HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 1/6(土)茨城戦

2024年の初陣となった茨城ロボッツ戦は、立ち上がりからシュートタッチに苦しみ、追いかける展開が続いたが、4Qに追いつきオーバータイムに突入。3,237人の“大青援”を受けて大接戦を制し、白星で新しい年のスタートを切った。

1Q
三河 17–27 茨城
茨城の高さに苦しみ、二桁ビハインドのスタート

スターティング5は、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ。

茨城に5-0と先手を取られるも、#10レイマンがオフェンスリバウンドを奪い、フリースローで2024年チーム初得点を挙げる。

開始2分半に#19西田のピック&ロールからの得点で4-5と巻き返すが、その後はビッグラインナップの茨城にゴール下を崩され、開始4分半にターンオーバーから走られて4-11と茨城に勢いを与えてしまう。

3Pシュートのタッチに苦しみ、オフェンスにリズムが生まれない中、司令塔#11久保田の強気のアタックで息を吹き返すと、残り3分にも#11久保田が3Pシュートを決めて9-11と追い上げる。

茨城にインサイドから得点を重ねられ9-17と突き放されるが、#27石井の3Pシュート、#54ガードナーのパワーアタックで対抗。しかし残り1分に茨城に連続で3Pシュートを決められて13点のビハインドを作られる。

残り33秒に#27石井が2本目の3Pシュートで返上するが、17-27と10点ビハインドの難しい立ち上がりとなる。

2Q
三河 36–39 茨城 (三河 19–12 茨城)
ハードなディフェンスからリズムを作り、3点差に追い上げる

スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井、#54ガードナー。

茨城の高さに対してオールコートプレスで激しくプレッシャーをかけて、ディフェンスリバウンドからアップテンポな展開を作り出すことに成功。#10レイマンがファストブレイクからフリースローを獲得して先制する。さらに#27石井が鋭いドライブで切り込んで勢いづける。

茨城#84オブライアントのアタックで再びリードを二桁に広げられるが、#19西田との2メンゲームで#0オーガストがダンクを叩き込み、#7長野のスティールから#0オーガストが得点して6点差に詰め寄る。

茨城#25平尾に3Pシュート、#11タプスコットのジャンプシュートで25-36と再び二桁ビハインドを背負うが、集中したディフェンスで相手のミスを立て続けに誘発し、#54ガードナーがワンマン速攻からバスケットカウントを獲得。パワーアタックからフリースローで加点して30-36と追い上げる。

さらに#19西田のバスケットカウント、#10レイマンの3Pシュートで36-39のワンポゼッション差に迫って、後半へつないだ。

3Q
三河 55–65 茨城 (三河 19–26 茨城)
茨城の得点を止められず苦戦する中、レイマンの11得点で食らいつく

スタートは、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ。

#11久保田のアタックで先制、開始1分に#10レイマンの3Pシュートで41-41と同点に追いつく。

茨城#1ケネディの連続得点などで再び7点のビハインドを作られるが、#0オーガストのアタック、#10レイマンのファストブレイクでワンポゼッション差に押し返す。

3Pシュートの確率が上がらない中、茨城に#1ケネディの3Pシュート、#9ブラントのバスケットカウントと中外から得点を重ねられるが、#10レイマンがリバウンド、ファストブレイクからダンク、カットインと連続で6点を挙げて食らいつく。

#54ガードナーもポストアップから押し込んで連続で得点するが、茨城も#12松本の3Pシュート、#25平尾のボーナススローで譲らず。10点ビハインドで4Qへ突入した。

4Q
三河 78–78 茨城 (三河 23–13 茨城)
堅守から立て直して、オーバータイムに持ち込む

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#18角野、#27石井、#54ガードナー。

#0オーガストのカットインで先手を取り、#19西田が#0オーガストとのコンビプレーで崩してフリースローを獲得。さらに#54ガードナー、#19西田が立て続けに3Pシュートを決めて64-66とワンポゼッション差に迫る。

ファン・ブースターからの大きなディフェンスコールに背中を押され、連動したチームディフェンスを継続。約8分間茨城にフィールドゴールを与えず、#54ガードナーの3Pシュートで67-67の同点に追いつく。

残り4分、#54ガードナーのロングパスを受けた#10レイマンがダンクを叩き込んで逆転に成功。#54ガードナーの3Pシュート、#19西田のドライブで一気に突き放し、残り2分半に#10レイマンがリバウンドを押し込んでリードを9点に広げる。

しかし残り2分から茨城に3連続で3Pシュートを決められ、残り31秒に#25平尾にスティールから走られて76-78と逆転を許す。

残り25秒、#10レイマンのミドルシュートで追いつき、勝負の行方は延長戦へ。

OT
三河 93–86 茨城 (三河 15–8 茨城)
攻守にチームプレーを遂行し、激戦を制す

茨城#25平尾の3Pシュートで先制されるが、#54ガードナーと#11久保田がボーナススローを確実に決めて再逆転。茨城#1ケネディのバスケットカウントで再びリードを許すも、#43イ、#10レイマンの連続3Pシュートで逆転し、残り1分半に#10レイマンのファストブレイクでリードを6点に広げる。

茨城も#9ブラントのファストブレイクで反撃するが、#43イ、#54ガードナーのフリースローで得点を重ね、93-86で試合終了。新年最初のゲームを劇的な勝利で飾った。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

ゲームの入りがソフトに入ってしまい、第1Qが終わった段階で10点のビハインドという展開は、自分たちの望んだ結果ではありませんでした。ただ、そういう展開の中でもしっかり勝ちきれたことは良かったですし、実現させた選手たちを誇りに思います。

今回スカウティングのために、茨城さんの試合を観ていましたが、ヘッドコーチの交代等でチームとして結果を残せてはいませんが、観れば観るほどタレントの揃った良いチームだと実感しました。

また、このリーグで勝つことの難しさを実感したゲームでした。今日より良いプレーをしなければ、明日は勝つことができない。それを肝に銘じて明日に臨みたいと思います。

-第4Qに同点・逆転していく展開でした。特にオフィシャルタイムアウト明けどう臨んだか?
しっかりプレッシャーを相手にかけ続けて、リングにアタックすることを伝えました。ゲームクロージングのことでミス、ターンオーバーだったりと、自分たちのミスからオーバータイムに持ち込まれてしまったところは、改善点だと思いますし次に繋げたいと思います。

我々の望む完成形はまだ遠く、発展途上で足りないところが多いということを実感しました。自分も含めた全選手・スタッフで向上心をもって取り組みたいと思います。

 
SF/PF

ジェイク・レイマン

正直に言えば、良いところばかりではない試合だったと思います。オーバータイムの前に勝ち切らなければいけない試合だったと感じますが、そういった中でも勝ち切れたということは、自分たちにとって価値のある1勝だと思います。

-4Qにカムバックできた要因を教えてください
ディフェンスのプレッシャーのレベルを一つ上げることができたからだと思います。自分を含めた外国籍選手もそうですし、PG陣が先陣を切ってプレッシャーをかけることが大事でした。

オーバータイムに#43 イデソン選手がビックショットを決めてくれたことで、流れがこちらに向いてくれました。

-オーバータイムでの3Pなど、自信を持って打っていたと思います。ご自身のシュートタッチはいかがでしたか?
HCがいつも言っていることですが、自分たちが練習でやってきたことを信用してコートでやるということがあり、こういう時にシュートを決めるためのワークアウトや練習を積み重ねているので、自信を持って打ち切れたことが結果に繋がったと思います。

-明日に向けて意気込みをお願いします!

ぜひ明日も会場に足を運んでしただいて、今日以上の青援をお願いします。

必ず今日よりもいい試合をすることをお約束しますし、日々成長していくチームを誇りに思ってもらえるようにプレーし続けていきたいと思います。

 
ヘッドコーチ

リチャード・グレスマン

本当に本当に悔しいです。選手たちはやらなければならないことを全てやりましたし、最後までファイトしたと思います。

それでもオーバータイムの末勝つことができなかった。この結果は本当に本当に悔しいです。

フォトギャラリー

2024年の最初のホームゲームは「新春ファミリーDAY」をテーマに開催。

年始の恒例となった紅白もちを先着3000名にプレゼント。家族や友達と一緒に、4シーズンぶりに復活した「もち焼きエリア」でつきたてのお餅を焼き、思い思いの味付けで楽しんでいた。

また、元日に発生した能登半島地震を受け、被災者支援のための募金活動を行い、試合前には黙とうがささげられた。

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