
「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」の初戦。序盤から宇都宮にペースを握られ、一時は19点のビハインドを背負う。後半、石井を中心にセカンドユニットが奮起して2点差まで迫ったが、逆転するには至らず、Game1を落とした。
1Q 宇都宮 19–14 三河
重い立ち上がりも、セカンドユニットが流れを変える
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
宇都宮#34ジェレットに先制点を許すが、すぐに#54ガードナーがアタックからフリースローを獲得。しかしその後はオフェンスが重く、宇都宮#25ニュービル、#6比江島の得点で9-2と先行される。
#19西田(優)が果敢に切り込んでフリースローをもぎ取るが、アウトサイドシュートのタッチに苦しんでオフェンスにリズムが生まれない時間が続き、残り4分半に宇都宮#33エドワーズのバスケットカウントで12-4とリードされる。
#32シェーファーが立て続けにカットインで得点して4点差に追い上げると、#10レイマン、#18角野の連続で3Pシュートを沈めて16-14の2点差に詰め寄る。残り38秒、宇都宮#33エドワーズに3Pシュートを決め返され、5点ビハインドで最初の10分を終えた。


2Q 宇都宮 43–32 三河 (宇都宮 24–18 三河)
序盤に同点に追いつくが、要所で3Pシュートを決められて二桁ビハインドを背負う
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井。
立ち上がり、#7長野のドライブ、3Pシュートの連続得点で19-19と試合を振り出しに戻すが、宇都宮#25ニュービルの連続得点などで26-19と突き放される。
それでも宇都宮のファストブレイクを#0オーガストがブロックショットで阻止するなど集中したディフェンスを継続し、#54ガードナーのキックアウトから#7長野が3Pシュートを沈めるが、宇都宮も#7小川の3Pシュートで対抗して簡単には主導権を譲らない。
#0オーガストのファストブレイク、#54ガードナーのフリースローで追いかけるが、宇都宮にオフェンスリバウンドで上回られ、残り3分半に#12高島の3Pシュートで37-25とリードを二桁に広げられてしまう。
タイムアウトで立て直しを図り、#11久保田がドライブでこじ開けるも、宇都宮にセカンドチャンスから再び3Pシュートを決められて流れを変えることができない。
#10レイマンの3Pシュート、#19西田(優)が強気のドライブで喰らいつくが、宇都宮#18鵤に3Pシュートのブザービーターを沈められて、11点ビハインドで試合を折り返す。


3Q 宇都宮 65–54 三河 (宇都宮 22–22 三河)
19点のビハインドを背負うも、石井が反撃ムードを作り上げ最終Qへつなぐ
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
開始早々、宇都宮#25ニュービル、#34ジェレットの連続3Pシュートで一気にリードを16点に広げられる。
#0オーガストのアタック、#54ガードナーのフックシュートで反撃するも、宇都宮#34ジェレット、#9遠藤に返上されて点差を詰めることができない。その後はしばらく膠着状態が続くが、残り4分に宇都宮#7小川のドライブで56-37と19点のビハインドを背負う。
タイムアウトで立て直し、#32シェーファーのリバウンドで加点。さらに#32シェーファー、#7長野とつないで#19西田(優)がコーナー3Pシュートを沈めて、ようやくオフェンスにリズムが生まれはじめる。
残り1分半、#27石井が3Pシュート時にファウルを受けて、大ブーイングの中でフリースロー3本をきっちりと決め切ると、オールコートディフェンスで相手のオフェンスを崩し#18角野がスティールからワンマン速攻を決める。さらに残り1分に#27石井の3Pシュートを打ち抜き、11点差変わらず、最終Qに突入した。


4Q 宇都宮 93–81 三河 (宇都宮 28–27 三河)
ディフェンスから流れを引き寄せ、2点差に迫るが、逆転できずにGame1を落とす
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井、#54ガードナー。
#7長野とのコンビプレーから#54ガードナーがフリースローで加点して9点差に。
宇都宮#25ニュービルから#27石井がオフェンスファウルを誘発する老獪なプレーを見せ、#54ガードナーがパワーで押し込んで追い上げムードを加速させる。
宇都宮は#9遠藤の3Pシュートで踏みとどまるが、すぐに#18角野の3Pシュートで取り返し。開始2分半に#7長野とのコンビプレーから#54ガードナーがディープ3Pシュートを射抜いて4点差に詰め寄る。
宇都宮はタイムアウトを取るが、#27石井のカットインで2点差に肉薄。しかし、宇都宮#12高島に立て続けに3Pシュートを浴びてリードを奪うことができない。
78-72の2ポゼッション差で迎えたオフィシャルタイムアウト。オフェンスリバウンドで粘るも得点につなげることができず、宇都宮#12高島の連続得点でリードを二桁に拡大される。
以降は宇都宮に落ち着いてゲームを運ばれ、#6比江島、#25ニュービルのボーナススローで13点差に。それでも「レッツゴーシーホース」の青援を受けて、#19西田(優)のディープ3Pシュートやオールコートディフェンスでボールを奪って得点につなげるなど最後まで粘ったが、逆転するには至らず、Game1を落とした。


試合後コメント
ライアン・リッチマン
後半は前半よりも良いパフォーマンスが出せましたし、明日に繋げていきたいプレーもできました。
ただ遂行力の部分で、自分たちがよくなかったので、そこを明日は改善していきたいと思います。
長野誠史
出だしにスタート組がしっかり入ろうとしたなかで、相手の方が上手で相手がリズムを作る展開になりましたが、セカンドチームでしっかりと相手のリズムを止めることができました。
ただ、後半互角だった分、前半のところで相手のリズムをなかなか崩せなかったことが敗因だったと思います。
またリバウンドのところも、しっかりと全員が意識を持っていこうと試合に入りはしましたが、なかなかアドバンテージを取ることができなかったので、そこも敗因なのかなと思います。
-明日もっと意識高くやらなければならないことについて、どのように考えていますか?
リバウンドのところや、ディフェンスで相手がしたいことをやらせないようにプレッシャーをかけるといったところを、明日はもっとハードにやっていかないといけないと思います。
相手にリズムを与えず、しっかりと自分たちのリズムでできるように、最初からディフェンスでしっかりとプレッシャーをかけて、相手に嫌なシュートを打たせて、リバウンドを取って走る。これが自分たちのスタイルだと思うので、そこを明日はしっかりと貫けるようにやっていきたいと思います。
-明日に向けて、ファン・ブースターの方へメッセージをお願いします。
明日しっかりと勝って、次に繋げるような試合にするので、ご青援よろしくお願いします。