HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 4/17(水)横浜BC戦

アサヒ飲料 Presents シーホース三河ホームゲーム

横浜ビー・コルセアーズとの今季最終戦。立ち上がりからハードなディフェンスで横浜BCのオフェンスを停滞させると、バランス良く得点を重ねて、25点のリードで前半を終える。後半もディフェンスの強度を落とすことなくリードを保ち、最終スコア77-55で快勝した。

1Q
三河 20–8 横浜BC
ハードなディフェンスとガードナーの3Pシュートで二桁リードのロケットスタート

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#19西田(優)、#43イ、#54ガードナー。

エースキラーの#19西田(優)を横浜BCの攻撃の起点である#5河村にマッチアップさせて簡単にオフェンスをさせず、開始2分半に#54ガードナーの3Pシュートで先制する。

#19西田(優)のビハインドパスに#54ガードナーが合わせ、#54ガードナーの2本目の3Pシュートと快調に得点を重ね、開始5分に#11久保田のアタックで10-4とリードする。

横浜BCは#5河村を起点に反撃するが、ダブルチームを仕掛けられた#54ガードナーがオープンになった#10レイマンの3Pシュートをお膳立て。さらにポストアップから加点して17-8とリードを広げる。

その後も足を使ったディフェンスで簡単に横浜BCに得点を与えず、#7長野の3Pシュートで12点リードして1Qを終える。

2Q
三河 44–19 横浜BC (三河 24–11 横浜BC)
前半を19失点に封じるディフェンスで主導権を握り、25点リードで後半へ

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー。

横浜BC#23キングに先制点を挙げられるが、#10レイマンのアタックで応戦。#0オーガストのオフェンスリバウンドから#18角野が3Pシュートを沈めて25-10と突き放す。

その後も24秒バイオレーションを誘発するなど強度の高いディフェンスを続け、開始3分半に#7長野の鋭いパスを受けた#32シェーファーがゴール下を決めて29-10と点差を離す。横浜BCはタイムアウトを取るが、#0オーガストのミドルシュートでリードを拡大する。

横浜BC#1ユトフのバスケットカウント、#11ソットのリバウンドで反撃されるが、#19西田(優)のドライブ、#54ガードナーの3Pシュートで点差を20点台に乗せる。

終盤には粘り強いディフェンスからファストブレイクに転じて#10レイマンがフリースローで得点を積み上げ、終了間際に#0オーガストが狙いすましたスティールからファストブレイクを繰り出し、44-19と25点差で試合を折り返す。

3Q
三河 64–42 横浜BC (三河 20–23 横浜BC)
横浜BCの反撃を浴びるも、崩れることなくチームディフェンスを遂行

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#19西田(優)、#43イ、#54ガードナー。

横浜BC#5河村のドライブで先制を許すと、#30須藤の3Pシュートなど開始からの2分間で10-2ランを作られ、46-29と17点差まで追い上げられる。

タイムアウトで修正を図り、#54ガードナーがアタックから連続得点を奪って巻き返す。

その後は20点差を挟んでの激しい攻防が繰り広げられる。横浜BCに#15オリバーの3Pシュート、ファストブレイクなどで追撃されるが、崩れることなく#0オーガストの連続得点、#54ガードナーがリバウンドからバスケットカウントで対抗。#43イも激しいマークを受けながらも力強いアタックでインサイドをこじ開ける。

残り1分に#10レイマンの3Pシュートでリードを24点に広げるが、横浜BC#23キングのファストブレイクで返上され、22点リードで最終Qを迎える。

4Q
三河 77–55 横浜BC (三河 13–13 横浜BC)
最後まで緩みを見せず、20点差をキープして完勝

スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。

デザインされたオフェンスから#10レイマンが3Pシュートを射抜いて先制。さらにファストブレイクから#32シェーファーが得点して、この試合最大の27点のリードを築く。

横浜BCに#9杉浦のバスケットカウント、3Pシュートの連続得点、さらにターンオーバーから#23キングに走られて反撃の勢いを与えてしまうが、#7長野のキックアウトから#32シェーファーがコーナー3Pシュートを沈めて流れを取り戻す。

その後は約2分間横浜BCに得点を与えず、残り3分半に#27石井の3Pシュートで25点差に。40分間ハードなディフェンスを続け、#32シェーファーの豪快なアタックで締めくくり。77-55と22点差で完勝した。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

40分通して良い試合ができたと思っています。入りから素晴らしく、前半を19失点で押さえることができたことはディフェンスの連動性が良かった成果だと思います。

横浜BCさんのシュートが入らなかったということも少なからずあったとは思いますが、自分たちのディフェンスで相手のシュートを落とさせるという集中力の高いディフェンスができたのではないかと思いますし、オフェンス面ではターンオーバーを少なくすることができたと思います。ただ、この数はもっと減らせると思うので、これからも改善していきたいと思います。

-アウェー・SR渋谷戦GAME1での教訓が生かされたのではないかと思うのですが、チームの成長とはどのように感じていますか。
大量リードからリードを維持して突き放すということは簡単なことではありません。今日の試合では「40分ハードにプレーし切る」ということを実行してくれました。これを言葉にすることは簡単ですが、遂行することは決して簡単なことではありません。

今日は課題だった「ハードにスマートに、チームで一体感を持ってやる。」ということを遂行してくれたと思います。ディフェンスではチームプレーを遂行でき、オフェンスでもターンオーバーという課題を減らす事に成功することができました。

 
C

シェーファーアヴィ幸樹

-今日の試合の振り返りをお願いします。
こちらも相手も良い入りではない重いスタートでしたが、その後しっかりとディフェンスで相手を崩すことができました。そこからは最初から最後まで自分たちのペースでできたと思うのですごく良かったと思います。

ただ25点差開いた後の3Qに流れを一瞬持っていかれたタイミングがあり、前回のSR渋谷戦で負けた試合もそういう形だったので、点差を気にせず自分たちのやるべきことをやらなくてはいけないと思いました。今日は試合を通してそこができ、しっかりと勝てたという感触です。

-最近は役割がはっきりとしてきてプレーがやりやすそうに見えますが、ご自身としてはいかがですか?
復帰して最初の頃は練習もあまり時間がこなせず、ビッグラインナップもしっくり来ていない部分があったんですが、最近は練習でも試合でもそれを試す時間が増えてきてどんどん馴染んできました。

レイマン選手とのビッグラインナップは前から良い形で出来ていましたが、先日のSR渋谷戦あたりからは、オーガスト選手・ガードナー選手・自分、という超ビッグラインナップがすごく良い形でプレーできています。自分の役割もはっきりとしていますしすごくやりやすくなって来ています。

コンディション的な部分でも、もうちょっと動けそうな部分はありますが、かなり動きやすくなってきたと思っています。

-ウォームアップのダンクなどを見ていてもどんどんタイミングが合ってきている気がしますが、そのあたりでの身体の変化は感じられますか?
はい。今日はダンクできませんでしたが、身体が動くようになってきています。試合が重なってきた時疲労が今までよりも溜まりやすくなっているというのは正直感じていますが、そこはしっかりとコントロールしてやっていますし、そういった疲労の違和感を除けば身体はどんどん動くようになってきています。ジャンプも良くなってきているので早く試合で一本ダンク出したいと思います。

-大事な2連戦が週末にやってきますが、試合に向けての意気込みをお願いします。
幸い自力でのチャンピオンシップ出場を決められる立場にはいますが、川崎さんも連勝中の良い感触で向かってくると思いますのでそこに負けないようにしたいと思います。

前回のSR渋谷戦のGAME1では負けてはしまいましたが、前半気持ちが入った良いプレーができていたので、あとはそれを40分間しっかりと続けることが大事だと思います。

相手チームのことを意識するのはもちろん当たり前ですが、それ以上に自分たちのやるべきこと、一人ひとりの役割をそれぞれこなすということができれば勝てる相手だと思っています。

今シーズンは2連敗していますが自分の感覚としては相性が悪いわけではないと思っています。やるべきことをしっかりと行い2連勝してチャンピオンシップ進出に向けてより近づきたいと思います。

 
ヘッドコーチ

青木勇人

あってはならない前半だったと思います。前半の3Pシュートの確率が0/17という数字を見てもシュートが入らないということはあったとは思います。だからといってプレーの遂行力が落ちたり、下を向いてしまうというのは全く違う話だと思っています。この点についてハーフタイムでしっかり共有しました。

ですので、3Qの入り方で後半は持ち直した部分はあったと思います。それでも前半にこれだけの大きな差がついてしまい、追いつくことにパワーを使ってしまう大変な試合だったと思います。

前半のパフォーマンスというのは自分たちのあるべき姿では全くないということを再認識して、こんなことが二度と起こらないように残りの試合を戦っていきたいと思います。

そこに気づけたのは、ブースターの皆さんのおかげだと思います。そういったブースターの皆さんの気持ちも込めて週末の準備をしていきたいと思います。

フォトギャラリー

アサヒ飲料 Presents シーホース三河ホームゲームは、来場者先着2,400名に120周年「ウィルキンソンタンサン」をプレゼント。

今シーズン最後のナイターも、恒例の「ミカワ夜祭」と「からあげナイト」を開催。3,303人の観客は、定番の鶏の唐揚げはもちろん、海鮮、豚などバリエーション豊かなからあげを片手に、提灯で彩られた夜祭を堪能していた。

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