岡崎信用金庫 Presents シーホース三河ホームゲーム
佐賀バルーナーズとのGame2、前日の課題だったリバウンドを修正し前半から三河ペースで試合を進める。3Qに5本の3Pシュートを沈め佐賀を突き放すと、レイマンが今季最多となる24得点の活躍を見せ岡崎開催のホーム戦を連勝で終えた。
1Q 三河 24–18 佐賀
強度の高いディフェンスからファストブレイクに転じリードを奪う
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
デザインプレーで#11久保田が先制点を挙げると、アグレッシブなディフェンスから#11久保田がスティールし速攻を展開、#0オーガストのダンクが炸裂し幸先の良いスタートを切る。
佐賀#7ダーラム、#23チャイルズの連続得点で逆転されるが、すかさず#19西田(優)が3Pシュートを返上し再逆転。開始5分には交代直後の#10レイマンが3Pシュートを射抜き、15-8とリードを拡大する。
タイムアウトで修正を図った佐賀のディフェンスに苦戦し、佐賀#30狩野、#7ダーラムの得点で2点差まで詰め寄られるが、#54ガードナー、#32シェーファーのフリースローで踏み止まる。
残り2分半には#54ガードナーがミスマッチを活かしてアタックすると、#54ガードナーが#10レイマンのダンクを演出し会場を盛り上げる。#7長野も隙をついたパスで#54ガードナーの得点をアシストし、24-18とリードを広げ1Qを終える。
2Q 三河 39–27 佐賀 (三河 15–9 佐賀)
ディフェンスの強度を落とさず、佐賀の得点を1桁に抑える
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
序盤から積極的に#10レイマンと#32シェーファーでダブルチームを仕掛け佐賀のオフェンスを停滞させる。#16西田(公)が体を張って佐賀のペイントアタックを防ぐと、#54ガードナーのパスを受けた#27石井が得点を重ねる。
しかし、その後はシュートを決め切れずスコアが停滞。佐賀#23チャイルズ、#7ダーラムのインサイドアタックで28-24と点差を縮められるが、#27石井のフィジカルなディフェンスで佐賀のミスを誘発し持ち堪える。
オフィシャルタイムアウト明け、#0オーガストのブロックショットから速攻を展開すると、#54ガードナーが鮮やかなユーロステップを披露、約3分半停滞していたスコアを動かす。
さらにはブースターディフェンスで佐賀のフリースローを落とさせると、残り3分に#10レイマンが3Pシュートを突き刺し流れを取り戻す。ラストプレーでは#11久保田が3Pシュートを決め、39-27と二桁リードを築きハーフタイムを迎える。
3Q 三河 60–45 佐賀 (三河 21–18 佐賀)
5本の3Pシュートで佐賀を突き放す
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
佐賀のゾーンディフェンスの前に約2分間オフェンスが沈黙する中、#19西田(優)のディープ3Pシュートで沈黙を破る。#11久保田も立て続けに3Pシュートを射抜くと、流れるパスワークから#0オーガストが3Pシュートで締め括り、48-29と一気に佐賀を突き放す。
佐賀は#34井上、#23チャイルズのペイントアタックで反撃するが、#19西田(優)がファストブレイクで応戦。佐賀のタイムアウト明けもプレッシャーディフェンスを継続すると、#7長野、#19西田(優)で3Pシュートの雨を降らせオフェンスの手も緩めない。
ファストブレイクで打開を図る佐賀に対して、#7長野がハリーバックからオフェンスファウルを誘発しチームの士気を高める。残り1分には#0オーガストが強烈なダンクを叩き込み、60-45と大量リードを保ち4Qに突入する。
4Q 三河 86–68 佐賀 (三河 26–23 佐賀)
レイマンが16得点の大爆発を見せ快勝
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井。
開始早々、#18角野がフェイクでディフェンスをかわし3Pシュートを沈める。佐賀はオールコートディフェンスを仕掛けるが、#7長野が慌てることなくゲームをコントロールする。
開始2分、#18角野が#7長野のスクリーンを巧みに使い3Pシュートを決めると、#10レイマンもテンポの速いオフェンスから3Pシュートを沈め、69-48とリードを拡大する。佐賀のタイムアウト明けも#27石井のスティールや#10レイマンのドライブ、3Pシュートなど三河ペースで試合を進める。
佐賀#32満原、#23チャイルズらの得点で点差を詰められるが、すかさずタイムアウトで修正。#10レイマンのワンマン速攻や#0オーガストのセカンドチャンスで立て直すと、#27石井、#5元澤のダブルチームでボールを奪うなどディフェンスでも優位に立ち快勝、最終スコア86-68でホーム戦を連勝で終えた。
試合後コメント
ライアン・リッチマン
昨日より、ゲームの最初からリバウンドが良かったと思います。
昨日に引き続き1Q、3Qのスターターの5人がいい形でゲームを作ってくれました、ベンチプレーヤーもその流れに続いてくれたと思います。全体的にいいゲームができたと思います。
ジェイク・レイマン
今日のゲームは素晴らしい勝利だったと思います。本当にチーム全員のエフォートだと思っています。多くの人がこの試合の勝利に対して貢献しました。
特にスタートの選手たちが素晴らしい貢献をしてくれたと思っています。今シーズン、チームはいくつもの壁に当たっているのですが今週末の1Q、3Qは素晴らしいスタートをきってくれました。それに対して自分も嬉しく思います。
-直近での好調の要因はなんでしょうか?
今シーズン自分でもパフォーマンスが向上していると思っています。大きな要因の1つとしてはプレーメイクです。
自分は特に意識していて、オープンのチームメイトを見つけてボールを回すようなアンセルフィッシュなプレーを心がけています。また、自分がオープンでボールを受け取った時には、アグレッシブにプレーすることを心がけています。
本当に多くのチームメイトのおかげだと思っていますし、自分がオープンになった時にチームメイトが見つけてくれることを嬉しく思っています。
-青援を送ってくださったファンの皆さまへ
岡崎に来てくださった皆さまに感謝します。皆さまのエナジーを感じましたし、素晴らしい青援のおかげで勝つことができました。
今週末には滋賀戦が待っていますが、たくさんの皆さまにお会いできることを楽しみにしています。自分たちのホームである刈谷からも近いので、たくさんの方にお会いできることを楽しみにしています。
宮永雄太
昨日はオフェンスのスペーシングが悪かったということと、終わり方が悪くて走られてしまうというケースがありました。今日のオフェンスの展開としては、先に正しいポジションを取って、ボールを全員で散らしながら攻めようと考えていました。
個人的な感覚としては、いくつかタイミングが合わずにターンオーバーしてしまうということはありましたが、オフェンスのトライとしては良かったと思います。
また三河さんはオフボールの動きが多いので、そこでのチームルールというのがなかなか高いクオリティで遂行できずにチェンジングも交えながらトライしました。結果的には差がつきましたが、選手たちがトライしてくれて次に繋がる試合だったかなと思います。
フォトギャラリー
「男祭」をテーマとした岡崎信用金庫 Presents シーホース三河ホームゲームでは、アリーナグルメフェス「肉だらけ」を開催。多くのファン・ブースターがボリューム満点のお肉料理で養ったエネルギーを大青援に乗せ試合を大いに盛り上げた。
また会場には新アリーナ「メタバース」体験ブースを設置。タツヲを操作して仮想空間上の新アリーナをひと足先に楽しむファン・ブースターの姿も見られた。さらには島田チェアマンが会場に来場して熱いエールをファン・ブースター・選手に送ると、タツヲンtheステージにも登場しタツヲと共に来場者を楽しませた。