信州ブレイブウォリアーズとのナイトゲームは、序盤は互角の戦いとなるも、後半ディフェンスから流れを作り出し、ガードナーが27得点9リバウンド、オーガストが今季9度目のダブルダブルの活躍で21点差をつけて快勝した。
信州 21–18 三河
信州のディフェンスに苦戦し、3点ビハインド
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#19西田、#43イ、#54ガードナー。
信州#12 栗原の3Pシュートで先制されるが、#11久保田がドライブ、#43イの3Pシュートで逆転。#54ガードナーがインサイドで強さを発揮し、バスケットカウント、1on1の連続得点でリードをするが、残り4分に信州#14星野の3Pシュートで10-10の同点とされる。
#0オーガストのボーナススロー、1on1の連続得点で前に出るも、信州の激しいディフェンスを前にミスが出て波に乗りきれできず、残り2分に信州#21トンプソンの3Pシュートで逆転を許す。#10レイマン、#18角野のボーナススローで得点を重ねるが、終了間際に信州#14星野に決められ、3点ビハインドで最初の10分を終える。
信州 38–44 三河 (信州 17–26 三河)
効率のよいディフェンスで逆転に成功
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井。
開始早々、#0オーガストの3Pシュートで同点に追いつき、#27石井がファウルを受けながら3Pシュートを射抜く“4点プレー”でリードを奪う。
信州#0アバリエントスの3Pシュート、バスケットカウントの連続得点で30-27と逆転されるも、すぐに#11久保田が3Pシュートで返上して同点に。#54ガードナーのアタックで再びリードを得ると、#54ガードナーのディフェンスリバウンドから#19西田が走ってフリースローで加点。残り4分に#19西田の3Pシュートで5点のリードを得る。
信州に立て続けに3Pシュートを決められるが、#11久保田と#54ガードナーの2メンゲーム、#54ガードナーの3Pシュートで逆転を許さず。#11久保田のボーナススローで加点してリードを6点に広げる。
信州 52–67 三河 (信州 14–23 三河)
絶好調のガードナー 13得点で牽引。15点リードで最終Qへ
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#19西田、#43イ、#54ガードナー。
ディフェンスのギアを上げてリズムをつかみ、#54ガードナーのコースト・トゥ・コースト、#19西田のスティールから#11久保田がレイアップを決めて38-48と二桁点差を作る。さらに開始1分半に#54ガードナーが3Pシュートを射抜いて13点のリードを奪う。
タイムアウトを取った信州に#12栗原の3Pシュートで反撃されるが、#54ガードナーがポストアップ、フェイダウェイ、リバウンドと怒涛の連続得点で畳み掛ける。
信州は#3ドンリーのカットインで食い下がるが、タイムアウトで落ち着きを取り戻すと、#0オーガストが立て続けにダイナミックなダンクをお見舞い。#43イも3Pシュートで続いて18点差に。
終盤、ミスから信州に走られるも、#27石井がアグレッシブなリングアタックで悪い流れを断ち切り、#7長野がオフェンスファウルを誘発して信州の勢いを止めて、15点リードで最終Qへ。
信州 62–83 三河 (信州 10–16 三河)
最後まで緩みを見せずゲームをコントロール、21点差で快勝
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井、#54ガードナー。
連動したディフェンスで信州のミスを誘い、#10レイマンのドライブ、3Pシュートの連続得点でリードを20点に広げる。
その後も、#7長野の3Pシュート、スティールから#10レイマンがダンクを叩き込むなど攻め手を緩めず、開始4分に#43イのスティールから#10レイマンが1on1で加点して最大23点差を築く。
前節の教訓を生かして最後までディフェンスの強度を落とさず、#10レイマンのフリースロー、#21橋本の3Pシュートで得点を積み上げ、21点差で危なげなく勝ち切った。
試合後コメント
ライアン・リッチマン
前半について言えば悪くなかったかなと思っていますが、リードを広げられなかった、自分達の展開になかなか持ち込めなかった中で、それに対して後半は自分達のバスケットをすることができたと手応えを感じる試合だったと思います。
第3Qの立ち上がりでディフェンスからオフェンスへの展開という自分達が一番やりたいことができたので、それが有利な状況に持ち込むことができていました。
オフェンス、オフェンスという意識になってしまうと、自分達にとってトラブルになってしまうことがあって、今日に関してはディフェンスからオフェンスという自分達の流れに持っていくことができたと思います。
-後半の修正点はどんなところでしたか?
常日頃から言っている事は相手が誰であれ、アウェーでもホームでも自分達のアイデンティティーを貫くという事です。それを忘れずにやっていこうと選手に伝えました。
特にディフェンスの部分でペイントを守るということとオフェンスリバウンドを取らせないということ。そう言ったところを選手が受け止めて、遂行してくれました。
前半にオフェンスリバウンドを8本取られてしまったのですが、後半では3本としっかり試合の中で修正できたところだと思います。
あとは、ターンオーバーの数が前半と後半で同じような数字になっているのですが、そこからの失点が、前半は17点、後半が7点だったと思います。そういった意味で、ターンオーバーは自分達の課題ですがその質ですね。
速攻になってしまうようなターンオーバーだとそこからのディフェンスは厳しいものとなりますが、それを減らすことやシュートでポゼッションを終えること、ターンオーバーでもボールデットになったところから自分達をディフェンスをセットして始めるというようなターンオーバーの質というところが後半の失点を少なくした原因になったっところだと思います。
久保田義章
-今日の試合を振り返って
全ては後半の出だしで自分達のトーンセットができたことが勝利に繋がったっと思っています。
-リッチマンHCは後半の出だしに自分達のやりたいことができたと語っていましたが#11 久保田義章選手はいかがですか?
まずはボールマンに激しくプレッシャーをかけることに自分が率先して行おうと思って入って、そのプランに周りのチームメイトも乗ってくれて激しいディフェンスができたので、いい流れができたんじゃないかと思います。
-9得点6アシストとゲームメイクでの活躍が目立ちました。
今日はしっかり要所で点も取れてアシストもして、個人としては…まあまあですね。
もっと貢献できると思っていて、ディフェンスやボールに対しての貪欲さであったり見えないような、細かい部分でチームに貢献出ればいいなと思っています。
-チームのケミストリーは向上していると感じていますか?
そうですね、みんなが向かうべきところに向かって行っているとは思います。
もっともっと輪になっていけば自分達の目標である優勝できる力はあると思っています。そこをもっと突き詰めていかなければいけないと思っています。
-週末の仙台戦に向けて
アウェーの信州まで足を運んでいただいているお客さんもいて僕らの力に本当になっています。
ぜひ、仙台にも来ていただきたいですし、そうでない人もバスケットLIVEの画面の向こうからワーッと声を出して応援してくれれば僕らにも絶対に届きますので、共に勝利に向かって”ガチ”で頑張っていきましょう!