中2日、エース#19西田を欠く中、総力戦で臨んだ今季3度目の横浜BC戦。序盤から互いに集中力の高く、終盤まで拮抗した展開が続いた。残り1分にイの3Pシュートで逆転に成功するも、残り2秒に再逆転を許し、75-74で惜敗した。
横浜BC 19–24 三河
堅守からバランスの良い攻撃につなげる順調な立ち上がり
スターティング5は、#1中村、#10レイマン、#11久保田、#43イ、#54ガードナー。
横浜BCに先手を取られるが、#54ガードナーが立て続けに3Pシュートを射抜く。#10レイマンはブロックショットで横浜BCの得点を防ぐと、アーリーオフェンスからリングにアタックしてレイバックをねじ込む。さらに#1中村のスティールから#11久保田がミドルシュートを射抜いて、2分半で2-10と試合の流れを掴む。
タイムアウトで立て直した横浜BCに連続で9得点を奪われて11-10と逆転されるが、すぐに#1中村が3Pシュートで逆転。横浜BC #30須藤のジャンプシュートで同点とされるも、#43イのカットインで勝ち越す。
その後は両チームともに得点が止まるも、#10レイマンがドライブでこじ開け、#27石井の3Pシュートで再びリードを8点に広げる。横浜BC #1ユトフ、#23キングの連続得点でワンポゼッション差に追い上げられるが、#0オーガストのドライブで5点差に突き放して1Qを終える。
横浜BC 37–41 三河 (横浜BC 18–17 三河)
レイマン、ガードナーが牽引。一時は二桁リードを作る
スタートは、#0オーガスト、#16西田、#27石井、#43イ、#54ガードナー。
特別指定選手の#19西田がBリーグデビューを飾る。
#0オーガスト、#54ガードナーがインサイドアタックから得点を積み上げるが、横浜BCもセカンドチャンスから得点を重ねる。互いに集中力の高く、目が離せない攻防が続くが、#54ガードナーがパワーアタック、フェイダウェイの連続得点、#10レイマンのフリースローでリードを保つ。
オフィシャルタイムアウト明け、#11久保田の3Pシュートでリードを広げると、素早いローテーションディフェンスで横浜BCに得点を止め、残り3分半に#10レイマンの3Pシュートで29-39と二桁リードを作る。
横浜BC#5河村に個人技で連続得点を奪われるが、#10レイマンのドライブで返上。横浜BCも#15オリバーの連続得点で譲らず、4点リードで試合を折り返す。
横浜BC 54–59 三河 (横浜BC 17–18 三河)
ガードナーを中心にリードを11点に広げるが、終盤追い上げを許す
スタートは、#1中村、#10レイマン、#11久保田、#43イ、#54ガードナー。
#54ガードナーがポストアップからフェイダウェイを決めて先制する。横浜BC#40スコットにリバウンドを押し込まれるが、#10レイマンがファストブレイクでアンスポーツマンライクファウルを誘発。#54ガードナーがパワーで押し込んで点差を9点に拡大する。
横浜BC#5河村にタフショットを沈められるが、#10レイマンのカットイン、#1中村のゴール下で41-52と11点差に。その後は、横浜BC#30須藤に3Pシュートを決められれば、すかさず#27石井が3Pシュートを決め返すなど一進一退の展開が続くが、残り2分から横浜BCに6-0のランで3点に迫られる。#0オーガストのリバウンドで点差を5点に広げて最終Qを迎える。
横浜BC 75–74 三河 (横浜BC 21–15 三河)
残り2秒に逆転を許し、1点差で惜敗
スタートは、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#18角野、#27石井。
横浜BC#1ユトフのコーナー3Pシュートでワンポゼッション差に詰められる。#18角野が3Pシュートで返上するが、横浜BCも#15オリバーの3Pシュートで対抗する。開始2分半、横浜BC#23キングのドライブで64-62と逆転を許す。
タイムアウトで流れを切るが、その後もアウトサイドシュートを決め切ることができず、我慢の時間が続く。それでも#10レイマンがファウルを受けながらリバウンドを押し込み、さらにフリースローのリバウンドを#54ガードナーがねじ込んでリードを奪い返す。しかし横浜BCも#1ユトフのダンクで譲らない。
66-66の同点で迎えたオフィシャルタイムアウト明け、横浜BC#5河村、#1ユトフの連続3Pシュートで4点のビハインドを作られる。#10レイマンのファストブレイクで食らいつき、残り1分に#43イの3Pシュートを突き刺して72-73と逆転するが、残り2秒、横浜BC#30須藤に3Pシュートを決められ、75-74で悔しい敗戦となった。
試合後コメント
ライアン・リッチマン
40分間通して自分たちのアイデンティティを出すことができなかった試合だったと思います。
やはりペイントでのスコアも多く許してしまいましたし、絶対に決めなければいけないようなレイアップも落としてしまいました。1on1のディフェンスでの強さが足りなかった所もそうです。
全て自分たちの問題であると思いますし、少しのところで変えることができる部分ですが、 そこをやりきれなかったことが最終的な勝敗の分かれ目だったと思っています。
今まで#19 西田優大選手がいたからできていたという問題ではなく、自分たちがやり切るべきことが出来ないとこういった結果になってしまうということが学べた、そんな試合だったと思います。
#16 西田公陽
めちゃくちゃ緊張したというわけではないんですが、 このステージに立つ、というのは1つの夢だったので叶ったなという思いです。 率直に楽しかったです。
-週末の試合に向けて
いつも通り自分のできることを最大限やろうと思いますし、 そこはHCからも言われている通り、いつでも出場する準備をしていきたいと思います。