
松尾製作所 Presents シーホース三河ホームゲーム
今季初となるウィングアリーナ刈谷で迎えた王者・宇都宮ブレックスとのGame1。久保田がチームハイとなる19得点の活躍を見せ、試合終了の残り4分半まで二桁リードを保ち優勢に立つが、3Pシュートを中心とした宇都宮の怒涛の追い上げを受け悔しい逆転負けを喫した。
三河 19–18 宇都宮
久保田、ガードナーがオフェンスを牽引してリードを奪う
スターティング5は、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
タイトなディフェンスで宇都宮のミスからアーリーオフェンスを展開し、#13須田がレイアップで先制点を挙げる。
宇都宮#33エドワーズ、#42フォトゥに一挙7得点を稼がれる中、#11久保田、#54ガードナーのホットラインで食らいつくと、#11久保田がドライブでディフェンスを引き付け#19西田(優)の3Pシュートをお膳立て。さらには#11久保田が個人技から3Pシュートを決め切り、10-9とリードを奪い返す。
ディフェンスでも主導権を握り宇都宮にイージーシュートを許さず、残り4分半には#19西田(優)が3Pシュートを沈めリードを広げる。
タイムアウトで修正を図る宇都宮に対しても強度の高いディフェンスを継続してタフショットを打たせると、#54ガードナーのパスがオフェンスのリズムを作り、#1ケネディ、#30ホワイトがゴール下で得点を積み重ねる。
残り42秒には#54ガードナーの力強いドライブで加点して、19-18でリードを守り1Qを終える。


三河 42–43 宇都宮 (三河 23–25 宇都宮)
宇都宮の高さに苦しむが、レイマンが攻守にわたり躍動して盛り返す
スタートは、#1ケネディ、#7長野、#18角野、#30ホワイト、#54ガードナー。
#18角野のスティールからワンマン速攻が生まれるが、宇都宮#42フォトゥ、#33エドワーズにインサイドを強調され、21-24とリードを奪われる。
#7長野のドライブ、#27石井のフリースロー、#10レイマンの3Pシュートで応戦する中、宇都宮にリバウンドで主導権を握られあと一歩が届かない。
オフィシャルタイムアウト明け、宇都宮#17星川の3Pシュートで31-40とリードを拡大されるが、#54ガードナーがゴール下でうまさを見せ反撃の狼煙を上げる。
#10レイマンも強烈なブロックショットで後押しすると、#11久保田が#54ガードナーのスクリーンを巧みに使い得点を重ねる。終盤には#10レイマンがスティールからダンクを叩き込み、42-43と1点差まで追い上げハーフタイムを迎える。


三河 66–61 宇都宮 (三河 24–18 宇都宮)
3Pシュートを中心に流れを手繰り寄せ再び前に出る
スタートは、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
開始早々、華麗なパスワークから#13須田の3Pシュートでリードを奪い返す。アーリーオフェンスから#10レイマンが3Pシュートを打ち抜くと、#11久保田も3Pシュートで続きオフェンスを加速させる。
開始3分半には#13須田が体を張ったディフェンスで宇都宮のターンオーバーを誘発、#54ガードナーのロングパスから#10レイマンが速攻を成功させ徐々に宇都宮を突き放す。
宇都宮のタイムアウト明けもオフェンスの勢いは衰えず、#11久保田がスピードのミスマッチを活かすと、#10レイマンがファウルを受けながら3Pシュートを決め切り、会場が大熱狂に包まれる。
#30ホワイトもリバウンドで奮闘して一時は二桁までリードを広げるが、終盤に宇都宮の怒涛の追い上げを受け、66-61と5点リードで4Qを迎える。


三河 82–90 宇都宮 (三河 16–29 宇都宮)
宇都宮の3Pシュートを止められず、逆転を許し惜敗
スタートは、#1ケネディ、#7長野、#18角野、#30ホワイト、#54ガードナー。
#7長野が#30ホワイトのフリーを見逃さず3Pシュートを演出。さらには#7長野、#54ガードナーの2メンゲームで得点し、71-61と再び二桁差に押し返し3Qの悪い流れを断ち切る。
オフィシャルタイムアウト明けには、#19西田(優)のドライブへ#11久保田が合わせるが、40秒間に連続3本の3Pシュートを宇都宮に決められ、1点差まで詰め寄られる。
しかし、宇都宮の強度の高いディフェンスを崩せずスコアが停滞、残り1分半に宇都宮#33エドワーズのバスケットカウントでついに逆転を許す。
その後も全員が果敢にゴールへアタックするが得点につながらず、宇都宮の速攻からリードを広げられ苦しい展開に。#11久保田が3Pシュートを沈めるなど、最後まで意地を見せるが王者の壁は高く、82-90と悔しい敗北となった。


試合後コメント
ライアン・リッチマン
試合の終盤はタフなゲームだったと思います。
宇都宮さんはチャンピオンチームなので、素晴らしいチームですが、我々の選手も36分間は本当に素晴らしいプレーをしてくれたと思います。
ただやはり最後の部分で、勝つために少しのところが足りなかったと同時に感じています。明日バウンスバックできるように自分たちの必要な部分にしっかりとフォーカスして、必ず明日勝つことができるよう頑張りたいと思います。
久保田義章
残り4分までは、相手に流れが行きそうなところでもしっかり我慢して点差を離されずに詰めていけたり、自分たちがリードをする場面があったりと、自分たちのバスケができていたと思います。
この点は本当に良い材料になったと思いますし、残りの4分を最後まで集中してどれだけ自分たちのバスケができるか、ルーズボールだったり、リバウンドだったり、気持ちでどうとでもできる部分だと思うので、そこをどれだけチーム一体となってできるかが成長につながっていくと感じた試合でした。
リバウンドに対して、課題や良かったところはありますか。
相手のインサイドに分があるというのは多少あると思いますが、そこをインサイドの選手だけで頑張らせるのではなく、アウトサイドからしっかりとインサイドを助けたり、ガード陣がロングリバウンドを取るところだったりと、全員がリバウンドに対して意識を徹底すれば、最後は気持ちの部分だと思うので、そこをしっかり意識しながらやっていければと思います。
明日の意気込みを教えて下さい。
やることは変わらないですし、皆さんの素晴らしい応援があるので、背中押してくれて力になっています。
今日は悔しい気持ちになりましたが、切り替えてしっかり映像を見て、僕らも明日絶対に負けないように一生懸命戦うので、明日も一緒に戦ってくれたら嬉しいです。
ジーコ・コロネル
三河さんはひとつひとつのプレーを見ると、良いところがたくさんあり、良いバスケットボールをしているチームだと思います。
自分たちが諦めずにやり続けられたことが、よかったと思います。
終盤になって11点差で負けているところから、諦めずに戦い続けて、良い結果を出せたというところが素晴らしかったと思います。
フォトギャラリー
株式会社松尾製作所 Presents シーホース三河ホームゲームのテーマは「BLUE PRIDE」。会場に設置された「#覚悟を掲げろ BLUE PRIDE 撮影ブース」で撮影するファン・ブースターも多く、選手を鼓舞する熱いメッセージを送っていた。
また、先着2,500名にオリジナルハリセンが配布され、今季初となるウィングアリーナ刈谷で迎えたホーム戦は、ファン・ブースターの“大青援“の後押しも受け、大いに盛り上がった。


































































































