HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 12/24(日)広島戦

広島ドラゴンフライズとのGame2は、序盤こそホーム・広島の勢いに押されるも、1Q中盤に逆転すると、攻守にクレバーなチームプレーを続けてリードを保持。終盤の広島の猛攻にも冷静に対応して、8連勝を達成した。

1Q
広島 17–24 三河
重い立ち上がりを修正し7点リードの好スタートを切る

スターティング5は、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ。

ホームで連敗を避けたい広島に#13エバンスを中心に攻め立てられ、6-2と重い立ち上がりとなる。

開始3分に#10レイマンが早くも個人ファウル2つでベンチに下がるが、代わって入った#54ガードナーが好調ぶりを発揮。交代直後に#19西田のパスからディープ3Pシュートを射抜くと、開始4分半に今度は#54ガードナーから#19西田へのパスが通り、8-7と点差を詰める。

残り4分半には、ここ数試合アウトサイドのシュートタッチに苦しんでいた#19西田がディープ3Pシュートを決めて8-10と逆転に成功。さらに#19西田は#0オーガストのバスケットカウントをお膳立てし、完全にオフェンスの流れを掴む。

広島は#13エバンスのインサイド、#10上澤が3Pシュートで反撃するが、その度に#0オーガストがバスケットカウント、3Pシュートでやり返して主導権を譲らない。

タイムアウトで修正を図った広島に#15河田の連続得点で4点差に詰められるが、残り3秒に#7長野が絶妙なパスで#54ガードナーのバスケットカウントを演出し、7点リードで1Qを終える。

2Q
広島 36–45 三河 (広島 19–21 三河)
ファストブレイクやドライブなど多彩なオフェンスでリードを広げる

スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井、#54ガードナー

広島#13中村にジャンプシュートを決められるも、#54ガードナーのゴール下のアタックから得点。#10レイマンの連続得点で19-30とリードを広げる。

さらに#27石井、#7長野が前から追い込んで広島のミスを誘発。そこから速いオフェンスを展開して#27石井がタフな体勢からからバスケットカウントを獲得、点差を14点に拡大する。

広島#24メイヨの3Pシュートや#0寺嶋のファストブレイクで点差を9点に縮められるが、#43イが3Pシュートを決め返して広島に傾きかけた流れを取り戻す。

広島は#0寺嶋が連続で6得点を挙げて食らいつくが、エース#19西田が立て続けにドライブで切り込んで応戦し、一桁二桁点差を行ったり来たりする攻防が続く。

#43イと#0オーガストの2メンゲームから点数を重ねてリードを13点に拡大するが、終了間際に広島に連続得点を許して9点差で2Qを終える。

3Q
広島 52–62 三河 (広島 16–17 三河)
攻守に落ち着いて試合を進め、10点リードで最終Qへ

スタートは、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ。

開始1分半、広島#24メイヨに先制点を決められるが、すぐに#10レイマンが1on1でお返し。#10レイマンはディフェンスでもオフェンスファウルをもらってチームを勢いづけ、#11久保田がドライブから得点して38-49と点差を広げる。

広島#24メイヨに連続で3Pシュートを決められるが、#10レイマンの3Pシュート、#11久保田と#54ガードナーと流れるようなパスワークから#19西田がゴール下で合わせるなど多彩なオフェンスで点差を縮めさせずに試合を進める。

終盤は、広島#8ブラックシアー・ジュニアに連続得点を奪われるが、#10レイマンが3Pシュート、フリースローで得点を重ね、この10分で12得点をマーク。52-62とわずかにリードを広げて、第4Qに突入する。

4Q
広島 78–83 三河 (広島 26–21 三河)
広島の猛攻を耐え切り、8連勝達成

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#18角野、#27石井、#54ガードナー。

開始早々、#18角野のジャンプシュートから先制する。さらに固いディフェンスで広島のミスを誘発して、#0オーガストがファストブレイクで加点。リードを14点に広げる。

タイムアウトを取った広島は#10上澤の3Pシュートを機に反撃のスタンスを強めるが、広島の速攻を#54ガードナーが素早い戻りで阻止し、ファストブレイクでやり返して容易に流れを渡さない。

10点リードで迎えたオフィシャルタイムアウト明け、ターンオーバーから#10上澤に3Pシュートを決められ広島に勢いを与えてしまうが、崩れることなく#0オーガストのカットイン、#11久保田のミドルシュートで、残り2分半に68-79と再び点差を二桁に戻す。

しかしここから広島に猛攻を受ける。#24メイヨの3Pシュート、#10上澤のフローターで6点差に。さらに残り45秒、ターンオーバーから#24メイヨにフリースローを与えて75-79に詰め寄られるが、#43イがタイトなディフェンスで広島のオフェンスミスを誘って踏みとどまる。

ファウルゲームで追いすがる広島に、残り14秒に#0寺嶋の3Pシュートでワンポゼッション差まで迫られるが、#11久保田が広島ブースターからの大ブーイングをもろともせずにフリースローを沈め、最終スコア78-83で逃げ切り。アウェーで連勝を飾り、8連勝で中地区2位に浮上した。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

昨日より1Qのディフェンスを改善することが出来ましたし、そこから派生していいオフェンスを作ることが出来たんじゃないかと思います。

やはり今節2日間通して本来決めることができるシュートが決めきれなくて苦しんだところはありましたが、それが出来なくても勝つ術を選手が見出してくれたことは大きな価値のある2試合だったと思います。

優勝するチームは本来のやりたいことが出来なくても勝つことが出来るチームだと思っていますので、そこに1歩近づけた試合だったと思いますし、アウェーで同じ相手に2試合やって2つとも勝つことは簡単ではないので、それを成し遂げてくれた選手たちを誇りに思います。

-#54ガードナー選手が無理にインサイドに行かないような姿が見受けられましたが、どんな指示を送りましたか?
彼は元々なんでも出来る能力があるので、対応してくれたんだと思います。 それは7リバウンド、15得点、10アシストという数字にも表れています。

彼が周りをきちんと見渡してプレーしてくれた結果だと思います。

コーチとしては必要な時間帯に彼にボールを預ければそこからゲームを進めてくれますし、どうすれば彼の才能を最大限に生かしていくか自分も突き詰めていかなければいけないと思っています。

今日の試合に限らず、彼が日々取り組んでいるハードワーク、そして同じチームになり成長し続けてくれているその過程に感謝しています。

 
PG

久保田義章

今日も入りは自分たちの思う様にはいかなかったのですがその後カムバックして、全員が我慢して戦った結果が僅差ですが勝ちに繋がったと思います。

-4Q残り3分の展開をどう感じていましたか?
まだ3分あったので試合をコントロールしながら逃げるのではなくて強くアタックしていくことを意識していたんですが、 相手のディフェンスが激しく、ブリッツからのターンオーバーが何本かあったので、そこは改善するべき点です。

何度かピックアンドロールのところでミスが続いた後にしっかり考えて、どこにパスを出して落ち着かせられるかを考えられれば、ああいった展開にならずもっと楽に勝ち切ることができると思うので、しっかりまた準備していきたいと思います。

-8連勝で今年最後の横浜戦となります。意気込みをお願いいたします!
一人で守るのではなく全員でチームルールを守れば絶対に勝てると思うので、10連勝目指して全員でハードワークしながらやっていきたいと思います。

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