HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 12/29(日)北海道戦

エスコンフィールドHOKKAIDOで開催されたレバンガ北海道とのGame2。開始4分半間で16点のリードを奪う好スタートを切るが、後半はオフェンスが停滞して逆転を許す。追いかける展開が続くが、残り11秒に西田(優)のスティールから須田がレイアップを決め切って逆転。劇的逆転勝利で、2024年を締めくくった。

1Q
北海道 17–26三河
北海道出身の須田が10得点の活躍で、ロケットスタートを切る

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

北海道#4寺園に先制点を取られるが、#19西田(優)のカットインで対抗。北海道出身の#13須田がエスコンフィールドHOKKAIDOでの初得点を挙げてチームを勢いづけると、#0オーガストがバスケットカウント、#11久保田が3Pシュートで続き、開始3分で2-10と先制パンチを浴びせる。

北海道はタイムアウトで流れを切ろうとするが、3Pシュート時にファウルを受けた#13須田がフリースローで加点して二桁リードを作る。

その直後のエンドスローインの場面、オールコートでプレッシャーをかけて#0オーガストがボールを奪い、それを#54ガードナーがユーロステップでフィニッシュ。さらに次のエンドスローでも5秒バイオレーションを誘発し、#13須田がドライブで得点につなげる。

開始4分半、#11久保田のドライブに#13須田が合わせて2-18とリードを16点に。北海道はたまらず2度目のタイムアウトを請求する。

ギアを上げた北海道に#2ラモスの連続得点、#5クリーナーの3Pシュートなどで5点差まで巻き返されるが、タイムアウトで修正を図り、#10レイマンのボーナススロー、#7長野のアタックで26-17の9点リードに押し戻す。

2Q

 

北海道 38–50三河 (北海道 21–24 三河)
ディフェンスとリバウンドでハードワークし、12点リードで後半へ

スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。

#54ガードナーのポストアップ、#10レイマンの合わせで先行。開始1分半に#7長野と#54ガードナーの連携プレーでリードを15点に広げる。

しかしその後は攻守にエナジー溢れるプレーを見せる北海道に再び5点差まで詰められるが、#27石井の3Pシュートで踏みとどまる。

北海道#40ウェルシュの高さに手を焼いてインサイドを崩せない中で、#19西田(優)がバックボードを使った巧みなシュートで加点。#11久保田が攻守にわたってリバウンドでハッスルし、自らのシュートのリバウンドを押し込んで31-41と点差を二桁に戻す。さらにボーナススローで着々と得点を積み上げ、12点リードでハーフタイムへ入った。

3Q
北海道 64–60三河 (北海道 26–10三河)
オフェンスが沈黙して逆転を許し、4点ビハインドで最終Qへ

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

北海道#4寺園の3Pシュートで先手を取られるが、#19西田(優)と#0オーガストのアリウープが炸裂して会場を沸かせる。北海道#14星野のドライブから得点されるも、#19西田(優)のフェイダウェイで二桁リードをキープする。

しかしその後は約3分半にわたって得点を奪えず、北海道に8-0のランを浴びて、ワンポゼッション差に詰め寄られる。

残り4分、#19西田(優)がカッティングからバスケットカウントをもぎ取るも、勢いが続かない。北海道#5クリーナーに連続で9得点を稼がれて、残り1分に60-59と逆転を許す。その後もターンオーバーから失点、終了間際に北海道#2ラモスにタフショットを沈められて、4点を追う形で最終Qを迎える。

4Q
北海道 74–75三河 (北海道 10–15三河)
リズムを掴みきれない中で我慢に我慢を重ね、残り11秒に劇的逆転勝利

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井。

北海道のハードなディフェンスに苦しみ、24秒バイオレーションを誘発される苦しい立ち上がり。#7長野がスティール、オフェンスファウルを誘発などディフェンスでチームを引っ張ると、#10レイマンが強烈なダンクを叩き込み、開始3分半にスティールからのファストブレイクで#13須田が放った同点の3Pシュートがリングに吸い込まれる。

北海道も#40ウェルシュのミドルシュート、#34盛實の3Pシュートで譲らず、5点のビハインドでオフィシャルタイムアウトに入る。

以降は、両者ともにリズムに乗り切れない我慢比べが続く。#54ガードナーのバスケットカウント、#0オーガストのフリースローで1点差まで肉薄するも、北海道#34盛實のアタックで突き放される。

残り19秒、#19西田(優)のカットインで1点差に食らいつくと、ファウルゲームに持ち込み、#19西田(優)の値千金のパスカットからファストブレイクを繰り出し、#13須田がレイアップを決め切って74-75と逆転に成功する。残り11秒間を粘り強いディフェンスで守り切り、歓声と悲鳴が入り混じる中、74-75で試合は決着した。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

今日は昨日と全く違ったゲームになりました。北海道さんが流れを掴む時間帯が来ると思っていましたし、その通りになりました。

その中でも、最後まで自分たちが勝つことを信じて戦えたことが良かったと思います。

通常の勝ち方と違う勝ち方ができたというのはチームの成長にも繋がると思いますし、とても良いことだと思っています。

 
SG/SF

須田侑太郎

昨日の試合を受けて北海道さんもよりアグレッシブにやってくると思っていたので、そのことをチームとして共有して臨んだ試合でした。

実際すごくタフなゲームになりましたし、いい時間もあったけど悪い時間に我慢をする中で、みんなで繋ぎながら最後の最後に勝ち切ることができたのはチームとしても自信になります。

-決勝点になったプレーはいかがでしたか?
#19 西田優大選手が狙い通りのスティールを決めてくれて、ボールを持った時点で自分の前が空いて、おそらくガードの選手2人しか前にいなかったので、しっかりと走って、#10 ジェイク・レイマン選手がパスを出してくれたので緊張感のある場面でしたけど、レイアップを決め切れて良かったと思います。

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