HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 1/29(水)A東京戦

中地区2位の座を争うアルバルク東京との直接対決。前半は熾烈な主導権争いが続き同点で終えるも、3Qにオフェンスが失速。A東京に高確率に決められて一気に突き放され、そのままリズムを取り戻せず、大事な同地区対決を落とした。

1Q
1Q 三河 18–15 A東京
久保田が要所で得点を挙げて流れを作る

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

両チームともに激しいディフェンスの応酬で約2分間得点が入らないスタート。

#19西田(優)が#54ガードナーとのピック&ロールからミドルシュートを打ち抜いて均衡を破る。A東京#3テーブスに返上されるが、すぐに#11久保田がインサイドを切り裂いて対抗。ゾーンディフェンスでA東京の攻撃を止めると、ファストブレイクに転じて#0オーガストがダンクで得点する。さらに#54ガードナーのポストアップからテンポ良くボールを動かして#13須田が3Pシュートを射抜くと、開始5分に#11久保田の3Pシュートで12-4と順調な入りを見せる。

A東京#11サイズのファストブレイク、#75小酒部の3Pシュートで12-9のワンポゼッション差に詰められるが、#0オーガストがリバウンドで粘って逆転を許さない。

A東京にインサイドから得点を重ねられるも、#18角野と#0オーガストの2メンゲーム、#32シェーファーのカットインで突き放し、18-15の3点リードで1Qを終える。

2Q
2Q 三河 37–37 A東京 (三河 19–22 A東京)
両者譲らず、激しくリードチェンジを繰り返す展開に

スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。

開始早々、A東京#23メインデルの3Pシュートで並ばれるが、すかさず#10レイマンが勝ち越しの3Pシュートで応戦する。

ターンオーバーから失点するが、タイムアウトで落ち着きを取り戻すと、#54ガードナーと#10レイマンのコンビプレーで立て続けに得点して会場を沸かせる。

A東京#3テーブスの連続得点で追いつかれるが、#0オーガストがブロックショットで失点を防ぎ、#54ガードナーが強さと巧さを兼ね備えたドライブでディフェンスを振り切って、27-25の2点リードでオフィシャルタイムアウトに入る。

その後も互いに譲らず、リードチェンジを繰り返す展開に。A東京#22ロシターのファストブレイクで同点にされれば、#27石井の3Pシュートで渡り合い、A東京#23メインデルのフリースローで逆転を許せば、すぐに#11久保田のドライブでリードを奪い返す。

#11久保田の3Pシュートとドライブの連続得点でリードするが、終了間際にA東京#3テーブスに3Pシュートを決められ、37-37の同点でハーフタイムを迎えた。

3Q
3Q 三河 51–68 A東京 (三河 14–31 A東京)
A東京に13-0のランを作られ、17点のビハインドで最終Qへ

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

A東京#9安藤、#3テーブスの連続3Pシュートで先手を取られる。#54ガードナーが力強いアタックでバスケットカウントをもぎ取るが、A東京#11サイズに連続得点を許して、開始4分に40-50と二桁ビハインドを作られる。

タイムアウトで流れを変えようとするも、シュートを決め切ることができない中でA東京の#11サイズを止められず、16点のビハインドを背負う。

残り4分にファストブレイクから#18角野が3Pシュートを決めて息を吹き返すと、#7長野のドライブ、#32シェーファーの合わせなどで少しずつオフェンスの勢いを取り戻すが、A東京#9安藤らに高確率に得点されてリードを19点に広げられてしまう。#7長野のドライブで一矢報いて、17点のビハインドで最終Qに入った。

4Q
4Q 三河 65–87 A東京 (三河 14–19 A東京)
最後までリズムを取り戻すことができず、22点差で完敗

スタートは、#7長野、#10レイマン、#27石井、#32シェーファー、#54ガードナー。

粘り強いディフェンスで24秒バイオレーションを誘発すると、#10レイマンと#54ガードナーの2メンゲームで反撃開始。オフェンスリバウンドから#10レイマンが得点し、開始3分にファストブレイクから#11久保田が3Pシュートを決め切って12点差に詰め寄る。

タイムアウトで流れを切ったA東京#75小酒部にドライブで得点されるが、#19西田(優)が3Pシュートで11点差に。しかしA東京も簡単には流れを渡さず、再び点差を15点に広げられてオフィシャルタイムアウトに入る。

追い上げを試みるも、A東京の固いディフェンスの前に大事な場面でミスが出てしまい、残り3分にA東京#22 ロシターの3Pシュートで点差を19点に拡大される。その後も攻守にわたってリズムを取り戻すことができず、65-87で大事な一戦を落とした。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

全体的に見て、いい試合をできたとは言えませんでした。オフェンス・ディフェンス両面で、らしくないプレーが出ていました。

第3Q、良いシュートはあったものの決めきることができず、相手は高確率でシュートを決めてきました。また、ディフェンスのカバレッジの部分でも、やりきれなかった点もあったと思います。そこに関しては映像をしっかり観て、今後修正していきたいと思います。

アルバルク東京さんが、しっかり彼らのやるべきプレーをして、称賛されるような試合をしたと思います。

 
PG

久保田義章

前半は良かったですが、後半にスタートのラインナップ5人でつまずいてしまったことが、後半にチームが負けてしまった理由だと思います。

-今日のご自身のプレーはいかがでしたか
ここ最近、自分の納得のいくようなプレーができていないので、どうすればいいか自分で考えています。

ただ考えれば考えるほど自分らしくないので、何も考えずにまずは自分で積極的にアタックして、得点取ることによってディフェンスが寄ってきて周りを活かせると思います。

今日はそういったプレーを積極的にすることができたので、少しステップアップできたと思います。

-応援してくれたファンの皆さんにメッセージをお願いします。
遅い時間に、2,000人を超えて会場に足を運んで応援してくれるブースターの皆さんの前で、今日のような試合をするのは本当に申し訳ないです。

一生懸命やった結果ではありますが、皆さんを失望させるようなゲームを今日はしてしまったのは反省すべき点ですし、熱い応援をしてくれる皆さんのためにも、勝利を掴んで恩返しするというのを毎試合やるべきだと思っています。

また週末にホームゲームがあるので、皆さんの前で勝ってみんなで笑っていられるように、また準備して頑張っていきたいと思います。

 
ヘッドコーチ

デイニアス・アドマイティス

第一に感じたのはエフォート(頑張り・努力についての部分)がすごく良かったと思います。

試合の開始5分はメンタルミステイクというか、上手く試合に入れていなかったのですが、エフォートの部分については良かったと思っていました。

なので、第3Qはエフォートにプラスして集中力も良かったですし、フィジカルに戦うことができていました。それが三河さんの平均得点よりも16点低くすることに繋げることができたのだと思います。

オフェンス面では、しっかり我慢してチームでボールをシェアすることができて良かったと思います。

フォトギャラリー

シーホース三河ホームゲームvsアルバルク東京戦のテーマは「ミカワ夜祭」。

提灯が飾られた亀城公園には、夜祭気分を盛り上げるために「えんにちブース」が登場。子どもから大人まで童心に返って、射的やラッキーボールを楽しんでいた。

また、アリーナグルメは恒例の「からあげナイト」を開催。たくさんのファン・サポーターが熱々の唐揚げを食べて青援のエネルギーを補給していた。

この日は2051人の観客が来場。通算入場者数60万人を達成し、記念セレモニーが行われた。

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