第一生命 with SKE48 Presents シーホース三河ホームゲーム
バイウィーク明けの大事な初戦。昨季の王者・琉球ゴールデンキングスとの対戦は、序盤からハードなディフェンスでリズムを掴み、1Qから18点のリードを奪う。その後も終始攻守に高い遂行力を発揮。20点差の快勝にリッチマンHCは「今季ベストゲーム」と選手を讃えた。
三河 25–7 琉球
ディフェンスから主導権を握り、18点リードのロケットスタート
スターティング5は、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ。
立ち上がりから強度の高いディフェンスを徹底し、#11久保田のカットイン、#10レイマンと#0オーガストの2メンゲームで先手を取る。琉球#14岸本にディープ3Pシュートで返上されるが、#43イがスティールからフリースローで加点、#0オーガストのカットインで9-3とリードを広げる。
残り3分に琉球#30今村のバスケットカウントで2点差まで追い上げられるが、#7長野と#0オーガストのコンビプレー、ファストブレイクから#27石井が3Pシュートを射抜いて14-7と突き放す。
琉球はタイムアウトを取るが、#27石井が激しいディフェンスで琉球のターンオーバーを誘い、#0オーガストのバスケットカウントでリードを二桁に拡大。さらに#7長野、#54ガードナーが立て続けに3Pシュートを沈め、#27石井のジャンプシュートで点差を18点に広げたところでブザーが鳴った。
三河 53–39 琉球 (三河 28–32 琉球)
熾烈な点の取り合いに突入。14点リードで折り返す
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#18角野、#27石井、#54ガードナー。
#54ガードナーの先制点で20点のリードを築く。さらに#7長野のスティールから走って#27石井が3Pシュートを射抜き、開始1分で30-7と23点差を作る。
琉球は#14岸本の3Pシュートで応戦するが、#54ガードナーと#0オーガスト、#18角野と#54ガードナーと多彩なコンビプレーで得点を重ねていく。
琉球#14岸本にフリースローと3Pシュートの連続得点で15点差まで詰められるが、#54ガードナー、#19西田の3Pシュートで流れを渡さない。さらに#19西田のフリースローと3Pシュートの連続得点でリードを20点に戻す。
その後も、琉球が#15松脇の3Pシュート、#7ダーラムのバスケットカウントで追い上げれば、#0オーガストと#19西田の2メンゲーム、#10レイマンがボーナススローや3Pシュートで突き放しと激しい点の取り合いが続き、14点リードでハーフタイムを迎えた。
三河 73–62 琉球 (三河 20–23 琉球)
一時は9点差まで詰め寄られるが、二桁に戻して4Qへ
スタートは、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ。
琉球#34小野寺の3Pシュートで先制を許すが、#43イのアタック、#0オーガストのミドルシュートで渡り合い、#43イのドライブでリードを17点に押し戻す。
琉球#7 ダーラム、#4 ロー、#45 クーリーにインサイドを攻められて徐々に点差をつめられるが、#43イ、#19西田が果敢にアタックして持ち堪える。
残り4分、琉球#34小野寺の3Pシュートで9点差まで迫られるが、#27石井の3Pシュートで持ち堪えると、#43イの連続得点、#7長野のノールックパスに#0オーガストが合わせてリードを二桁に戻す。終了間際に琉球#88牧に3Pシュートを決められるも、11点リードで最終Qへ突入した。
三河 93–73 琉球 (三河 20–11 琉球)
ディフェンスから再び流れを掴み、昨季王者に20点差勝利
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井、#54ガードナー。
#27石井のオフェンスリバウンドから#10レイマンが3Pシュートを沈める好スタート。
開始から約4分間、連動したチームディフェンスで琉球を無失点に封じ込め、#7長野のフローター、#10レイマンの3Pシュートでじわじわと点差を広げる。開始4分に#27石井との連携で#54ガードナーが得点し、リードを再び20点台に乗せる。
#0オーガストがファウルアウト、#10レイマンと#54ガードナーがファウルトラブルに陥る難しい状況の中でも粘り強いディフェンスを継続し、#18角野のミドルシュート、#54ガードナーの3Pシュートなどで加点。最後まで攻守で主導権を握り、最終スコア93–73で快勝した。
試合後コメント
ライアン・リッチマン
全体的に、試合開始から終了までと考えれば今シーズンの中でベストだったと思います。改善点として挙げているターンオーバーも一桁に抑えることができ、彼らの特長であるオフェンスリバウンドも抑える事ができたという意味で、自分たちのやるべきことができた試合でした。
その中でも、スタートの5人が自分たちのディフェンスのトーンをセットしてくれて、セカンドユニット、#7 長野選手、#18 角野選手、#27 石井選手たちが、いい流れを繋いでくれて、自分たちのやりたいことができる安定した40分間をやり続けることができました。
パーフェクトなゲームというものは存在せず、不可能なことに挑戦していることは分かっていますが、それに近い試合だったかなと思います。
-昨シーズンのB1王者に勝利することができました。バイウィークの練習の手応えはいかがですか?
間違いなく言えることは、琉球さんは非常に素晴らしいコーチがいて、選手たちがいるチームだということです。ディフェンディングチャンピオンとして語るに素晴らしいチームですので、リスペクトを忘れずに戦いました。
そういった点もありつつ、自分たちが考えなければならないのは、相手ではなく常に自分たちがすべてのポゼッションでベストバージョンを出すということと考えています。それは相手がディフェンディングチャンピオンだろうと、なかなか勝ちが取れず苦しんでいるチームであろうと関係なく、常に自分たちのベストを出し尽くすというのが、成長に繋がると思いますし、自分たちが作り上げようと思っているチームです。
そういったスペシャルなものをつくる旅に、いかに全員が乗っていけるかということを見ていかないといけないと思っています。そして明日、また琉球さんとの試合があります。今日の負けを悔しく思っていると思いますし、対策してくると思います。
まずはここで満足せず、マインドをリセットして、自分たちが琉球さんにチャレンジしたいです。必ず勝ちを掴みたいと思います。
石井講祐
-バイウィーク明け初戦を終えて
オフを貰えたので、しっかりみんながメンタルも体もリフレッシュして戻ってきて、新鮮な気持ちで入れたと思います。しっかり休んだけど、これまでの積み上げも失わずに、良い形で1試合目は入れたんじゃないかなと思います。
-ヒーローインタビューで「今シーズン一番いい試合だった」と言っていたが
相手に流れが行きそうな時間帯、しっかり我慢をして、みんながディフェンスリバウンドとか、ルーズボールとか、そういったことに集中し切れたのが、一番良かったんじゃないかなと思います。
-明日のGAME2に向けて
明日は相手はもっとフィジカルにやってくると思いますし、審判のコールの種類も変わると思います。絶対に今日と違った試合になると思うので、今日のようにその瞬間に集中して、やり続けることができれば必ずいい結果が得られると思うので、明日は明日で、今シーズンあまり連勝できていないので、ホームで連勝できるようにやっていきたいと思います。
ディフェンスのところで、エクスキューションがかなり低かったです。どこがというところというわけではなく、ほとんどのプレーのところで。
バイウィーク明けという言い訳にしてはだめだと思うのですが、そういうのがあるのかなと思いながら試合に入ったのですが、これだけディフェンスのところでエラーがあると立て直すのは難しかったと思います。
流れが悪かった中、逆に三河さんはいい流れでタフショットが入ったりと、ストップできなくなってきて、1Qから持っていかれたかなと思います。
フォトギャラリー
第一生命 with SKE48 Presentsシーホース三河ホームゲームは「ブースターDAY」をテーマに開催。試合前の円陣や選手のボール投げ込みサポート、試合後のHC記者会見などにブースタークラブ会員が参加し、貴重な体験を楽しんでいた。
試合前にはSKE48によるライブが行われ、チアリーダー「Super Girls」とのコラボパフォーマンスも披露。この日だけの貴重なステージでファン・ブースターを魅了した。