
連勝をかけた中地区首位・三遠とのGame2。ホームで優勝を決めたい三遠の激しいディフェンスをかいくぐり、レイマンを中心に高確率に3Pシュートを決めて主導権を握る。3Qに逆転を許すもすぐに流れを取り戻し、最後まで三河のバスケを貫いて、16点差で快勝した。
三遠 22–24 三河
三遠の激しいディフェンスにも冷静に対応。西田(優)が8得点で引っ張る
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
三遠にオフェンスリバウンドをつながれて#10吉井のバスケットカウントで先制される。三遠の激しいディフェンスに圧力をかけられて24秒バイオレーションを誘発される入りとなるも、すぐに落ち着きを取り戻し、#13須田が3Pシュートで応戦する。
#19西田(優)と三遠#2ヌワバが激しく火花を散らし、#2ヌワバが内外から得点すれば、#19西田(優)がドライブ、2連続3Pシュートを決めて10-11と逆転する。三遠のゾーンディフェンスに対して#54ガードナーを起点としたオフェンスを展開し、#10レイマン、#54ガードナーの連続3Pシュートで11-17とペースを握る。
タイムアウトで修正した三遠に#23ダジンスキーの連続得点で2点差に詰められるが、#18角野のドライブ、#54ガードナーのバスケットカウントで突き放す。三遠も#24 佐々木、#14 湧川のアタックで追随するが、#10レイマンがドライブでフリースローを獲得して完全には主導権を渡さない。終了間際に三遠#23 ダジンスキーに3Pシュートを射抜かれ、22-24の2点リードで最初の10分を終えた。


三遠 46–51 三河 (三遠 24–27 三河)
3Pシュート5本を含め、高確率に得点を重ねてリードを5点に広げる
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー。
開始早々、#10レイマンが美しい放物線を描いてリードを5点に広げる。三遠は#2ヌワバのフローターで反撃するが、#18角野の3Pシュート、#10レイマンの連続3Pシュートで9点のリードを作る。
三遠#23ダジンスキーの3Pシュートで返上されるも、#7長野の3Pシュートで流れを再び引き寄せると、#18角野が3Pシュートとカットインの連続得点で27-41と畳み掛ける。
オフィシャルタイムアウト明け、三遠#5大浦の連続3Pシュート、#1メイテンのファストブレイクで5点差に追い上げられるが、#11久保田が鋭いドライブで相手の勢いを止めると、その後は三河が#54ガードナー、#0オーガストがインサイドから、三遠は#23ダジンスキー、#24 佐々木がアウトサイドから得点を挙げて、5点リードでハーフタイムに入った。


三遠 63–72 三河 (三遠 17–21 三河)
レイマン オンファイヤー、連続10得点でリードを9点に拡大
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
3連続でターンオーバーを誘発される苦しい立ち上がりに。開始2分、三遠#23ダジンスキーの3Pシュートで追いつかれる。アウェーの地鳴りのような声援の中、三遠#10吉井のドライブで試合をひっくり返されるが、#11久保田が緩急自在のドライブでインサイドをこじ開け、#54ガードナーが1on1で仕掛けてフリースローで再び前に出る。
以降はワンポゼッションごとにリードチェンジを繰り返す熾烈な点の取り合いに突入。三遠が#5大浦の3Pシュート、#23ダジンスキーの合わせで加点すれば、三河は#54ガードナーのインサイドを強調して連続得点を挙げる。
残り4分、#7長野がスピードでインサイドを切り裂くと、#10レイマンが3Pシュート、ドライブ、ダンクの連続得点で一挙7得点を稼いでリードを二桁に戻す。三遠は#2ヌワバのリバウンドでつなぐが、#10レイマンの3Pシュートが止まらない。9点リードで最終Qへ突入した。


三遠 73–89 三河 (三遠 10–17 三河)
最後までディフェンスとリバウンドでハッスルし、中地区首位の三遠に連勝を飾る
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#16西田(公)、#18角野。
三遠#12ウィリアムスに先制点を取られるも、すぐに#7長野がドライブで決め返して相手に勢いを与えない。#18角野、#7長野が立て続けに3Pシュートを射抜いて三遠の焦りを生み出していく。
二桁リードを築きながらも、#16西田(公)がディフェンス、オフェンスリバウンドでハッスルして三遠に反撃の糸口を掴ませず、開始4分に#10レイマンのこの日6本目の3Pシュートで点差を20点台に乗せる。
三遠#1メイテンが意地を見せるも、残り1分に#11久保田と#10レイマンのアリウープが鮮やかに決まって再びリードを20点に。中地区首位に立つ三遠からアウェーの地で連勝を奪った。


試合後コメント
ライアン・リッチマン
昨日に続き良いディフェンスを持続できたゲームになったと思います。
集中力もそうですし自分たちのやるべきことをしっかりとやり切れました。三河のスタイルというものを見せることができたゲームになったと思います。
ジェイク・レイマン
三遠さんは素晴らしいチームでタレントが揃っていて、またオフェンスの武器もたくさん持っているチームです。そのようなチームに対して自分たちがディフェンスでしっかりと勝つことができ、誇りに思います。
1Qから4Qの全てでディフェンスの部分で戦うことができました。また、試合に勝つことができて非常に嬉しく思っています。
-3Pシュートの成功数がBリーグのキャリアハイでしたが、コンディションはいかがでしょうか?
自分の感覚としては非常に良かったです。また、チームとしても嬉しいことがありました。シェーファー選手が今回復帰してくれて、徐々にチーム全体の健康状態が戻ってきています。あとは石井選手を待つのみです。
そうすればチーム全員で戦うことができるので、CSに向けてまた1プッシュできると思います。
-次戦に向けて一言お願いします。
川崎戦は自分たちにとって必ず勝たなくてはいけない試合です。残り5試合の中でも、絶対に勝たなければいけない試合と思っていますので、チームでしっかりと準備をしていきたいと思います。
また、ホームゲームでウィングアリーナ刈谷に戻ることができます。非常に嬉しく感じていますし、また多くのファン・ブースターの方々とお会いできることにとてもワクワクしています。