の3点差まで詰めたところは本当に良かったと思いますが、それを同点にできなかったのは我々がしっかりとやりきれなかったところがあると思います。

ただ宇都宮さんがしっかりとやるチームだからこそ、という部分ももちろん感じています。本当にあと少しの部分まで来ていると思いますのでしっかりとこれからも成長を止めずに必ず勝てるように引き続き頑張っていきたいと思います。

 
SG/SF

西田優大

前半、あれだけ自分たちのペースでバスケができず、我慢できずに相手に走られて点を取られてしまい、相手にとってはイージーで、自分たちにとっては本当に戦っていないようなゲーム展開になってしまったことはきつかったです。

前半の終わり方こそ、やめずにプレーした分、後半に繋がった部分はありましたが、やはりあそこまで点差がつくとしんどいです。その点差が勝負どころになった時にとても響いてきます。40分間やり切ることが大事だなと改めて思いました。

次節に向けて、ファン・ブースターの皆さまにメッセージをお願いします。
正直、結果はついてきていないですが、踏んでいるステップとしては間違ってはいないと思います。

ファン・ブースターの皆さんも結果がついてきていないことでもどかしい気持ちがあると思います。昨日に関しては、勝たないといけない試合を落としてしまっていますし、一緒に戦ってくれているファン・ブースターの皆さんも僕達と同じようなモヤモヤを抱えている部分があるかと思います。ただ、そんな部分も乗り越えていかなくてはいけないですし、誰一人頭を下げることなくやり続けるしかないと思っています。

次はスカイホール豊田での試合になります。ウィングアリーナ刈谷は特別な場所ではありますが、スカイホール豊田の雰囲気も僕は好きです。

今月はホームゲームがたくさんあり、皆さんの青援を背にこれだけプレーできる時もなかなかないと思うので、なんとしても結果を出したいと思います。

対戦相手のFE名古屋さんは愛知カップで負けた相手ということもありますし、なんとしてもバウンスバックしたいと思います。

 
ヘッドコーチ

ジーコ・コロネル

三河さんに前半で大差をつけられましたが、3Qに追いついてきてタフな試合になったことはすごい良かったことだと思います。自分たちはその中で苦しい時間帯もありましたが、自分たちのバスケットボールをやり続けて良い結果が出ました。後半で61点を決められてしまっているのでそこは自分たちの望む結果ではなかったですが、最終的に勝つことができたので良かったです。

フォトギャラリー

BOAT RACE とこなめPresents シーホース三河ホームゲームのテーマは「BLUE PRIDE」。

会場までの「無料シャトルバス」内では、昨シーズンのチャンピオンシップvs宇都宮戦から始まる動画コンテンツ「on-off SEAHORSES」が流れ、ファン・ブースターは食い入るように画面を眺め、リベンジに向けて士気を高めていた。

アリーナグルメは、アジア王者である宇都宮を喰らおうと「アジアングルメフェス」を開催。日本、中国、韓国、インド、ベトナムなどアジア各国の絶品グルメが勢揃いし、選手と共に熱く戦うためのエネルギーをチャージしていた。

また、この日は3,341人が来場。2日連続でウィングアリーナ刈谷の最多入場者数の記録を更新した。

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