
今季初の水曜ナイトゲームとなったアウェーの長崎ヴェルカ戦。二桁ビハインドを跳ね返して一時は逆転に成功するも、最後まで長崎のディフェンスのプレッシャーと高確率な3Pシュートに苦しめられ、100点ゲームで完敗した。
長崎 22–16 三河
7-0と順調な滑り出しも、長崎に5本の3Pシュートを決められ逆転される
スターティング5は、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
#19西田(優)がミスマッチを突いてポストアップから先制点をもぎ取ると、#54ガードナーが1on1からフェイダウェイを決め、開始2分にファストブレイクから#10レイマンが3Pシュートを沈めて、7-0と順調な滑り出しを見せる。
長崎#18馬場に立て続けに3Pシュートを沈められて1点差に追い上げられるも、#11久保田のドライブにあわせて#10レイマンがリング下に走り込んでダンクを叩き込んで踏みとどまる。
しかしその後は、長崎のディフェンスのプレッシャーにシュートを決め切ることができず、残り5分に長崎#25ミッチェルの3Pシュートで9-9と試合は振り出しに。#1ケネディのバックドアでリードを奪い返すが、すぐに長崎#14ジョンソンに3Pシュートを沈められて12-11と逆転を許す。
長崎#14ジョンソンを止められず、追う展開が続く中、#30ホワイトのダンク、#1ケネディの3Pシュートで食らいつくが、流れを変えるには至らず。22-16の6点ビハインドで最初の10分を終える。


長崎 42–41 三河 (長崎 20–25 三河)
序盤は二桁リードを作られるも、ガードナー、ケネディの3Pシュートで1点差に迫る
スタートは、#1ケネディ、#7長野、#10レイマン、#18角野、#30ホワイト。
長崎#14ジョンソンにドライブからダブルクラッチを決められ、勢いに乗せてしまう。その後は両チームともに得点が止まるが、開始3分に長崎#4狩俣に3Pシュートを決められ、27-16とリードを二桁に広げられる。
#54ガードナーのリバウンド、3Pシュートの連続得点で追走するが、長崎の激しいディフェンスに手を焼きインサイドになかなか侵入できない我慢の時間が続く。#54ガードナーがタフな3Pシュートをねじ込んで点差を一桁に押し返すも、すぐに長崎#14ジョンソンに3Pシュートで返上されて背中を捉えきれない。
それでも#11久保田が果敢にインサイドに切り込んでフリースローで加点すると、#30ホワイトもファストブレイク、ドライブで立て続けにボーナススローを獲得。さらに#30ホワイトのオフェンスリバウンドから#54ガードナーがポストアップで得点し、残り2分に#30ホワイトがファストブレイクから3Pシュートを射抜いて5点差に詰め寄る。
残り1分を切ったところでタイムアウトを取り、デザインプレーから#1ケネディが3Pシュートを決め切ると、#27石井のスティールから#1ケネディが再び3Pシュートを沈め、42-41と1点差に迫ってハーフタイムを迎えた。


長崎 77–63 三河 (長崎 35–22 三河)
一時は逆転に成功も、残り3分半に一気に突き放される
スタートは、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
長崎#25ミッチェルの連続得点で先行されるが、#11久保田のアタック、さらに#19西田(優)が長崎#18馬場との1on1を制して渡り合う。すると開始3分、長崎のハイプレッシャーをかいくぐり、#54ガードナーのキックアウトから#11久保田が3Pシュートを射抜いて47-48と逆転に成功する。
長崎も#5イが3Pシュートを決め返すが、#54ガードナーがポストアップでフリースローを獲得。さらに#11久保田と#54ガードナーのダブルチームを仕掛けてボールを奪い、リングに向かって走り出した#10レイマンのボースハンドダンクで再逆転。#54ガードナーがステップワークで相手をかわしてリードを4点に広げるが、長崎も#5イの連続得点で譲らない。
#19西田(優)の3Pシュート、#11久保田のフローターで5点リードするが、長崎#14ジョンソンの連続3Pシュートで逆転を許すと、以降もワンマン速攻、バスケットカウント、3Pシュートと約3分半で一挙11点を稼がれ、14点のビハインドを背負う。


長崎 107–82 三河 (長崎 30–19 三河)
最後まで長崎の得点を止められず、100点ゲームで完敗
スタートは、#1ケネディ、#10レイマン、#11久保田、#19西田(優)、#54ガードナー。
開始1分、#1ケネディがキャッチ&3Pシュートを射抜いて、個人通算400回3P成功を達成する。
長崎#14ジョンソンに3Pシュートで返上されるが、#11久保田がインサイドを切り裂き、#10レイマンのファストブレイク、#54ガードナーのリバウンドで82-72と10点差まで追い上げる。ゾーンディフェンスを敷いて長崎のリズムを崩そうとするが、長崎#11熊谷、#7ブラントリーに連続で3Pシュートを決められてリードを16点に広げられる。
#30ホワイト、#10レイマン、#27石井の3Pシュートで反撃の意思を示すも、最後まで長崎の得点を止められず、107-82と25点差で大敗した。


試合後コメント
ライアン・リッチマン
長崎さんはタレントの揃った素晴らしいチームだと思っています。
我々としては、第3Q残り2分のところでディフェンスの流れをしっかり作り出せなかったという部分も大きかったと感じています。
また、相手に対してディフェンスでも簡単にやられてしまった部分が、すごく大きな影響があった試合だと思います。
トーマス・ケネディ
勝てるチャンスがあったと思います。
点差を離されてしまったのですが追いつくことができ、3Qでリードを取ることができました。ただそこから3ポイント、レイアップやペイント内でのプレーだったりと彼らがやりたいことをさせてしまったこと、また自分たちのミスも重なってしまったので、そのミスで差がどんどん大きくなったような結果になったと思います。
そして、私たちは彼らをスローダウンさせることができなかったことも、敗因の一つだったと思います。
3Pシュートを封じるためにチームで徹底しようとしたことを教えてください。
彼らが気持ちよくなってしまわないように、彼らがリズムに乗らないように、打てるような体制になる前に、ハンズアップしようと話していました。それをやることになっていたのですが、自分たちは簡単にシュートを打たせてしまって気持ちよくさせてしまいました。
こういうオフェンスに長けているようなチームは一度乗らせてしまうと止めるのが非常に難しくなってしまいます。
自分たちがにこれから良くしなければならない部分としては、より高いレベルでのコンテストに対する努力度というところが必要になってくると思います。
青援を送ってくださったファン・ブースターへメッセージをお願いします。
遠くからお越しいただき応援してくださった方々へ、本当に感謝します。目線を上げると、シーホース三河の服を着てくださった方々がたくさんいらっしゃって、それは本当に自分たちにとって大きな意味を持ちます。
今週末はバウンスバックして、皆さまにお返しができるように頑張っていきたいと思います。








