HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 12/11(水)FE名古屋戦

東海テレビ Presents シーホース三河ホームゲーム

ファイティングイーグルス名古屋との今季初の“愛知ダービー“は1Qに12点のビハインドを背負う苦しい展開となるが、レイマン不在の中でガードナーが28得点、オーガストが17リバウンドと奮起。最後まで接戦を演じたが、惜しくも1点差で敗れた。

1Q
三河 20–32 FE名古屋
5本の3Pシュートを決められ、二桁リードを許す

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

FE名古屋に#11ヘンリーのダンク、#5バッツのファストブレイク、#8佐土原の1on1とバスケットカウントの連続得点で0-9とスタートダッシュを許す。

#54ガードナーが力強い1on1からバスケットカウントを獲得して初得点を挙げるが、セカンドチャンスからFE名古屋#23保岡に3Pシュートを決められて流れを変えられない。すぐに#13須田が3Pシュートで対抗するも、再び#8佐土原がポストアップから得点を挙げる。

#19西田(優)はFE名古屋#8佐土原の1on1をブロックショットで止めると、オフェンスでも立て続けに3Pシュートを沈めて12-16と追い上げる。

しかし、FE名古屋#11ヘンリーを止められず、さらに#5バッツのポストプレーを起点に#21笹山に連続で3Pシュートを決められて点差を二桁に広げられる。

残り1分、#54ガードナーが力ずくでインサイドをこじ開けるが、その後もFE名古屋の得点を止められず、10分間で32失点。12点ビハインドで最初の1Qを終えた。

2Q
三河 44–48 FE名古屋 (三河 24–16 FE名古屋)
セカンドユニットの堅守で巻き返し、シーソーゲームに持ち込む

スタートは、#7長野、#18角野、#27石井、#32シェーファー、#54ガードナー。

#32シェーファーがドライブでチームを勢いづけると、怪我から復帰した#27石井の3Pシュート、カットインの連続得点で26-34と追撃開始。機動力を生かしたディフェンスでFE名古屋にタフショットを打たせて、ディフェンスリバウンドから走る三河らしい形に持ち込み、#18角野が3Pシュートを射抜く。

FE名古屋のタイムアウト明けも、オールコートで激しくプレッシャーをかけてターンオーバーを誘い、素早くオフェンスに転じて#27石井の3Pシュートで2点差に迫る。

さらに、#0オーガストがリバウンドで奮起。#54ガードナーがファウルを受けながらタフショットを沈めて、35-36と1点差に肉薄する。

残り3分、#19西田(優)がFE名古屋#11ヘンリーにマークされながらも果敢にリングへアタック。このリバウンドを#0オーガストがもぎ取って37-36と逆転に成功。

その後は一進一退の展開に。三河が#0オーガストのカットインで前に出れば、FE名古屋は#0オルジョビの3Pシュートで再逆転。#19西田(優)のドライブ、#54ガードナーのバスケットカウントでリードを奪い返すと、FE名古屋も#3並里のフリースローで応戦。FE名古屋#0オルジョビにブザービーターを沈められて4点ビハインドで後半に入った。

3Q
三河 66–66 FE名古屋 (三河22–18 FE名古屋)
ガードナーの強さを発揮、同点で最終Qへ

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

リバウンドからFE名古屋に先制されるが、#11久保田のキックアウトから#54ガードナーが3Pシュートを射抜いて対抗する。

#11久保田のドライブ、#19西田(優)と#0オーガストのアリウープで魅せ、会場を沸かせるが、三河に流れが傾きかけると、FE名古屋#11ヘンリー、#0オルジョビの得点で盛り返され、なかなか逆転するには至らない。

残り4分、FE名古屋#8佐土原のゴール下でリードを7点に広げられるが、#18角野の3Pシュート、#54ガードナーのドライブで2点差に詰め寄る。

残り2分半、#54ガードナーが3人に囲まれながらリバウンドをねじ込み、62-62の同点に。FE名古屋は#11ヘンリーの個人技で突き放しにかかるが、#7長野がボーナススローで追随。両者譲らず、66-66の同点で最終Qを迎えた。

4Q
三河 83–84 FE名古屋 (三河 17–18 FE名古屋)
エース・西田(優)を中心に果敢に攻めるも、1点差で惜敗

スタートは、#7長野、#18角野、#27石井、#32シェーファー、#54ガードナー。

#7長野と#54ガードナーの2メンゲームで先手を取る。FE名古屋#21笹山にディープ3Pシュートを決められるが、#27石井の合わせで渡り合う。

70-69のままスコアが動かないじりじりとした時間が続くが、アンスポーツマンライクファウルのフリースローをFE名古屋#23保岡に2本とも決められ、再びリードを奪われる。

4点のビハインドで迎えたオフィシャルタイムアウト明けは、エース#19西田(優)を中心にオフェンスを展開。#19西田(優)とのコンビプレーで#54ガードナーが得点するも、FE名古屋#8佐土原の3Pシュートでリードを5点に広げられる。

残り2分半に#19西田(優)が強気のドライブでワンポゼッション差に。さらに#19西田(優)はタイトなディフェンスでFE名古屋#11ヘンリーを封じ、そこからオフェンスに転じて#19西田(優)の3Pシュートで79-79の同点に追いつく。

ファン・ブースターが大青援で選手にパワーを送ると、#7長野がオフェンスファウルを誘発。残り55秒に#54ガードナーとのピックアンドロールから#7長野が得点して81-79と前に出る。

残り33秒、#11ヘンリーの3Pシュートで再逆転されるが、#19西田(優)が鋭いドライブでフリースローを獲得して同点に追いつく。残り7秒間を守り切ってオーバータイムに持ち込みたいところだったが、FE名古屋#11ヘンリーにボーナススローを与えてしまい、1点差で惜敗した。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

今日の試合に関しては、自分たちのディフェンスはベストゲームではなかったです。

第1Qが特に良くなく、12点リードを与えた状態で試合が始まってしまうと、なかなか簡単な試合にはならないです。

第2,3,4Qに関しては、そこから取り戻してプレーできたものの、第1Qの点差があると、このようなタフな試合になってしまうと思います。

 
SG/SF

西田優大

出だしで僕たちがしっかりとゲームを作っていかなくてはいけない状況であれだけ走られてしまうのは良くないと思いますし、ディフェンスをアイデンティティとしているチームとして1Qで30点も取られてしまっては追いつくためにエネルギーを使わなくてはいけないですし、追いついてクロスゲームになった後も細かい部分で遂行しきれなかったところがあるので出だしがすべてだったと思います。

-今日のゲームの中で次につながる点があるとすればどこでしょうか?
苦しいクロスゲームの中でもオフェンスファウルだったり、ターンオーバーだったりちょっと勿体無いなと試合しながらでも感じる部分はあったので、練習でしっかりコミュニケーションをとって擦り合わせて、週末にまた戦えるようにやっていきたいと思います。

-次節の京都戦に向けて
前節の仙台戦もそうでしたが遠いアウェーの地にやってきてくれる方もいますし、次は京都ということでぜひ皆さんも足を運んでいただいて、連戦が続いて大変な状況ではあるのですが皆さんとともに一丸となって勝ち星を積み上げていければいいなと思うので、ご青援よろしくお願いいたします。

 
ヘッドコーチ

川辺泰三

お互いにタフなスケジュールとタフなメンバーの状況という中で、選手たちは"勝って成長する"というゴールセットをクリアしてくれたと思います。

ターンオーバーからの失点やオフェンスリバウンドなど修正点はありますが、選手たちは細かいゲームプランを遂行してくたと思いますし、何よりも"勝つんだ"という気持ち・エナジーがすごく良かったと思いますし、勝てたことが全てだと思います。

我々のチーム状況ですと"勝つ"ということが何より求められていますし、勝って成長していくことで"CS"と"日々成長"というダブルゴールを達成していきたいと思います。

すぐ試合があるので切り替えていきたいのですが、あらためて今日は選手・アシスタントコーチ・スカウティングコーチ陣、本当にグッドジョブだったと思います。

フォトギャラリー

東海テレビ Presents シーホース三河ホームゲームのテーマは「ミカワ夜祭」。 毎週土曜放送の「TIP OFF!シーホース ~超えていけ。~」のナレーションを担当する篠田愛純アナウンサーと東海テレビキャラクターの「イッチー」が応援に駆けつけ、来場者全員にイッチーとシーホースくんがあしらわれた「東海テレビ×シーホース三河オリジナルマフラータオル」をプレゼント。

また、「えんにちブース」や「からあげナイト」も開催され、2000人超の観客は夜祭を楽しんでいた。

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