HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 3/23(土)京都戦

ビレッジ開発50周年記念 Presents シーホース三河ホームゲーム

今季初顔合わせとなった京都ハンナリーズとのGame1は、高いディフェンス強度で序盤から二桁リードで先行する。3Qに4点差まで詰め寄られるも流れを譲ることなく、最終的に16点差までリードを広げ白星を飾った。

1Q
三河 28–15 京都
高いディフェンスの強度からリズムを掴み13点リードを奪う

スターティング5は、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ。

#11久保田が古巣京都に挨拶がわりのフローターで先制する。京都#10ジャクソンにゴール下で得点されるも、#11久保田が果敢にドライブしフリースローを獲得する。

#10レイマンもゴール下、3Pシュートで得点を重ね、8-4とリードを広げる。京都#11前田、#7ライトの得点で1点差に迫られるも、#19西田の3Pシュート、#43イのジャンプシュートで逆転を許さない。

残り3分には#54ガードナーが3Pシュートを決め19-9とリードを二桁に拡大する。さらには#7長野の鋭いパスが通り#54ガードナーの個人通算11,000得点をお膳立てする。その後は両者フリースローで加点し、28-15と13点リードで1Qを終える。

2Q
三河 44–31 京都 (三河 16–16 京都)
得点できない時間が続くもディフェンスの強度を落とさず主導権を譲らない

スタートは、#7長野、#10レイマン、#27石井、#32シェーファー、#54ガードナー。

京都#7ライトの3Pシュートで先手を取られるも、#54ガードナーがゴール下で強さを見せ反撃する。開始2分半には#54ガードナーから#10レイマンへのアリウープパスが通り、32-20と再びリードを広げる。京都のタイムアウト後も#7長野のキックアウトから#27石井が3Pシュートを沈めて主導権を譲らない。さらには#32シェーファーが力強いドライブからバスケットカウントを獲得し、38-20と一気にリードを拡大する。

しかしオフィシャルタイムアウト明け、#27石井がリバウンドから加点するも、その後は得点できない時間が続く。0-7のランで40-29と11点差に迫られるが#11久保田が冷静にジャンプシュートを決め踏み止める。終盤は両者ファストブレイクから得点を重ね、44-31とリードをキープしハーフタイムを迎える。

3Q
三河 67–55 京都 (三河 23–24 京都)
一時は京都の連続得点で4点差に迫られるも、攻守とも集中を切らさず12点リードをキープする

スタートは、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ。

デザインプレーからこぼれたボールを#0オーガストが押し込むと、#10レイマンの絶妙なパスから、#0オーガストが得点し48-33とリードを拡大する。

しかし京都のタイムアウト明け、京都#7ライトに連続して3Pシュートを決められ、52-42と10点差まで迫られる。開始4分半に#10レイマンの強烈なダンクが炸裂するも、京都の3Pシュートを中心としたオフェンスに4点差まで詰められる。

苦しい展開の中、#0オーガストがゴール下で反撃の狼煙を上げると、#18角野、#54ガードナーが得点を重ね63-52と再びリードを二桁差に戻す。終盤には#27石井がルーズボールでハッスルしフリースローを獲得。67-55と二桁リードを保ち最終Qを迎える。

4Q
三河 87–71 京都 (三河 20–16 京都)
安定した試合運びで主導権を譲らず16点差で快勝

スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井、#54ガードナー。

序盤から#27石井がオフェンスリバウンドでハッスルしチームの士気を上げると、#10レイマンがファストブレイクからバスケットカウントを獲得する。その後のディフェンスでも高い強度で京都から24秒バイオレーションを誘発し序盤から流れを掴む。京都#21ジョーンズらの得点で73-64と一桁差に詰め寄られるが#10レイマンが3Pシュートを射抜き76-64と再び二桁差に押し戻す。

オフィシャルタイムアウト明けには、#19西田がアリウープパスで#0オーガストのダンクを演出し会場が熱狂に包まれる。その後は京都#7ライト、#10ジャクソンを中心に攻め立てられるが、安定した試合運びで京都に流れを譲らない。残り1分半には#11久保田のアクロバティックなパスから#0オーガストのダンクが炸裂し会場を魅了する。最後まで集中を切らさずリードをキープし、87-71で京都との初顔合わせを白星で飾る。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

試合の入りから非常に良いディフェンスができたと思います。高い集中力で規律規範を守りながら、ゲームプランを忠実に40分間遂行してくれたと思います。それは京都さんのターンオーバーの数が10というところにも現れていると思います。

オフェンスについても、アシストの数が20、ターンオーバーの数が8とボールを無駄に失わず、ボールをシェアすることができたと感じています。

-一時追い上げられる時間帯がありましたが、もう一度引き離すことができた要因を教えてください。
バスケットにおいては、相手が連続で得点を取って流れを作ることはあり得ることだと思います。その中で自分たちの集中力を一段階上げて、自分たちを取り戻すことができたことが大きかったと思います。

京都さんが難しいシュートを決め切ったということで流れを掴みかけたのは事実ですが、なぜそれが起きたかはもう一度映像を見て分析して、明日の調整に繋げたいと思います。

この難しい時間帯に、三河のアイデンティティを取り戻すことができて、再集中してコートで表現することができた点では大きく意味のあった試合だと思います。

 
PG

久保田義章

-今日の試合の振り返りをお願いします。
出だしは良かったんですが、途中で点差が離れた時に自分たちの悪い部分が最近の試合で目立っています。点差を離せるところで離せないことが多いなど、何が原因でそうなっているのかを明確にしないといけないと感じる試合でした。

-対戦相手が古巣の京都さんということで意識する部分はありましたか?
意識する部分はあるとは思いますが自分の役割、やるべき事はしっかりとあるので、コートに出た時にそれをしっかりと遂行するということを頭に入れてプレーしています。

-1Qから自らアタックする場面が多かったですが、古巣だから気合が入っているなどはありましたか?
ファーストプレーでライアン・リッチマンHCがアタックしに行けとボールを託してくれました。コーチの計らいで託された以上、自信を持ってファーストポイントを取ると自分の中で意気込んで行きました。最初の得点を取れて良かったと思います。

-明日の試合に向けて意気込みをお願いします。
明日は簡単なゲームにはならないと思いますし、最初から最後まで自分たちのバスケを遂行するということが重要になってくると思います。チーム全員でアグレッシブに、ハードにプレーしていきます。

個人的にも、明日もたくさんの京都ブースターの方たちが駆けつけてくれると思っています。自分の活躍している姿を見せることが恩返しになると思うので、そこも頭に入れながらチームの勝利に貢献していきたいと思います。

-最後に、今節使用しているシューズについてお聞きしても良いでしょうか?
広島ドラゴンフライズの寺嶋良選手の似顔絵ペイントと"job's not finished"(仕事はまだ終わっていない)というメッセージを込めています。寺嶋選手とは今日戦った京都ハンナリーズで約2年一緒にやっていましたが、現在プレーしたくてもできない彼への想いを込めて今節はあのバッシュで行こうと思っています。

 
ヘッドコーチ

ロイ・ラナ

勝利した三河さんを讃えたいと思います。三河さんはとても良いチームですし、かなりエフォートを出していたと思います。

自分たちは今日は勝てなかったですが、戦う姿勢を非常に見せることはできたと思います。そういった点では誇りに思います。

しっかり今日の試合を分析して、明日も同じ精神をもって戦っていくということが若いこのチームの成長に繋がると思います。今日は負けてはしまいましたがベターになった点はあると思います。

フォトギャラリー

京都との今シーズン初対決は「キッズDAY」がテーマ。株式会社ビレッジ開発presentsホームゲームでは来場者全員に「ビレッジ開発×シーホース三河」オリジナルクリアファイルがプレゼントされた。雨天のため一部イベントが中止される中で開催された「おいもフェス」では、さまざまな“おいもグルメ”に大人から子供まで楽しんでいた。

また、スペシャルオリンピックス日本ドリームサポーターを務める小塚崇彦さんとアスリートの方が来場しトークイベントを開催。スペシャルオリンピックスの活動や魅力について、熱心に耳を傾けるファン・ブースターの姿も多く見受けられた。

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