HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 3/26(水)FE名古屋戦

ファイティングイーグルス名古屋との”愛知ダービー”。一時は10点のビハインドを背負うが、4Qに長野の4連続3Pシュートで一気に逆転。石井が7リバウンド、西田(公)がルーズボールダイブと気迫のプレーでリードを守り、レイマン、西田(優)を欠く中、総力戦で勝利を勝ち取った。

1Q
FE名古屋 20–21 三河
立ち上がりから、息もつかせぬ点の取り合いに

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#18角野、#54ガードナー。

“愛知ダービー“は序盤から激しい点の取り合いに。FE名古屋#11ヘンリーのバスケットカウント、#54オマラのゴール下で5-0と先手を取られるが、#54ガードナーのパワーアタックで対抗。FE名古屋#8佐土原にファストブレイクからのダンク、1on1と連続で得点されれば、#13須田がミドルシュート、3Pシュート時にファウルを受けてフリースローで加点。ホームのような、力強い「三河リズム」がアリーナに響き渡る。

開始3分に#54ガードナーのリバウンドで9-9の同点に。その後はFE名古屋が#8佐土原、#11ヘンリーの得点で前に出ると、すぐに三河が#0オーガストの得点で追いつく一進一退の展開が続く。

残り3分に#7長野のドライブで逆転すると、粘り強いディフェンスで24秒バイオレーションを誘発。#54ガードナーのリバウンドで突き放しにかかるが、#21笹山の3Pシュート、ファストブレイクから#54オマラに得点されて20-19と再びリードを奪われる。残り21秒、#54ガードナーが自らのシュートリバウンドを押し込んで20-21で1Qを終えた。

2Q

FE名古屋 38–34 三河 (FE名古屋 18–13 三河)
前半3Pシュート0とシュートタッチに苦しむが、ガードナーのインサイドで食らいつく

スタートは、#7長野、#16西田(公)、#27石井、#32シェーファー、#54ガードナー。

立ち上がりにミスが続き、FE名古屋#11ヘンリーのファストブレイクで試合をひっくり返される。

#54ガードナーのスピンムーブ、#27石井と#32シェーファーのコンビプレーでリードを奪い返すが、FE名古屋も#8佐土原の連続得点で譲らない。

両チームともにボールへの執着心を見せる中、ルーズボールを繋いで#0オーガストが加点。ディフェンスリバウンドから一気に攻撃に転じて#18角野が逆転のレイアップを決め、28-29の1点リードでオフィシャルタイムアウトを迎えた。

その後は約3分間得点が止まり、FE名古屋#0オルジョビの3Pシュートで再逆転される。#54ガードナーがパワーアタックから得点を重ね、4点ビハインドで試合を折り返す。

3Q
FE名古屋 61–54 三河 (FE名古屋 23–20 三河)
追いかける展開が続くが、全員で我慢のバスケを続ける

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#18角野、#54ガードナー。

開始2分、#11久保田のキックアウトから#54ガードナーがこの日チーム最初の3Pシュートを決めるが、すぐにFE名古屋#11ヘンリーに3Pシュートを返上される。

#13須田がドライブからタフショットをねじ込み、#0オーガストのファストブレイクからダンクを叩き込んで2ポゼッション差で追随。FE名古屋#11ヘンリー、#10杉本の3Pシュートで引き離されそうになるが、#27石井、#16西田(公)が3Pシュートで踏みとどまる。劣勢の中でも24秒バイオレーションを誘発するなど我慢し続け、7点ビハインドで最終Qへ入った。

4Q
FE名古屋 73–82 三河 (FE名古屋 12–28 三河)
長野の4連続3Pシュートで一気に逆転。石井、西田(公)が泥臭く勝利に貢献

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#16西田(公)、#27石井、#32シェーファー。

開始早々、FE名古屋#0オルジョビの3Pシュートで64-54と二桁リードを作られるも、#0オーガストのゴール下、#7長野の3Pシュートで追撃。FE名古屋はタイムアウトを取るが、#7長野が立て続けに3Pシュートを射抜いて瞬く間に逆転に成功する。

FE名古屋は#8佐土原、#11ヘンリーをコートに戻すが、#7長野の3Pシュートが再び火を吹く。

FE名古屋は#11ヘンリーを中心に反撃に出るが、素早いディフェンスローテーションで簡単なシュートを打たせない。#27石井がこの10分で5リバウンド、#16西田(公)がルーズボールに飛び込むハッスルプレーでチームを鼓舞する。

残り2分にFE名古屋#11ヘンリーのファストブレイクで3点差に迫られるも、#54ガードナーがインサイドで強さを発揮。最終スコア73-82で勝利し、B1通算勝数300勝を達成した。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

今日は本当に素晴らしい4Qに出来たと思っています。特に最後にプレーをしていた長野選手、西田公陽選手、石井選手、シェーファー選手、ガードナー選手、オーガスト選手、この6人がしっかりと4Qの良い流れを作ってくれました。

自分たちが信じていることを体現するということを彼らが4Qでやってくれ、それがパフォーマンスとして出てくれて本当に良かったと思っています。

 
PG

長野誠史

#19 西田優大選手と#10 ジェイク・レイマン選手が出れない中で、次の選手がセットアップする機会だったんですけど、1試合通して相手のリズムの方が多かったと思います。ただ、それに対して自分たちも我慢し続けた結果、ああやって4Qに巻き返すことができたのでチームとしても大きな1勝だったのかなと思います。

-4Qの振り返りをお願いします
空いたらしっかりと打とうという気持ちで試合に出ていたので、それが結果として良い形でシュートが決まりました。

自分としてもリズムを掴むきっかけの最初の1本が入ったので、これが自分だっていうことを再確認できた4Qだったのかなと思います。

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