HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 4/13(日)長崎戦

「碧海そだち」JAあいち中央 Presents シーホース三河ホームゲーム

長崎ヴェルカとのGame2は、インサイドを軸に先手を取るが長崎の高確率な3Pシュートに苦しみ、終盤までワンポゼッション差をめぐる激しいクロスゲームに。残り1分半に1点差に迫られる中、ディフェンスを締め直しリードを死守、Game1からのバウンスバックを果たしウィングアリーナ刈谷での今季初勝利を挙げた。

1Q
1Q 三河 24–16 長崎
インサイドを起点に得点を重ね先手を取る

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

長崎#7ブラントリーの3Pシュートで先手を取られるが、#13須田とのコンビプレーから#0オーガストがバスケットカウントを獲得する。開始2分半には、#13須田、#0オーガストのボールムーブから#19西田(優)がバスケットカウントをもぎ取り、6-5と前に出る。

長崎#22グローヴスのインサイドアタックで反撃されるが、#7長野がディフェンスを引きつけ#19西田(優)の得点をお膳立てすると、#7長野のスティールから速攻に転じて#0オーガストが強烈なダンクを叩き込み会場を盛り上げる。

長崎のタイムアウト明けも、#13須田がB1個人通算3,000得点となるフリースローで加点するなど主導権を譲らない。#54ガードナーもインサイドを支配して一挙6得点を稼ぎ、二桁リードを築く。

残り43秒、#54ガードナーとのピックアンドロールから#10レイマンが加点するが、ラストプレーで長崎#17山口に3Pシュートを決められ、24-16で1Qを終える。

2Q
2Q 三河 39–39 長崎 (三河 15–23 長崎)
同点に追いつかれるが、西田(公)のペイントアタックで悪い流れを断ち切る

スタートは、#7長野、#10レイマン、#16西田(公)、#18角野、#54ガードナー。

#7長野がフェイントでディフェンスをかわし得点すると、#7長野のロングパスから#16西田(公)のファストブレイクが成功、#7長野と#16西田(公)でオフェンスを牽引する。

開始3分には#54ガードナーのパワーアタックに#0オーガストが合わせて31-19と再び二桁リードまで点差を広げる。長崎#9森川に連続得点を許す中、#0オーガストと#7長野のホットラインで対抗し、両者が激しくぶつかり合う。

しかし、その後はオフェンスが噛み合わず約4分半スコアが停滞。残り1分半に#16西田(公)のドライブでスコアを動かすが、長崎#9森川の3Pシュートで試合を振り出しに戻される。

三河のタイムアウト明け、#16西田(公)がスピードのミスマッチを活かして悪い流れを払拭すると、#7ブラントリーを起点とする長崎に対して、#54ガードナーのチームを鼓舞するダンクで渡り合い、同点でハーフタイムに突入する。

3Q
3Q 三河 63–56 長崎 (三河 24–17 長崎)
大青援を後押しにリードを拡大

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

#19西田(優)が激しいボールダイブでオフェンスチャンスを増やすと、#0オーガストがゴール下の肉弾戦を制してエナジー全開の入りを見せる。

#0オーガストと#11久保田の2メンゲームで得点を伸ばすが、長崎#9森川、#7ブラントリーの連続3Pシュートを浴び44-47と逆転を許す。

長崎の#7ブラントリーを中心としたオフェンスに苦しむ中、#0オーガストのリングアタック、#19西田(優)のタフショットで追随して再度リードを奪い返す。残り1分半には、#7長野のキックアウトから#18角野が3Pシュートを突き刺し流れを手繰り寄せる。

ファン・ブースターの“大青援“を後押しにオフェンスを加速させると、#54ガードナーのキックアウトから#7長野の3Pシュートが成功。残り19秒には#7長野がディフェンスを翻弄して得点を積み重ね、63-56とリードを広げて4Qを迎える。

4Q
4Q 三河 83–78 長崎 (三河 20–22 長崎)
要所で長崎のオフェンスをシャットアウトしてバウンスバックを果たす

スタートは、#7長野、#10レイマン、#16西田(公)、#18角野、#54ガードナー。

長崎#13スミス、#9森川の連続得点で63-61と2点差に詰め寄られ、たまらずタイムアウトを要求する。#7長野が気迫溢れるドライブで巻き返しを図り、#10レイマンもゴール下で強さを見せるが、長崎#9森川に3Pシュートを決められ同点に追いつかれる。

すかさず#18角野が3Pシュートをお返しすると、#7長野と#19西田(優)がルーズボールに飛び込み長崎に流れを渡さない。開始3分には#18角野が鮮やかなフェイダウェイを披露し、72-67と長崎を突き放しにかかる。

長崎のタイムアウト明け、長崎が決めれば三河が決め返し、ワンポゼッション差をめぐる時間帯が続く。残り1分半に長崎#13スミスの3Pシュートで1点差に詰め寄られるが、ディフェンスを仕切り直してリードを死守すると、リバウンドから速攻に転じ#0オーガストが得点。

長崎のラストオフェンスもゾーンディフェンスで守り切り、最終スコア83-78でGame1からのバウンスバックを果たした。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

非常に重要な試合だったと思います。昨日のタフな負けを、良い学びの経験として変えることができました。

選手・スタッフたちが出してくれたパフォーマンスというのは、昨日の負けた結果に対して、正しい反応をして試合をすることができたということの現れです。

選手・スタッフ全員が勝利のために貢献してくれた試合だったと思います。

 
SG/SF

角野亮伍

今シーズンでも一番良くない負け方をしてしまった次の試合だったので、本当に最低限勝つこと、それをしっかりチームで共有して一生懸命やりました。全然100点の内容ではないですが、どうにか我慢して勝ち切ることができたのでそれは良かったと思います。

-チームとして良かった点を教えてください。
シーズン終盤になるにつれて、チームが我慢することを覚えてきているというのが一番大きな進歩だと思います。

-今日の自身のプレーの振り返りをお願いします。
本当に最低限の仕事ができたくらいの感じです。今シーズンに入ってこんなに良くない試合が続いたのは初めてだったので、CSに向けてどこかでしっかり切り替えていかなきゃいけないなと思っていました。きっかけとなるような試合にできればと思います。

-うまく切り替えられた要因などはありますか?
僕ひとりではきっとできなかったので、色んな人の協力あってのことだと思います。

ライアン・リッチマンHCからメッセージをもらったり、大久保愛樹ACや松浦なずなビデオコーディネーターに練習が終わってからも長い時間シューティングに付き合ってもらいました。

昨日は#27 石井講祐選手も僕の状態の良くなさを感じてくれて、大丈夫かと声をかけてくれたのもありました。

基本的に僕も自分のために頑張るよりも、ファン・ブースターの方だったり青援をくださる方のために頑張る方が力を発揮できるタイプだと思っているので、そういった方たちの協力があって今日みたいな勝ちという結果が得られたのは良かったと思います。

-この先の終盤戦へ向けて、意気込みをお願いします。
僕らはワイルドカードでの出場は狙っていません。ここから全勝してアルバルク東京戦にも勝って、中地区の2位としてCSに出ることを目指しています。これからもぜひ会場に足を運んでご青援よろしくお願いします。

 
ヘッドコーチ

モーディ・マオール

本当にこのチームのことを誇りに思っています。

もちろん結果には満足していませんが、選手たちは本当に戦っていましたし、オフェンスもディフェンスも素晴らしかったと思います。

三河さんは武器をたくさん持っているチームで素晴らしかったと思います。彼らは何度も流れを掴んでいましたが、我々はその中でもがいて、その流れを止めていたという印象です。最後の最後まで粘って、2回いいオープンショット(#7 ブラントリー選手、#13 スミス選手)を打つことができましたが、そこが入っていれば結果も違ったと思います。

ただチームとして成長しなければならない点として、そのショットが決まるか決まらないかで左右されているようでは、強いチームとは言えないということです。

オフェンスリバウンドをトータルで15本取られましたが、特に4Qの最後で取られたりと、そういう点は自分たちが頑張らないと勝てないと思います。そのオフェンスリバウンドを取られた点に関しても、ディフェンスは素晴らしかったのですが最後の最後で取り切れなかったので、チームとして最後まで仕事をやり切るとういことが大事だと思います。

昨日の試合では、ルーズボールのところは自分たちが勝っていたのでカムバックができて勝利できたと思いますが、今日に関しては、ルーズボールで負けたのでこの結果に繋がったのだと思います。

良いところはたくさんあったので、そこからも学んで、悪いところからもしっかり学んで成長していきたいと思います。

最後にもうひとつお伝えしたいのは、エフォートの部分でこのチームを誇りに思っています。アウェー遠征が11日間続いて、大切な選手が2名いないという状況、それに対して三河さんは全員が素晴らしい選手でした。そういう厳しい状態で選手たちは戦ってくれました。昨日はオーバータイムまで戦った中で、今日も選手全員40分間戦ってくれたことを心から誇りに思います。

フォトギャラリー

「碧海そだち」JAあいち中央 Presents シーホース三河ホームゲームのテーマは「レトロ祭」。会場では先着2,000名さまに西三河で採れたきゅうりとオリジナル青援メガホンをプレゼント!多くのファン・ブースターがオリジナル青援メガホンで選手を後押しした。

また、節テーマにちなんで「昭和平成令和 三つ巴グルメフェス」を開催。懐かしのナポリタンやタピオカドリンクなど、各時代を代表するグルメを多くの来場者が堪能していた。

さらに今節よりCS出場&ホーム開催実現に向け、Super Girlsハーフタイムパフォーマンスがパワーアップ!圧倒的な新パフォーマンスは多くのファン・ブースターを魅了し、会場の一体感をさらに高めた。

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