HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 11/6(水)秋田戦

バイウィーク前アウェー3連戦の初戦vs秋田ノーザンハピネッツ。秋田の激しいディフェンスに苦しみながらも、エース・西田が3Pシュート4本を含むシーズンハイの21得点の活躍で勝利に導き、大黒柱・ガードナーの史上初となるB1個人通算10,000得点達成の快挙に花を添えた。

1Q
秋田 17–20 三河
序盤は秋田のディフェンスに苦しむも、リバウンドを改善して逆転

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

#54ガードナーを起点に攻撃を組み立てるが、秋田の激しいディフェンスに苦しめられ、#5田口のミドルシュートで先制される。すぐに#19西田(優)が3Pシュートで対抗するが、その後もオフェンスにリズムが生まれず、3-8と秋田にリードされる。

#11久保田がドライブでこじ開けるも、開始5分に秋田#5田口にオープン3Pシュートを許して、たまらずタイムアウトを取る。

“ジャンボラインナップ“に変更してリバウンドを改善すると、#11久保田がオフェンスリバウンドから#19西田(優)のコーナー3Pシュートをアシスト。さらにディフェンスリバウンドから#11久保田がロングパスで#19西田(優)のバスケットカウントをお膳立てして11-11と追いつく。

残り3分、#10レイマンのドライブからのダンクで前に出る。秋田に逆転されるが、流れるようなチームオフェンスから#10レイマンの3Pシュートと#0オーガストのダンクでリードを奪い返し、3点リードで最初の10分を終える。

2Q

秋田 42–43 三河 (秋田 25–23 三河)
熾烈なシーソーゲームが続き、須田のブザービーターで1点リードして後半へ

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井。

序盤はシュートがリングに嫌われる重い展開。秋田に立て続けに3Pシュートを決められ、23-22と逆転を許す。さらにファストブレイクから連続失点してリードを4点に広げられる。

#54ガードナーが力強いアタックからフリースローを獲得。秋田#5田口に3Pシュートを沈められるが、再び#54ガードナーがバックダウンで押し込んでフリーになった#19西田(優)が3Pシュートを決め切る。#11久保田が狙いすましたスティールからプッシュして29-29の同点でオフィシャルタイムアウトを迎えた。

以降は熾烈なシーソーゲームに。ディフェンスリバウンドから走って#11久保田がイージーレイアップで先行すれば、秋田#11熊谷がスティールからのファストブレイクで再逆転。#13須田が3Pシュートを決めれば、秋田は#24モランのミドルシュートで応戦する。

残り4秒にタイムアウトを取り、デザインしたオフェンスから#13須田が3Pシュートのブザービーターを成功させ、1点リードで後半へ。

3Q
秋田 57–65 三河 (秋田 15–22 三河)
5本の3Pシュートで、8点リードで最終Qへ

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

秋田#0ガディアガ、#21メコウルの連続得点で逆転されるが、#19西田(優)、#54ガードナーの連続3Pシュートで主導権を渡さない。

#13須田のドライブ、#11久保田の3Pシュートとバランスの良いオフェンスを展開。#10レイマン、#19西田(優)のフリースローで得点を重ねていくが、その度に秋田に追いつかれ、終盤まで我慢比べが続く。

ゾーンディフェンスで秋田の得点を止め、#7長野の3Pシュート、#10レイマンのフリーススロー、#18角野の3Pシュートで57-65と抜け出し、8点リードで最終Qへ入った。

4Q
秋田 71–83 三河 (秋田 14–18 三河)
2点差に詰め寄られるが、3Pシュートで突き放して12点差勝利

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー。

#7長野がルーズボールにダイブするなど両チームともに勝利への執着心を見せる。激しいディフェンスを継続する中、#0オーガスト、#7長野がファウルトラブルに陥り、開始3分半に秋田#21メコウルの3Pシュートで2点差に詰め寄られる。

タイムアウトで流れを切ると、#19西田(優)のアタック、#10レイマンのファストブレイクで突き放して勢いを取り戻す。

6点リードで迎えたオフィシャルタイムアウト明け、秋田#21メコウルのゴール下で先行されるが、#54ガードナー、#10レイマンの連続3Pシュートでリードを二桁に広げる。

秋田にオールコートでプレシャーを掛けられるも、落ち着いてパスを繋いでディフェンスをかいくぐり、残り1分半に#54ガードナーの3Pシュートで69-80に。

残り46秒、#54ガードナーが得意のユーロステップで史上初となるB1個人通算10,000得点達成。さらに#54ガードナーのフリースローで加点して、71-83で勝利した。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

     

まずは、#54 ダバンテ・ガードナー 選手が10,000得点を達成する歴史的な日であることが嬉しかったです。 彼は素晴らしい選手ですしシーホース三河を代表してこの記録を達成してくれたことを嬉しく思っています。

彼は非常に謙虚ですし、責任を持ってプレーできる選手、そして彼がチームにいてくれることが素晴らしいことだと思っています。

-秋田のボールプレッシャーの激しさに対してどんなゲームプランで臨みましたか?
私たちはいいスカウティングのできるコーチ、ビデオコーディネイターが揃っていて、今回に関しては松浦なずなビデオコーディネイターが担当となり、私たちが成功するために必要な情報をくれて、準備をさせてくれました。

ただ、ゲームの内容としては18のターンオーバーがありましたが、秋田さんのようなプレッシャーをかけてくるチーム対して、こういうことが起こってしまうことはあるので困難な状況を自分達で乗り越えて、成長できたのかなと思っています。

前半に関してはオープンなシュートはありましたがそれを決め切ることができませんでした。ただ、後半は同じようにチャンスが来た時にしっかりとシュートを決め切ることができたことが勝因だと思います。

 
PF/C

ダバンテ・ガードナー

今日は素晴らしい試合になったと思います。秋田さんは本当にタフなチームで激しくスティールを狙ってくるチームなので、自分達としてはターンオーバーをしないようにすることが大切でした。

-史上初のB1個人10,000得点達成を自身ではどのように評価していますか?
とても嬉しく思います。今回Bリーグ史上初の10,000得点を達成できたこととともに、 数年後すぐにBプレミアという新しいリーグが始まるのでこの枠組みでは最後の1人ということになるのかな、と思っています。

ここにさらにチームとしての優勝という記録を加えたいです。

-週末の群馬戦に向けて
今チームとしていいリズムに乗れているので、バイウィークに入る前にしっかりといい試合で締めたいと思います。

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