HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 5/5(日)三遠戦

「BODY MAINTE」Presents ホームゲーム

チャンピオンシップ出場をかけた大一番は序盤から拮抗した展開が続く。インサイドを起点にする三遠に対してファウルトラブルに陥るが、終盤まで強度の高いチームディフェンスで対抗し7点差で勝利、3年ぶり4回目のCS出場権を獲得した。

1Q
三河 22–17 三遠
ハードなディフェンスで流れを変え5点リードを奪う

スターティング5は、#0オーガスト、#7長野、#19西田(優)、#43イ、#54ガードナー。

両ファン・ブースターの熱気で溢れ返る中、三遠#1メイテンのインサイドで先制される。#54ガードナーが3Pシュートを返上するが、三遠#5大浦のアタック、#14金丸の3Pシュートで3-7とリードされる。

三遠のインサイドを中心としたオフェンスに苦しむが、#54ガードナーが個人技で対抗し踏み止まる。残り4分半、#10レイマンのブロックショットが炸裂すると、#43イのドライブで加点。さらには#19西田(優)とのコンビプレーから#32シェーファーが得点し、12-15とワンポゼッション差に迫る。

途中交代の#27石井が激しいディフェンスからスティールし、一気に流れを引き寄せると#7長野が3Pシュートを射抜き17-15と逆転に成功する。三遠は#0ラベナのカットインで対抗するが、#0オーガスト、#10 レイマンが得点を重ね22-17とリードを広げ1Qを終える。

2Q
三河 42–39 三遠 (三河 20–22 三遠)
イが9得点の活躍でチームを牽引

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#27石井、#32シェーファー。

アーリーオフェンスから#10レイマンが3Pシュートを沈め先制する。インサイドを徹底して攻める三遠に対して、#54ガードナー、#43イが個人技で打開する。

#0オーガストのスティールからファストブレイクを展開し、#10レイマンが豪快なダンクを炸裂させると、残り3分に#19西田(優)がドライブで加点、さらには#43イもファストブレイクで応戦し、35-28とリードを拡大する。

三遠は#1メイテンの個人技で対抗するも、#43イが鋭いドライブからバスケットカウントを獲得し主導権を譲らない。終盤、三遠の多彩なオフェンスを止められず40-39と1点差に迫られる中、ラストプレーで#43イがドライブで加点し、42-39とリードを守る。

3Q
三河 56–52 三遠 (三河 14–13 三遠)
ファウルトラブルが相次ぐ中、チームディフェンスで対抗

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#19西田(優)、#43イ、#54ガードナー。

三遠#14金丸の3Pシュートで試合を振り出しに戻されるが、#43イが冷静にジャンプシュートを沈め逆転を許さない。ワンポゼッション差をめぐる激しい攻防が繰り広げられる中、#54ガードナー、#0オーガストのファウルがかさみ苦しい時間が続く。

残り4分、ファン・ブースターが大ブーイングを浴びせ三遠#1メイテンにフリースローを落とさせると、#43イが鋭いアタックから得点を重ねる。三遠も#29細川の3Pシュートで喰らいつくが、#54ガードナーがパワープレイで対抗し流れを譲らない。

インサイドを強調する三遠に対し、終盤まで徹底してチームディフェンスを遂行。簡単にはインサイドでの得点を与えず56-52で4Qを迎える。

4Q
三河 79–72 三遠 (三河 23–20 三遠)
“大青援”を後押しに流れを掴み切りCS出場権獲得

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#27石井、#32シェーファー。

#10レイマンの3Pシュートで先制すると、ファストブレイクから#0オーガストの豪快なダンクが炸裂し、会場が大熱狂に包まれる。ファン・ブースターの”大青援”に後押しされる中、#10レイマンが3Pシュートを射抜き64-54と一気に突き放す。

三遠#1メイテン、#24佐々木に一挙6得点を重ねられるが、#0オーガストのダンク、#10レイマンのブロックショットで立て直す。残り3分半、#7長野がフリースローで加点するとディフェンスでも躍動し、三遠のオフェンスファウルを誘発。さらには#10レイマンもドライブで得点を重ね73-64と再びリードを拡大する。

三遠のタイムアウト明け、三遠#5大浦、#0ラベナの連続得点で1点差に迫られるが#54ガードナーのパワーアタックで突き放す。残り47秒には#54ガードナーの気迫あるブロックショットが炸裂するなど、反撃の糸口を与えない。最後まで徹底してチームディフェンスを遂行し79-72で勝利、CS出場権を獲得した。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

本当に長い「ずっと試合をしているような」ゲームでした。本当に本当に、ハードな試合でした。

今節は2試合とも勝利しなければならないという状況は、理解して臨んでいました。しっかり理解した中で、三遠さんという素晴らしいチームに2連勝するということは、決して容易ではありません。その中でファウルトラブルも含め厳しい状況の中でも逃げることなく、最後までハードに戦い続けた選手・スタッフたちを心から誇りに思います。

-チャンピオンシップ出場に向けて、改めて地域の方、ファン・ブースターへメッセージをお願いします。
まず最初にお伝えしたいのは、本日勝利してチャンピオンシップ出場を果たすことができたという結果は、間違いなくファン・ブースターの皆さまの存在がなくては、なし得なかったということです。勝っているときも負けているときも、ホーム・アウェーに関わらず多くの方が足を運んでいただき青援を送ってくれたことが自分たちの力になりました。

また、本日の試合会場を見てていただいても、小さいお子さんから大人まで喜んで、楽しんでいただけたと思います。我々が三河でバスケットボールをしている理由の1つは、こういった経験・体験をしてもらうことだと考えています。

これからのチャンピオンシップ、一緒に戦っていただきたいと思います。チャンピオンシップはこれまでの戦績は関係なくゼロからの戦いとなり、自分たちにとって新しいチャレンジになります。世界一のファンの皆さんにサポートしていただきながら戦い抜きたいと思います。

 
SG/SF

西田優大

-試合を終えての率直な感想をお願いします。
負ければ終わり、勝てば次にいけるということでメンタル面ではシンプルに戦うことができました。

2回目のバイウィークが終わってから、他地区・同地区の強豪チームと試合をしていく中で少しバラバラになりかけたタイミングもありましたが、すべてが最後こういう結果になるために乗り越えてきた試練というか、この結果のために今まで頑張ってきたんだなと思えるような最終節でした。

-試合が終わった直後に感情が昂っている場面がありましたが、その時はどのような思いでしたか?
試合が始まる前はあまりそういう感情ではなかったんですが、1個勝てばチャンピオンシップにいけるという中で川崎さんに負けて上のスクリーンで千葉さんとSR渋谷さんの試合を見て悔しい思いをした三河での初シーズン、最後に前HCの鈴木貴美一さんがいなくなった昨シーズンなど、なかなか結果が出ない2シーズンからの新シーズンは正直不安もありました。

でもこうやって戦っていく中で、自分たちのやっていることは間違いじゃないと思え始めて、ちゃんと結果もついてきて、ほっとしたような、やっとここに立てたという思いが一番強かったです。

-チャンピオンシップに向けての意気込みをお願いします。
リッチマンHCはあと6つ勝てば優勝と言ってましたが、本当にその通りです。

僕たちが目標にしていたのはチャンピオンシップ出場ではないので、ここはひとつの通過点です。

チャンピオンシップに出るのが初めてということなどは一切関係なく、今までやってきた僕たちがやるべきことを、しっかりとチャンピオンシップでもやり続けたいと思います。

中地区2位ということも関係ないです。あと6つ勝てば良いので頑張りたいと思います。

 
ヘッドコーチ

大野篤史

昨日の試合と比べれば、メンバーがロスした中でも自分たちの色を出してくれたと思います。

自分たちはどういうチームなのかということを、しっかり表現できたゲームだったと思います。

フォトギャラリー

「Thanks!Fes.」をテーマとしたBODYMAINTE Presents ホームゲームでは、先着3,000名さまに「ボディメンテ」をプレゼント!熱気に溢れる会場の中、多くのファン・ブースターがボディメンテで喉を潤し”大青援”で試合を盛り上げた。

ゲーム終了後には「サンクスセレモニー」を開催。選手からのメッセージにファン・ブースターから大きな拍手が湧き上がった。

また「春のガチ。めし」ガラポン大抽選会も実施。アリーナグルメを楽しみながらガラポン抽選に”ガチ”で挑む来場者の姿も多く見受けられた。

公式SNS

フォローして、最新情報をチェック!

アイシンブループ