連勝を狙ったアルバルク東京とのGame2。A東京の強固なディフェンスの前に最大20点差を築かれる。終盤にかけてディフェンスを修正し2点差に迫るが猛撃及ばず、1勝1敗の痛み分けに終わった。
A東京 27–17 三河
A東京の高確率な3Pシュートに苦しめられる
スターティング5は、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田(優)、#43イ。
A東京#3テーブス、#23メインデルの3Pシュートで先手を取られるが、#43イが3Pシュートを返上し主導権を譲らない。開始3分に#10レイマンが3Pシュートを射抜くと、ハードなディフェンスから#43イがファストブレイクを決め、8-8と同点に追いつく。
A東京#75小酒部、#22ロシターの得点で15-10とリードを許すが、三河のタイムアウト明けに#54ガードナーがゴール下で力強さを見せ喰らいつく。
しかし終盤、A東京#9安藤、#3テーブスの3Pシュートを許し、27-17と二桁差に拡大され1Qを終える。
A東京 41–32 三河 (A東京 14–15 三河)
要所で得点されA東京を捉えきれない
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#18角野、#27石井、#54ガードナー。
序盤からハードなディフェンスでA東京のタフショットを誘発し、素早いトランジションから#0オーガストのダンクが炸裂する。開始2分には個人通算400回目の出場となる#27石井が3Pシュートを射抜き29-24と5点差に縮めチームを勢い付ける。
オフィシャルタイムアウト明け、#43イがファストブレイクを決めると、残り3分半に#19西田(優)がアリウープパスで#0オーガストのダンクを演出して33-30とワンポゼッション差まで追い詰める。
しかし、A東京#23メインデル、#9安藤に連続して得点されA東京を捉えきれない。#10レイマンのフリースローで食い下がるが、残り50秒にA東京#3テーブスに3Pシュートを決められ、41-32でハーフタイムを迎える。
A東京 54–43 三河 (A東京 13–11 三河)
最大20点リードを許すが、セカンドユニットで巻き返す
スタートは、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田(優)、#43イ。
A東京の強固なディフェンスの前に得点できない時間が続き、54-34と最大20点差まで突き放される。
残り2分半に#54ガードナーが3Pシュートを射抜くと、#10レイマンもゴール下で奮闘。さらには#7長野がディフェンスでハッスルしてA東京のミスを誘発しチームに流れを呼び込む。
残り1分には#54ガードナーがゴール下で粘りを見せフリースローを獲得すると、ハードなディフェンスからアーリーオフェンスを展開、#32シェーファーがファストブレイクを決め54-43と点差を縮め3Qを終える。
A東京 65–61 三河 (A東京 11–18 三河)
ディフェンスから流れを手繰り寄せるが猛追及ばず、4点差で惜敗
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
#54ガードナーの狙い澄ましたパスから#10レイマンがバスケットカウントを獲得して54-46と点差を一桁差に盛り返す。
A東京は#11サイズのダンクで反撃するが、#10レイマンがフリースローから加点し点差を開かせない。さらには開始1分半、#54ガードナーのパスから#10レイマンのダンクが炸裂し主導権を握る。
開始5分に#11久保田が3Pシュートを決めるも、A東京#3テーブスに3Pシュートを返上され拮抗した展開が続く。
オフィシャルタイムアウト明け、#19西田(優)のファストブレイクで反撃の狼煙を上げると、#0オーガストのダンク、#10レイマンの3Pシュートで63-61と2点差に肉薄する。
しかし、残り15秒でA東京#3テーブスにジャンプシュートを決められ、あと一歩及ばず、4点差で惜敗した。
試合後コメント
ライアン・リッチマン
昨日と同様、入りの悪さというものが課題としてあったと思います。1Q終わった段階で10点差をつけられてしまいました。
そこから5点程盛り返すことができましたが、A東京さんに色々な選択肢を与えてしまい自分たちのやりたいことができず、相手にやりたい展開を自由にやらせてしまった点が最終的な結果に繋がったと思っています。
-3Q、点差が開いた時にセカンドユニットで巻き返しましたが、彼らに期待することを教えてください。
セカンドユニットがハードに動いて試合の流れを変えてくれたと思います。#7長野選手、#32シェーファー選手、#18角野選手が本当にハードにプレーしてくれたと思いますし、#27石井選手も勝つチャンスを近づけるプレーをしてくれたと思います。
ただやはり、A東京さんのような良いチームに対しては、良い時間があっただけでは勝てないということです。40分間自分たちがやるべきことをやり続けないと勝つことができない、特にアウェーに来ている以上はそういったことをやり切らないと勝ちをもぎ取ることができません。そこは自分たちにとって大きな経験になったと思いますので、次に繋げていきたいと思っています。
長野誠史
-試合の振り返りをお願いします。
昨日は我慢するべきところをしっかりと我慢できましたが、今日は自分たちのミスから相手に流れを渡してしまいました。そこを我慢できていれば違った展開になっていたかと思います。
20点差から2点差までカムバックできたことはチームとして成長している部分だと思うので、その前に我慢しきる点が今後の課題になると思います。
-これからの負けられない戦いに向けて、一言メッセージをください。
今日はひとつのミスから相手に流れがいきました。ただ、ミスせずにしっかりと自分たちのバスケットをしていけば、どんな相手でも勝てるという自信はあるのでそこをしっかりとやっていきたいと思います。