HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 4/27(日)FE名古屋戦

CS出場をかけたファイティングイーグルス名古屋との大一番。Game1で課題だったリバウンドを修正して二桁リードを築く好調な出だしを見せる。FE名古屋の猛撃を受け一時は逆転を許すがディフェンスから立て直し勝利、2年連続でCS出場権を手に入れた。

1Q
FE名古屋 8–20 三河
Game1の課題だったリバウンドを修正して二桁リードを築く

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

#3並里のドライブ、#54オマラのダンクで得点するFE名古屋に対して、#54ガードナーのフリースロー、#11久保田のアグレッシブなドライブで対抗して両者エナジー全開の入りを見せる。

開始2分半、#19西田(優)がディープ3Pシュートを射抜き均衡を破ると、#54ガードナーも立て続けに3Pシュートを沈め4-10と前に出る。

FE名古屋のタイムアウト明けも、Game1で苦戦したFE名古屋#11ヘンリーに対して#0オーガストの徹底したマークでオフェンスをシャットアウト。課題だったリバウンドでも優位に立ち三河ペースで試合を進める。

オフェンスの勢いも衰えず、残り3分にFE名古屋のターンオーバーから速攻に転じて#19西田(優)がバスケットカウントを獲得すると、#54ガードナーもバックダウンで応戦。アーリーオフェンスから#10レイマンのダンクも炸裂し、8-20とFE名古屋を突き放して1Qを終える。

2Q
FE名古屋 32–37 三河 (FE名古屋 24–17 三河)
ゾーンディフェンスに苦しむがタイムアウトで立て直す

スタートは、#7長野、#10レイマン、#16西田(公)、#18角野、#54ガードナー。

#54ガードナーとの2メンゲームから#7長野が3Pシュートを決めると、#10レイマンもスクリーンプレーから3Pシュートを沈めリードを拡大する。

しかし、その後はFE名古屋のゾーンディフェンスを攻略できず、約4分間スコアが停滞。FE名古屋の猛追から11点のランを許し、21-26と一桁差に押し返される。

オフィシャルタイムアウト明け、#54ガードナーのフリースローでようやくスコアを動かすと、#11久保田のキックアウトから#19西田(優)が3Pシュートを決め切り、徐々にリズムを取り戻す。

#8佐土原を起点にするFE名古屋に対して、#11久保田の強気なリングアタックで巻き返すが、アップテンポなFE名古屋のオフェンスから失点が続き、32-37でハーフタイムに突入した。

3Q
FE名古屋 47–55 三河 (FE名古屋 15–18 三河)
長野が4アシストの活躍、オフェンスの起点となり流れを手繰り寄せる

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

FE名古屋の勢いを止められず、一挙6得点を稼がれ逆転を許すが、リバウンドから#11久保田がアーリーオフェンスを展開して#13須田がバスケットカウントをもぎ取り38-40とリードを奪い返す。

#7長野、#54ガードナーのボールムーブから#10レイマンが加点すると、開始4分半には#7長野が#10レイマンの得点をお膳立て。さらには#7長野が#13須田のフリーを見逃さず3Pシュートを演出し、40-47とリードを拡大する。

ゾーンディフェンスを展開するFE名古屋に対して、#54ガードナーがディフェンスを引き付け#19西田(優)の3Pシュートをアシストする。FE名古屋#0オルジョビに個人技から反撃されるが、#7長野と#54ガードナーのコンビプレーで渡り合い流れを渡さない。

残り14秒にはデザインプレーから#18角野が3Pシュートを突き刺し、47-55とリードを保ち4Qを迎える。

4Q
FE名古屋 69–85 三河 (FE名古屋 22–30 三河)
ディフェンスの強度を上げFE名古屋を引き離す

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#16西田(公)、#18角野。

FE名古屋#54オマラにインサイドを強調されるが、#7長野、#18角野のドライブなどで得点を積み重ね一進一退の攻防が続く。

オフィシャルタイムアウト明け、現地に駆けつけたファン・ブースターの”大青援”を後押しにディフェンスの強度を上げ、#54ガードナー、#18角野のブロックショットなどでFE名古屋のオフェンスのリズムを狂わせる。

残り2分には#0オーガストが値千金のダンクを叩き込むと、リングに嫌われたボールを#0オーガストがプットバックで押し込みFE名古屋に反撃の隙を与えない。

ファウルゲームを仕掛けられるがフリースローを確実に成功させ、#10レイマンのジャンプシュートや#5元澤のセカンドチャンスなど最後まで攻撃の手を緩めず、最終スコア69-85でFE名古屋を下しCS出場権を獲得した。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

全体的に昨日よりも良いゲームができたと思っています。スタートの5人がしっかりディフェンスの部分でトーンセットをしてくれて良い形でゲームに入れたと思っています。

ターンオーバーが少なく、リバウンドも昨日よりしっかり戦うことができたゲームになったと思います。相手のターンオーバーを18個誘い、自分たちのターンオーバーを6個に抑えることができたというように、その部分でもしっかりと仕事ができたかと思います。

 
SG/SF

須田侑太郎

すごくタフな試合になってリードを奪ってもついてこられてしまうような我慢の多い試合でしたが、その都度しっかり引き離しながら試合を進めていくことができました。最後はしっかり引き離して勝ちきれたという点が昨日からきょうにかけて良くなったと思いますし、みんなもより気持ちが入った試合だったと思うので勝ってCS出場を決めることができて良かったです。

レギュラーシーズン残りの2試合をどのように戦いますか?
もう変わらずです。自分たちの成長というものを忘れないように、CS出場が決まったからということではなくいつもと同じように良い準備をしてまたしっかりと土曜日に向かって行ければと思います。

CS出場を決めたところで、今どのようにチームを見ていますか?
このチームにおいてはCS出場権を獲得するというのは絶対条件としてあると思いますし、そこをしっかりとチームとしてシーズン通し成長し続けながら自分たちの手で勝ち取れたという点にすごく価値があると思います。

まだ通過点ですがそこはひとつ絶対に取らなくてはいけないというところを取れたということが良かったです。

シーズン当初を思い返しても、上手くいかなかった時に不安になるような雰囲気が出たりしていましたが、今はそういうところもかなり少なくなって来ていますし、良い雰囲気がチームに流れているのを感じます。本当にシーズン通してそこが成長してきているという実感があります。

その中でCSを出場権を勝ち取れたというのがすごく良かったですし、僕としてはようやくスタート地点に立ったという想いがあります。

シーホース三河としては去年QFで負けた悔しさもありますし、僕個人としてはSFですごく悔いの残る試合をして負けたという個人的なものもあります。それらを良いエネルギーに変えて、ここからがスタートラインという風に思っています。

 
SG/SF

西田優大

CS進出を決めた今の気持ちを教えてください
去年を超える、という意味では最終戦にもつれ込まずに決めることができました。昨日の試合からバウンスバックできたことも良かったですし、良い形で決められたんじゃないかと思います。

ご自身のプレーとしてはいかがでしたか?
マッチアップがヘンリー選手や佐土原選手など僕より身体の大きい選手ということがわかっていた中で、入りを含めてソフトにならずに戦えたことはすごく良かったと思います。

昨日に引き続きシュートタッチは良かったので、積極的に打っていこうと思っていました。チームメイトもよくパスをまわしてくれたので、もう何本かは決めることができたシュートもあったかと思いますが、相手に上手くアジャストしたようなプレーをこれからもやりたいと思います。

名古屋D戦への意気込みをお願いします
ホーム最後になりますし、負けてCSを迎えたくはないので勝って良い形で勢いに乗ってCSに行きたいと思います。今日のアウェーのFE名古屋戦の青援も本当にすごかったんですが、やはりホームということで皆さんの青援をすごく期待しています。それに応えられるように僕たちもプレーするだけなので、一つ一つステップアップをしながら、レギュラーシーズンはまだ終わっていないので一つずつ目の前の試合を戦いたいと思います。

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