HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 10/12(土)三遠戦

愛知トヨタ Presents シーホース三河ホームゲーム

オープニングシリーズ「超えていけ。」豊田開幕は三遠ネオフェニックスとの“三河ダービー”。3Pシュートが高確率に決まる好スタートを切るも、三遠のタイトなディフェンスに徐々に攻撃の歯車を狂わされ、一時は20点のビハインドを背負う。4229人の観客の後押しを受けて最後まで戦う姿勢を貫くも点差を覆せず、ホーム開幕を白星で飾ることができなかった。

1Q
1Q 三河 24–18 三遠
久保田ら3Pシュートが高確率に決まり、6点リードの好スタート

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

三遠#24佐々木のドライブで先制されるが、#54ガードナーのアタック、ディフェンスリバウンドからアーリーオフェンスで#11久保田が3Pシュートを射抜いて5-2と逆転する。さらに#11久保田はその直後にも2本目の3Pシュートを決めてリードを広げる。

三遠に#10吉井の3Pシュートなどで1点差に追い上げられるが、#13須田の3Pシュートで突き放し、粘り強いディフェンスで三遠のターンオーバーを誘発してファストブレイクから#54ガードナーが3Pシュートを沈める。

三遠に再び1点差に迫られるが、#54ガードナーのフリースロー、#0オーガストのアタックで引き離すと、残り2分に#10レイマンが3Pシュートを決めて21-13とリードを広げる。

タイムアウトを取った三遠は#5大浦の3Pシュートで反撃するが、#18角野がすぐさま3Pシュートで返上。三河ペースで1Qを終える。

2Q
2Q 三河 39–47 三遠 (三河 15–29 三遠)
一進一退の主導権争いが続くが、終盤得点が止まり、8点ビハインドで後半へ

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井。

三河#18角野、三遠#10吉井が3Pシュートを決め合うスタート。#7長野のドライブ、#0オーガストの1on1で三河がリードを広げれば、三遠は#1メイテンのリバウンド、#23 ダジンスキーの3Pシュートで渡り合い、互いに一歩も引かない。

三遠#10吉井のカットインで3点差に詰められるが、三遠#10吉井のゴール下を#19西田(優)がブロックショットで止め、そこからファストブレイクに転じて#10レイマンがダンクでリードを譲らない。

三遠#10吉井、#28津屋の連続得点で逆転されるが、すぐに#11久保田がスピードを活かしたドライブで35-34とリードを奪い返す。

両チームともにディフェンスの強度が高く膠着状態が続くが、三遠#14湧川の3Pシュート、#2ヌワバにスティールからダンクを決められ、35-39と三遠に流れが傾きかける。

タイムアウトで修正を図り、#19西田(優)のドライブに#11久保田が合わせ、#0オーガストのドライブで加点して39-39の同点に追いつくと、今度は三遠がタイムアウト。ベンチワークも含めた熾烈な総力戦が繰り広げられる。

その後は約2分半に渡ってスコアを動かせず、三遠に8-0のランを築かれ、8点ビハインドでハーフタイムを迎える。

3Q
3Q 三河 52–62 三遠 (三河 13–15 三遠)
シュートを決め切ることができず、二桁ビハインドで最終Qへ

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

#19西田(優)を起点にオフェンスを展開。#19西田(優)のアシストから#54ガードナーが3Pシュートで先制点を挙げる。しかしその後は得点が続かず、開始4分に三遠#5大浦のボーナススローで二桁点差を作られる。#19西田(優)がドライブで切り込んでフリースローで加点するが、三遠#12ウィリアムスにインサイドから得点を重ねられてリズムを変えることができない。

オフェンスにリズムが生まれない中、#18角野がドライブで打開。さらに残り2分半に#7長野のキックアウトから#18角野がコーナー3Pシュートを突き刺して4点差に追い上げる。しかし再びオフェンスが沈黙。終了間際に三遠#5大浦に3Pシュートを決められ、10点ビハインドで最終Qへ。

4Q
4Q 三河 72–85 三遠 (三河 20–23 三遠)
最後まで喰らいつくも、ホーム開幕戦を勝利で飾れず

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井。

三遠#2ヌワバに先制されるが、#0オーガストのダンクで対抗。#16西田(公)のアシストで#18角野のミドルシュートを決めて喰らいつく。

しかしその後アウトサイドシュートを決め切ることができず、約4分間無失点に封じられ、三遠#2ヌワバ、#24佐々木らに得点を重ねられて16点差でオフィシャルタイムアウトを迎える。

三遠#5大浦の3Pシュートでリードを19点に拡大されるが、#54ガードナーが3Pシュートで反撃。#10レイマンが相手のシュートをブロックショットで止めるなど意地を見せるも、残り2分に三遠#10吉井にスティールからダンクを叩き込まれ、62-82と20点のビハインドを背負う。

それでも#27石井のアシストで#16西田(公)が3Pシュートを沈め、ファストブレイクから#10レイマンが得点。#27石井の3Pシュート、#10レイマンのファストブレイクと最後まで戦う姿勢を貫いたが点差を覆すには至らず、ホーム開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

1Qは良い形でディフェンスも含めてよいスタートができました。

ただ2Qはオフェンスリバンドを取られすぎてしまったのと、ペイントでスコアを取られ、3Pシュートでも取られてしまうという、ゲームについていくのに大変な状態になってしまいました。

今日の試合から教訓を得て成長していきたいと思います。

 
SG/SF

角野亮伍

インサイド負けしたな、という印象が強いです。

先ほどチームのミーティングを終えたのですが、インサイドポイントとリバウンドの数で圧倒的に負けていたら勝てる試合も勝てなくなる、という反省があったので、リバウンドはセンターだけの仕事ではなく僕らガード陣も全員でリバウンドを取りに行って、全員で走って、というバスケットをしないと明日も同じような結果になってしまうと感じています。

-インサイドは昨年の強みではあったと思いますが、いかがでしょうか?
#0 ザック・オーガスト、#10 ジェイク・レイマン、#32 シェーファーアヴィ幸樹の各選手はもちろん走ることができるプレーヤーですが、インサイドの競り合いという部分では負けてしまう場合もあるのでそこは戦ってもらっている分、外にいる僕らが飛び込んでいって助けてあげる時は必要だと思っています。

-オフェンスについてはいかがでしょうか?
これは去年からずっと課題だったのですが、良い時は良いんですがボールが孤立してしまった時などに、迷ってしまい結局シュートクロックのギリギリまで一人がボールを持ってしまってタフショットを打たざるを得なくなる。

そうして走られたり僕らが弱気になってターンオーバーされて点を取られ、そこから流れが悪くなってしまってるというところが課題なので、そこはガードもそうなのですが、周りの選手が率先して声を出して、共通認識を持って僕らの練習してきたプレーを遂行すれば点を取れると思うのでそこをもっとカイゼンしていかなければと思います。

-自身のシュートタッチも含め調子が良いように感じますが要因はありますか?
誰よりもシューティングの練習をしている自信はあるので、チームの中でそれは良い形ででていますが、入り続けるということは難しいので外れ出してもしっかりと腐らず、努力し続けてできるだけ好調を保ちたいな、と思います。

これは僕の高校の時の先生の言葉なのですが「調子が良い時はお前の実力ではない」と言われていたんですね。

調子が悪い時こそ本当の自分の実力であって、悪かった日のレベルをどれだけ上げることができるかと僕は思っているので調子の良い時に30点、40点くらい取れる選手はたくさんいて、それがその人の実力かと聞かれたら毎回続けることができればそれは実力ですが、毎回続かないのがバスケットなので。

ただ今は調子の良い日が続いているのでこれをスタンダードにできるように満足せずに努力し続けたいな、と思います。

-誰よりもシューティング練習をする部分はずっと続けている部分だとは思いますが、何かそれ以上に今自分の中に変化は感じていますか?
プロなので、周りのみんな含めて質のいい練習方法をやるのは当たり前だと思うんです。

ただその中でそれでもやっぱり量を人よりこなして気持ちの部分でも自信をつけるのは今でも大事だと思っているので量だけは負けずにやりたいな、と思います。

-明日に向けて
明日は必ず勝ちます。

明日も会場に足を運んでいただいて、たくさんのご青援をお願いします!

 
ヘッドコーチ

大野篤史

ゲームのスタートは、開幕から3試合通してそうなのですが、ソフトに入ってしまったかなと思っています。

ただその中で我慢強くカムバックして、ディフェンスから自分たちのオフェンスペースをつくれたことが勝利に繋がったと思います。

フォトギャラリー

愛知トヨタ Presents シーホース三河ホームゲームには4229人が来場。ホーム開幕を待ちわびたファン・ブースターが開場前から長い列を作った。

オープニングパフォーマンスなどのイベントも昨季を“超える”演出に。三遠に期限付移籍中の柏木選手がタツヲの自転車で登場して会場を盛り上げると、「Super Girls」がリボンやバスケットボールを使った新パフォーマンスを披露した。

また、試合前に選手が出演したアイシンの新CMがアイシンスーパービジョンでお披露目されると、会場から拍手が湧き起こった。

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