HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 12/21(土)川崎戦

川崎ブレイブサンダースとの同地区対決、序盤はアウトサイドシュートの確率が上がらず二桁リードを許す展開に。10得点9アシストの活躍を見せた長野を中心にセカンドユニットが躍動し2Qで逆転すると、その後は川崎のリードを許さず同地区対決を制した。

1Q
三河 17–23 川崎
二桁リードを許すがセカンドユニットで立て直す

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

#13須田のセカンドチャンスで先制点を挙げるが、アウトサイドシュートの確率が上がらず、約5分間スコアが停滞する。セカンドユニットを投入し、#10レイマンと#32シェーファーのコンビプレーで得点を重ねるも、川崎#17飯田に3Pシュートを決められ4-14と二桁リードを築かれる。

三河はタイムアウトで修正を図ると、#7長野が積極的にドライブを仕掛ける。さらにはゾーンディフェンスを展開し川崎のオフェンスを停滞させると、残り3分には#10レイマンが3Pシュートを射抜き、9-14と一気に点差を縮める。

川崎のタイムアウト後、川崎#25アレンの連続ダンクを許すが、集中を切らすことなく、#54ガードナーのフリースロー、#10レイマン、#18角野の連続3Pシュートでワンポゼッション差に迫る。

しかし、ラストプレーで川崎#17飯田の3Pシュートを許し、17-23でリードを広げられ1Qを終える。

2Q
三河 51–41 川崎 (三河 34–18 川崎)
6本の3Pシュートを沈め逆転に成功

スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。

開始2分、#7長野が強気のドライブで反撃の狼煙を上げると、#7長野が連続3Pシュートの沈め1点差に詰め寄る。タイムアウトで修正を図る川崎に対して、主導権を渡すことなく、#0オーガストがフリースローをもぎ取り、29-28と逆転に成功。

さらには#0オーガストがスティールからワンマン速攻を決めると、#7長野の素早いボールプッシュから#54ガードナーがインサイドで加点する。残り5分には#27石井が3Pシュートを突き刺し、リードを拡大してオフィシャルタイムを迎える。

残り4分半、#16西田(公)がアグレッシブなディフェンスでチームを鼓舞すると、#0オーガスト、#10レイマンで3Pシュートの雨を降らせ47-35と一気に川崎を突き放す。

川崎にインサイドを強調されツーポゼッション差に迫られるが、#10レイマンのダンク、#19西田(優)と#54ガードナーのコンビプレーで反撃し二桁リードのままハーフタイムを迎える。

3Q
3Q 三河 69–57 川崎 (三河 18–16 川崎)
2点差に迫られるが、アーリーオフェンスを展開し逆転を許さない

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

川崎の外国籍選手のオフェンスを止められず流れが傾き掛ける中、#19西田(優)のロングパスから#0オーガストが強烈なダンクを叩き込み悪い流れを断ち切る。

川崎#3キリヤ・ジョーンズの連続得点で2点差に肉薄するが、#19西田(優)がドライブで上手さを見せると、#54ガードナーも3Pシュートを射抜き、川崎の逆転を許さない。

さらには川崎の隙を付く#7長野のパスから#32シェーファーが冷静に3Pシュートを決め切り、65-55と再び二桁差に押し返す。

川崎のタイムアウト明けも勢いは衰えず、#7長野のスティールから#10レイマンのダンクが炸裂すると、残り47秒には#7長野が鋭いドライブでディフェンスの間を切り裂き、#32シェーファーの得点をアシスト、B1個人通算1,000アシストを達成した。69-57とリードを広げ4Qに突入する。

4Q
三河 88–79 川崎 (三河 19–22 川崎)
着実にインサイドで得点を重ね川崎の追撃を振り切り快勝

スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。

川崎#2小針、#24ジョンソンの得点で一桁差に戻されるが、#54ガードナーの連続得点ですぐさま二桁リードに押し戻す。

外国籍選手で反撃を図る川崎に対して、#54ガードナーのパワーアタックで対抗。開始4分半には#0オーガストがブロックショットで失点を防ぎ、川崎に反撃の隙を与えない。

#0オーガストがインサイドで躍動すると、三河のタイムアウト明けには#19西田(優)がデザインプレーから加点する。その後もファウルゲームを仕掛けられるが、焦ることなく全員で冷静に対処し、最終スコア88-79で白星を飾った。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

前回のSR渋谷戦と比較すると全体的にいい試合ができたのではないかと思います。

サイドチェンジをしていくことと、チームでよりよいシュートを生み出すということはできていました。

その中で、ディフェンスを動かして相手が守りづらい状況に持っていくことと、我々は"オフェンスのフォース"「オフェンスの力」という言い方をしていますが、その"オフェンスのフォース"を今日の試合で出すことはできたのではないかと思います。

 
PG

長野誠史

出だしは相手の勢いにやられた部分があったんですが、自分は相手のプレーをベンチから見ていた分、自分が出た時にどうやって組み立てようかというプランがあったので、それがうまく結果として現れたプレーになってくれたのかなと思います。
自分が出る意味というところは、相手の流れを切って自分たちの流れに持っていくという部分があると思うので、今日の前半ではその役目は良くできたと思います。

-前節からの改善点はどこでしたか?
水曜日の試合はセルフィッシュな部分が多かったとみんな言っていたので、今日の試合ではパスを回してサイドを何回も変えるというところを、出だしこそできなかったですが、継続的に最後までやり続けることができたと思います。

-1000アシスト達成となりました
アシストというのはチームメイトがシュートを決めてくれたからできるものなので、チームメイトのおかげだと思っていますし、感謝したいと思います。

-明日の試合に向けて
川崎さんは長い連敗のなかですので明日もよりハードにやってくると思ってます。そのハードプレーに対して受け身にならず、逆に自分たちがやり返せるように、明日は年内最後のホームゲームなので勝ちにいきたいと思います。

 
ヘッドコーチ

ロネン・ギンズブルグ

今日の試合も最近と同じような展開で、"いい時間と悪い時間が少しあって、その悪い時間帯で試合が決まってしまった"という展開でした。

前の試合は3Qが問題だったのですが、今日の試合は2Qでした。トランジションで走られて連続得点を与えてしまい、追いかける展開になってしまいました。この追いかける展開になるまでにどうするかというのが難しいところです。

また、今日は私達の集計ですと、ターンオーバーからの失点が26点。ターンオーバーをしないということが大前提ですが、ターンオーバーをしてしまった後でのトランジションで止めることができなかったことがディフェンスの修正点だと思います。

経験のなさというのが出てしまいましたが、今年「新しい川崎」になっていくにあたっては、プレータイムをそこまでもらえてなかった選手たちがプレーする場合がありますが、その選手たちの間違いはある程度しょうがないと考えています。その間違いをどうやって減らすかということと、トランジションで相手をどれだけ止められるかということが今後の課題だと思います。

最後に三河さんはBリーグでも屈指の素晴らしいチームだと思います。明日はもう少しいい試合ができればと考えています。

フォトギャラリー

川崎との今シーズン初対決は「ブルークリスマス」がテーマ。シーホースくん、タツヲ、Super Girlsがクリスマス衣装を身に纏いファン・ブースターをお出迎え、華やかなオープニングセレモニーも披露した。会場にはすみっコぐらしの「とかげ」も来場し試合を大いに盛り上げた。また、「除夜のフリースロー 108本 in」イベントも開催。ファン・ブースターが一体となりフリースローを沈め、108本目を成功した方に全選手入りサインボールがプレゼントされた。

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