HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 2/3(土)信州戦

アイシングループ Presents シーホース三河ホームゲーム

信州ブレイブウォリアーズとの今季2度目の対戦は、後半からディフェンスの強度を上げ、ガードナーの28得点、314日ぶりにコートに戻ってきたシェーファーの3Pシュート、西田公陽のプロ初得点など、出場選手全員が得点をマークし9点差で快勝した。

1Q
三河 21–17 信州
12-0の好発進も、追い上げを許して4点差で1Qを終える

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#27石井、#43イ、#54ガードナー。

立ち上がりからディフェンスとリバウンドでハードワークし、#54ガードナーと#11久保田の連続3Pシュート、#43イのアタックで8-0の好スタートを切る。

信州は選手交代とタイムアウトで流れを変えようとするが、#0オーガストが強烈なブロックショットをお見舞い。オフェンスでも2連続でダンクを叩き込んで12-0とリードを広げる。

信州#25マッツに3Pシュートを決められるが、#54ガードナーが3Pシュートで返上して主導権を渡さない。

残り4分半に大怪我から復帰した#32シェーファーがコートに立つと、アリーナ全体から温かい拍手が送られる。

しかしその後は得点を伸ばせず、残り2分に信州#0アバリエントスの3Pシュートで3点差に詰められる。#10レイマンのフリースローで突き放すが、信州#0アバリエントスのバスケットカウントで2点差に。#54ガードナーがリバウンドを押し込んだところで終了のブザーが鳴る。

2Q
三河 42–41 信州 (三河 21–24 信州)
満遍なく得点も、インサイド攻撃に苦戦し1点リードで後半へ

スタートは、#1中村、#10レイマン、#16西田、#43イ、#54ガードナー。

信州に先制されるが、#54ガードナーの1on1、#1中村のキックアウトから#10レイマンが3Pシュートを沈めて点差を広げる。

信州#21トンプソン、#25マッツにインサイドを攻められて4点差とされるが、#16西田がフェイダウェイでプロ初得点を挙げて流れを渡さない。

信州#25マッツに手を焼くも、#27石井のミドルシュート、#18角野のドライブ、#11久保田のカットインなどバランス良く得点を重ねて対抗。残り2分に#10レイマンがスティールからダンクを叩き込んで8点のリードを作る。

終盤にも信州#25マッツに連続得点を許し、1点差に追い上げられてハーフタイムを迎える。

3Q
三河 66–54 信州 (三河 24–13 信州)
ゾーンディフェンスで信州のインサイド攻撃を封じ、リードを12点に拡大

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#27石井、#43イ、#54ガードナー。

ス信州#25マッツのダンクで逆転を許す。#0オーガストのフリースローですぐにリードを取り返し、さらに#54ガードナーがポストアップからバスケットカウントを獲得。ダブルチームで信州のミスを誘発するなど強度の高いディフェンスを遂行するが、アウトサイドシュートを決め切ることができず突き放すことができない。

ス開始2分半に信州#14星野の3Pシュートで再び1点差に詰め寄られるが、#43イのドライブから#54ガードナーが3Pシュートを決めて逆転を許さない。

スゾーンディフェンスでインサイドを固めて信州#25マッツの得点を許さず、#11久保田のドライブから#43イを経由して#54ガードナーが3Pシュートを射抜いて53-46と抜け出す。

ス終盤は3Pシュートの応酬となり、残り1分に#32シェーファーが3Pシュートを決めると、会場は“大青援“に包まれる。終了間際にも#10レイマンが3Pシュートを沈め、12点リードで最終Qへ入った。

4Q
三河 85–76 信州 (三河 19–22 信州)
勝負どころでイが攻守に躍動。9点差で勝利

スタートは、#0オーガスト、#1中村、#10レイマン、#16西田、#43イ。

立ち上がりにターンオーバーからファストブレイクを許すが、エンドスローから#10レイマンがゴール下で合わせて取り返す。

信州#3ドンリーに3Pシュートを決められるが、#0オーガスト、#54ガードナーが次々と3Pシュートを決め、開始4分に74-59と15点のリードを得る。

#16西田が持ち味のディフェンス力を発揮し、スティールからのファストブレイクで#1中村が得点して、観客を沸かせる。

信州も#25マッツ、#3ドンリーが奮起するが、#43イが信州のディフェンスをものともしない力強いドライブで点差を15点に戻す。

残り2分半に信州#11石川のファストブレイクで7点差に追い上げられるが、#43イがドライブでバスケットカウントを獲得。さらに続くディフェンスでもリバウンドをもぎ取る勝負強さを見せる。

信州は#0アバリエントスの3Pシュートなどで喰らいつくが、落ち着いて試合を締め、85–76の9点差で快勝した。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

前半は及第点を与える事ができたと思います。ハーフタイムで調整した部分を遂行力高くやり切ってくれました。コーチのプランを忠実にコート上で表現してくれる選手たちを改めて誇りに思います。

そして3、4Q後半にかけてハードにプレーしてくれたことが最終的な勝利に繋がったと思います。

-10ヶ月ぶりに戻った#32シェーファー選手、初めてホームゲームでコートに立った#16西田選手について一言。
はじめにシェーファー選手について。つらいリハビリをしている姿も観ていましたし、その後のハードワークを乗り越えてくれてコートに戻ってくれたことを心から嬉しく思っています。

コートに立った瞬間の彼の気持ちを考えると、色々な感情があったと思います。またそれは支えてくれた彼の家族や、ファンの皆さまにとってもかけがえのない瞬間だったと思います。

シェーファー選手は様々な新しい武器をもたらしてくれる存在だと思います。もちろん今後はプレータイムなど考えていきますが、大きな選択肢を与えてくれる選手です。何より復帰初戦としては素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと思います。

#16西田選手について。ハードにプレーしてくれて素晴らしいプレーをしてくれたと思います。それ以上に評価したいのは、しっかりスカウティングレポートを読みこんで自分たちのゲームプランを頭に入れてコートに立ってくれたことです。

彼をコーチすることを楽しくできていますし、今日の試合を観て彼には明るい未来が待っていることを感じました。また、チームにもしっかり溶けこんでいます。それは日々のハードワークを周りの選手たちが認めているからだと思います。彼が2点を取ったときのベンチの雰囲気を観ていただければ、皆さまも感じていただけるかと思います。

彼だけでなく、チームで途中加入するというのは難しいことではありますが、しっかりチームの戦術・戦略を理解して他のチームメイトの信頼を勝ち取ってプレーできるというの本当に素晴らしい選手だと思います。精神的に強くフィジカルもタフな選手だと改めて実感しました。

 
C

シェーファーアヴィ幸樹

-試合の振り返りをお願いします。
出だしはチームとしてやりたいことが出来ていて良かったが、中盤1Q後半から2Qまで相手のやりたいバスケをさせてしまった。

試合前に決めたルールを前半は徹底できていなかったが、後半はそこを修正していけたことが勝利に繋がったと思います。

-まだ試合に出るルーティーンが出来ていなかったかもしれませんが、どんな心境でしたか。
天皇杯の1試合を除いて全試合スターターで出させてもらっていたので、ベンチから出るのも久しぶりでした。

もちろん純粋に試合に出ること自体も久しぶりなので、落ち着きなく裏でもウロチョロしてしまったりしましたが、ちょっとずつ戻っていくと思っています。

 

-会場・中継含め復帰を待っていたファン・ブースターにメッセージをお願いします。
お待たせしました。

長い期間のリハビリで、チームと一緒にいる時間も少なかったりしんどい時期もありました。

でも、常に声をかけてくださったり、SNSでメッセージをくださったり、怪我した直後も姿を見せた時には会場全体で声をかけてくださったり、色んなところで応援していただいていることを常に感じていました。

そのおかげで自分はやってこれましたし、今回の怪我から復帰までの期間で大勢の人に支えられてプレーしているんだなということを改めて実感しました。

ここから1試合1試合丁寧に、焦らずパフォーマンスを上げていってチームの助けになろうと思います。よろしくお願いします。

 
ヘッドコーチ

勝久マイケル

試合開始の12-0スタート、3Qの「24-13」というのが響きました。出だしから悪いディフェンスをしてしまいました、 またゲームを通して#54ガードナー選手に用意してきたディフェンスを遂行することができず、28点を取られてしまう結果になってしまいました。

3Q、三河さんがゾーンディフェンスを混ぜていた場面に落ち着いてオフェンスできなかった遂行力だったり、誰も悪いつもりはないのですが、急いでしまいチームでプレーできていなかった点が負けに繋がってしまったと思います。

ただし、#25マッツ選手のエナジーだったり前節に比べて成長があった部分もあったと思うので、準備していたことを遂行して自分たちが本来のコントロールできることを40分通すことで明日やり返せたらと思います。

フォトギャラリー

アイシングループ Presentsシーホース三河ホームゲームは、今節のテーマ「男祭」にちなみ、男性の来場者全員に素敵な商品をプレゼント。アリーナグルメは「肉フェス」を開催し、多くの人がステーキなどの「肉グルメ」をガッツリ食べて応援のパワーを養っていた。

さらに、西田優大選手・公陽選手の出身地・徳島県が誇る阿波おどり連が特別出演。本場の踊りで会場を活気づけた。

さらに、今節からオープニング映像がリニューアル。試合前には約10ヶ月のリハビリを経てコートに帰ってきたシェーファー選手のリバビリの様子を追ったドキュメンタリー映像が流れ、涙を流すファン・ブースターの姿も見られた。

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