ミコライブ Presents シーホース三河ホームゲーム
越谷とのGame2は、終盤まで1点を争う我慢比べとなった。シェーファーがファストブレイク、西田(公)が連続3Pシュートでチームを勢いづけるなど、越谷の反撃に苦しみながらも、我慢のバスケの末に2点差で競り勝った。
三河 14–8 越谷
18リバウンドを記録するなど、チーム全員でハードに戦う
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
セカンドチャンスから#11久保田が強気なドライブでフリースローを獲得して先制点を挙げる。Game1同様、高い位置から激しくプレッシャーを掛けて、ディフェンスリバウンドからアップテンポな攻撃を繰り出し、#0オーガスト、#54ガードナーのアタックで6-0とリードする。
越谷も攻守に気迫あふれるプレーを見せて6-6と追いつかれるが、#13須田のミドルシュートで主導権を渡さない。その後はアウトサイドシュートが決まらず得点が止まるが、#10レイマンが越谷#10ソアレスの1on1にブロックショットで対抗するなどディフェンスで我慢し、全員がリバウンドでハードワークして、サードチャンスで#13須田がミドルシュートを沈めてリードを保つ。
残り2分、#7長野がファストブレイクの先頭を走る#32シェーファーを見逃さず、絶妙なロングパスを通して会場を沸かせると、スティールから#10レイマンがファストブレイクで加点して勢いを加速させる。しかしその後は両チームともに得点を伸ばせず、14-8で1Qを終えた。
三河 37–35 越谷 (三河 23-27 越谷)
長野が絶妙なパスでゲームメイク。一進一退の攻防が続き、2点リードで後半へ
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
#7長野がリング下の#10レイマンへの鋭いパスでファウルを誘発。開始1分、#32シェーファーのカットインで18-8と二桁リードを作る。
越谷は#75井上の3Pシュートで応戦するが、1Qでも見せた#7長野からの長い縦パスから#32シェーファーが再び得点して流れを渡さない。
タイムアウトで立て直した越谷に#7松山のドライブ、#75井上の3Pシュートなどで2点差に詰められるが、#7長野、#27石井の連続3Pシュートで28-20と突き放す。
越谷#10ソアレス、#5ピークに得点を重ねられて、残り2分半に#7松山の3Pシュートで29-29の同点とされるが、#16西田(公)が立て続けに3Pシュートを射抜いて、逆転を許さない。
残り18秒に、越谷#5ピークのバスケットカウントで再び並ばれるも、終了間際に#10レイマンがアウトサイドシュートを決め切り、2点リードで試合を折り返す。
三河 57–56 越谷 (三河 20–21 越谷)
離しては追い上げられる展開が続き、1点リードで最終Qへ
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
越谷のディフェンスを#54ガードナーが力強いポストアップで押し込んで先手を取る。その後も#54ガードナーを起点にオフェンスを構築し、#54ガードナーと#0オーガストのアリウープなどで得点を重ねるが、その度に越谷に返上されて、なかなかリードを広げることができない。
我慢比べが続く中、#0オーガストがリバウンド、バスケットカウントの連続得点。ディフェンスではコートの外に出たボールを最後まで追いかけるハッスルプレーを見せ、続くオフェンスでも#32シェーファーのゴール下をアシストと、攻守でチームを引っ張る。
越谷もしぶとく食らいつき、残り1分に#10ソアレスのフリースローで1点差に迫られるが、オフェンスファウルを誘発するなど粘り強く守ってリードを譲らない。57-56の1点リードで最終Qへ突入した。
三河 79–77 越谷 (三河 22–21 越谷)
最後まで粘りを見せる越谷に2点差で競り勝ち、6連勝を飾った
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井。
#10レイマンのカットインで先制。#0オーガストがファストブレイクからフリースローを獲得すると、#27石井のロング2Pシュート、#10レイマンの3Pシュートで畳み掛け、開始3分に#0オーガストのダンクでリードを9点に広げる。
越谷は#7松山の3Pシュート、#10ソアレスの合わせで食い下がるが、#54ガードナーがパワーアタック、#11久保田の3Pシュートで対抗。互いに譲らず、終盤まで一桁点差の目の離せない展開が続く。
4点リードで迎えた残り26秒、ターンオーバーから失点して2点差に詰め寄られる。それでも慌てることなく、ファウルゲームを仕掛ける越谷に対して#11久保田がボーナススローを確実に2本とも沈めると、残り時間を守り切って、79-77で競り勝った。
試合後コメント
ライアン・リッチマン
昨日とはまったく違った試合になりましました。ただ今日の試合のほうが、今後の自分たちの成長の助けになる試合だったと思います。
越谷さんがハードにプレーして難しい試合になりました。その中で自分たちが学んで改善しなくてはならないポイントを与えてくれた試合になったので今後に生かしていきたいと考えています。
ザック・オーガスト
今日の試合は良い試合でした。自分たちにとって素晴らしいテストであり、素晴らしい学びになりました。
コンタクトを受けながらどのように戦っていくのか、そこのフィジカルの強さを保ったままどのように戦い続けていくのかというような試合でした。ハングリー精神と高い競争力を持って戦い続けることができた試合だったと考えています。
-シーズン12度目のダブルダブルとなりました。
ダブルダブルという結果は自分にとって重要なものだと思っています。ダブルダブルは自分がチームの助けになっている証ですし、リバウンドはプライドを持っていつも飛び込んでいます。
リバウンドについてはリーグトップの位置に居続けたいと思っていますし、高い確率でしっかりと獲得することによって、チームとしても素晴らしい利益を生むことができると思っています。
12度目のダブルダブルという結果は非常に素晴らしいことだと思っていますが、リーグの中で28試合目の今日現在ではまだまだ足りないと思っています。そこの部分は自分の個人としての目標でもありますので、可能な限り目指していきたいですし、特にリバウンドはチームのために取り続けたいと思います。
-ファンの皆さまに向けて
いつも皆さまが応援してくれることは非常に嬉しく思っています。
全ての試合で皆さまが応援してくれることが力になっていますし、特に今日の試合では#13 須田侑太郎選手が観客席を煽ってさらなるブーストを求めたところで今までの試合で有数に入るくらいの大きな声で返してくれました。
皆さまの応援にはいつも感謝していますし、会場に来てくださること、サポートしてくださることをすごく嬉しく思っています。私たちも皆さまのことが大好きです。これからも青援をよろしくお願いします。
安齋竜三
昨日は本当に酷い試合をファンの皆さんに見せてしまったので、戦う意識みたいなところをまず持って試合を迎えました。
うちのチームはまだまだのチームですし、三河さんのような勝率的にも高いチームに対してどう向かっていけるかというところでした。
試合を通して選手たちはファイトしてくれましたし諦めずにやってくれたというところは、私もコーチングをしていて楽しかったというか感動したところもありました。こういう試合をファンの皆さんにお見せたいと考えているので、1つ良かった点だと思います。
ただ、#11ソット選手が怪我してしまって、選手の怪我というのは1番悲しい出来事でまた本人が1番辛いと思います。彼が復帰できるまでしっかり全員でサポートしながら、全員でがんばっていきたいと思います。
フォトギャラリー
2025年の幕開けとなる、ミコライブ Presents シーホース三河ホームゲームの節テーマは「新春ファミリーDAY」。入口のビジョンでは選手が「明けましておめでとうございます」と観客をお出迎え。グッズ売り場には各選手の今年の抱負がプリントされた絵馬キーホルダーなどのガチャが登場し、たくさんのファン・ブースターが長い列を作っていた。
また、節テーマにちなんで、「超えていけ。解いていけ。~シーホース三河 クイズラリー~」を開催。ファミリーをはじめ多くの方が刈谷市体育館施設に設けられたチェックポイントを巡ってクイズに挑戦していた。
アリーナグルメのテーマは「しるもんフェス」。お正月気分を味わえるおしるこや、スープ、ラーメンなどで心身ともにホットになって、Bリーグ以降初のピンストライプ柄・シーホースブルーの3rdユニフォームを着用した選手と共に熱く戦っていた。