島根スサノオマジックとのGame2、序盤は拮抗した展開が続くが3Qに主導権を握られ最大16点ビハインドを背負う。4Qにオーガストの躍動もあり11点のランで猛追、一時は同点とするも最後はわずかに上回られ、西地区の強敵とのアウェー戦は痛み分けに終わった。
島根 20–21 三河
要所で3Pシュートを決め切りリードを奪う
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
島根のペイントアタックで先制されるが、#11久保田がドライブからディフェンスを引きつけ#13須田の3Pシュートをお膳立てする。#19西田(優)の連続スティールで島根のオフェンスを停滞させると、#0オーガストのセカンドチャンス、#19西田(優)の3Pシュートで4-9とリードを奪う。
島根にインサイドを強調され10-9と逆転されるが、すぐさまタイムアウトで修正、素早いオフェンスから#32シェーファーがフリースローを獲得し再逆転に成功する。
残り3分半、交代直後に#18角野が3Pシュートを射抜くと、#10レイマンもアーリーオフェンスから加点しセカンドユニットが躍動する。
島根#13津山、#32晴山の連続3Pシュートで再びリードを許すが、長野がディフェンスを引き締め、島根のオフェンスファウルを誘う。さらにはデザインプレーから#18角野が3Pシュートを突き刺し、20-21と再逆転して1Qを終える。
島根 47–45 三河 (島根 27–24 三河)
一進一退の攻防が続く中、島根のペイントアタックに苦戦
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
島根#1クラークの連続得点に対して、#7長野がスピード感溢れるドライブで対抗するが、島根#1クラーク、#21納見に連続3Pシュートを与え、35-29と突き放される。
#19西田(優)のフリースロー、華麗なパスワークから生まれた#0オーガストのバスケットカウントで徐々に流れを手繰り寄せると、残り3分に#19西田(優)が放った3Pシュートがリングに吸い込まれチームを勢い付ける。
さらにはビッグラインナップを展開し島根のタフショットを誘発すると、#10レイマンとのコンビプレーから#54ガードナーが加点し39-41と一気にリードを奪う。
その後は島根が決めれば三河が決め返す展開が続き、激しいリードチェンジを繰り広げるが、終盤に島根#14マカドゥの連続得点を許し、47-45と2点ビハインドを背負いハーフタイムに突入する。
島根 68–56 三河 (島根 21–11 三河)
島根のディフェンスの前にスコアが伸びず、二桁リードを築かれる
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
島根のタイトなディフェンスの前に約3分間スコアが停滞、島根#14マカドゥのダンクや#6北川の3Pシュートなどで7-0のランを許す。
開始3分、#13須田との2メンゲームから#54ガードナーが3Pシュートを射抜くが、島根#3安藤、#21納見を中心に得点を重ねられ66-50とこの試合最大の16点ビハインドを背負う。
残り1分、足を使ったディフェンスで島根にタフショットを打たせると、すぐさま#7長野がボールプッシュし#0オーガストが反撃の狼煙となるダンクを叩き込む。さらには#32シェーファーのスクリーンを巧みに使った#18角野が3Pシュートを決め切り、68-56と点差を縮め4Qを迎える。
島根 80–77 三河 (島根 12–21 三河)
0-11のランで猛追を見せるがあと一歩及ばず
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井。
激しい守り合いとなり約2分間、両者オフェンスが沈黙する中、#18角野が強気のドライブから獲得したフリースローで得点を伸ばす。
ゾーンディフェンスで島根のミスを誘うと、#7長野のキックアウトから#0オーガストが貴重な3Pシュートを決め切り、68-60と一桁差に押し戻す。
島根のタイムアウト明けもディフェンスの強度を落とさず、#0オーガストの強烈なブロックショットが炸裂。さらには#10レイマンのワンマン速攻、#0オーガストの連続得点で一気に68-67と1点差に肉薄する。
オフィシャルタイムアウト明け、島根#4ケイにフリースローを与えるが、#10レイマンがフリースローを決め返し試合を振り出しに戻す。
しかし、島根の外国籍選手のオフェンスを止められず、リードを奪いきれない。島根に得点されては#10レイマンのジャンプシュート、#27石井の技ありシュートで食らいつくがあと一歩及ばず、最終スコア80-77と悔しい敗戦となった。
試合後コメント
ライアン・リッチマン
前半、自分たちがペイントのスコアを防ぎきれませんでした。ただ後半の特に3Q終わりから4Qで14-0のスコアリングランをしてゲームと共に自分たちのアイデンティティを持ったバスケットを取り戻すことはできて、最後は勝てる可能性を作るところまではいけました。 ただ、島根さんが素晴らしいプレーをしてリバウンドとディフェンスで、自分たちのオフェンスにプレッシャーをかけてきました。この2つをやられてしまったことによって、自分たちは苦しめられたゲームだったと思います。
西田優大
前半、47点入れられてしまって自分たちのアイデンティティがなかなか発揮できないままズルズルいってしまいました。
後半もう1回ちゃんとセットしようという中で、僕たちスターターが良いスタートをきれなかったので、この結果は本当に僕たちスターターの責任だったと思っています。
セカンドチームが毎試合とても頑張ってくれてるので、チームのためにもセカンドのためにも必ずバウンスバックできるように良い準備をしたいと思います。
-その中で4Q、得点を重ねて11-0のランになりました。試合を振り返って良かった点はどこになりますか。
なかなか自分たちのアイデンティティが出せていない状況でもオフェンスは前半悪くなかったと思いますし、自分たちのやらなきゃいけないことがなにかあったという時にそこは全部遂行していた時間帯が11-0のランを作ってくれたと思います。
あれが僕たちの姿だと思うので、頑張れる時間もあったことは良かったと思います。
-次戦に向けての改善すべき点をお願いします。
前半の早い時間帯からかなりペイントの中で得点をやられてしまいました。
A東京さんも3ビッグでかなりサイズのあるチームでタフな状況には変わりないので、ペイントを守り続けることはすごくキーになると思うので、そこを意識して入りたいと思います。
-次戦に向けてファンの皆さまへメッセージをお願いします。
バイウィークに入る前の最後の刈谷市体育館での試合になるので、ひとつひとつが大事になってきます。
それも変わらない同じ地区の中のライバルチームとの対戦なので、めちゃくちゃ青援を送ってほしいですし、どうしても勝ちたいなと思っているので大青援をよろしくおねがいします。