千葉JとのGame2は立ち上がりから主導権を握って早々に二桁リードを奪うも、千葉J富樫を中心に猛追される。互いに一歩も譲らぬ壮絶な打ち合いを演じるも、4Qに逆転を許し、連勝を飾ることはできなかった。
千葉J 12–24 三河
オーガスト リバンド&ダンクで躍動、古巣対戦の石井も攻守に存在感
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#19西田、#43イ、#54ガードナー。
#54ガードナーと#19西田のコンビプレーで崩して先制点を挙げる。立ち上がりから攻守にアグレッシブに戦い、#0オーガストのリバウンド、#11久保田のファストブレイクで0-6と主導権を握る。
千葉Jに#2富樫の3Pシュートなどで7-6と逆転されるが、#54ガードナーのポストアップですぐに取り返し、#43イのファストブレイクで流れを取り戻す。
#54ガードナーの3Pシュートのリバウンドを#0オーガストが豪快に叩き込むとベンチも大盛り上がり。さらに#0オーガストはカットインからファウルを受けながらダンクをお見舞い。続くフリースローも決めて、チームを勢いづける。残り4分、#0オーガストのオフェンスリバウンドをつないで#27石井がディープ3Pシュートを突き刺し、8-18と二桁リードを奪う。
その後も#54ガードナーがパワーで押し込んでフリースローで加点。守備でも激しくプレッシャーをかけて千葉Jのターンオーバーを誘い、#27石井がミドルシュート、#54ガードナーのファストブレイクで加点して、12-24のダブルスコアで1Qを終える。
千葉J 44–52 三河 (千葉J 32–28 三河)
千葉Jの猛追を受けるも、8点リードで後半へ
スタートは、#1中村、#7長野、#10レイマン、#27石井、#54ガードナー。
#10レイマンの3Pシュート、#54ガードナーのリバウンドでリードを17点に拡大する。
しかし開始2分に”4点プレー“を決められたのを皮切りに千葉J#2富樫が大爆発。このQだけで3Pシュート5本を含む21得点を稼がれて一時はワンポゼッション差まで迫られるが、#19西田のファストブレイク、#43イのリバウンド、#10レイマンのドライブなどで真っ向から打ち合いを繰り広げてリードを譲らない。
残り1分からアップテンポな展開に持ち込み#0オーガストが連続得点。千葉J#2富樫に3Pシュートを沈められるが、すぐに#19西田が3Pシュートで返上して、44-52の8点リードで前半を終える。
千葉J 72–76 三河 (千葉J 28–24 三河)
熾烈な点取り合戦に突入
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#19西田、#43イ、#54ガードナー。
千葉Jの#12金近の連続3Pシュートで4点差に迫られる。#19西田が3Pシュートで決め返し、#7長野のレイアップ、#54ガードナーの合わせで突き放しにかかるが、千葉Jも#12金近、#20ステフェンズが立て続けに3Pシュートを決めて譲らない。
その後も#54ガードナーが3Pシュートを決めれば、千葉J#20ステフェンズが3Pシュートを返上。#43イのミドルシュートを決めれば、千葉はJ#2富樫のアタックで対抗と両チームともにハイペースで得点を決め合う。
残り4分、千葉J#20ステフェンズのバスケットカウントで68-68と並ばれるが、#10レイマンの3Pシュートで勝ち越し。#0オーガストのフリースロー、#10レイマンのファストブレイクで引き離して、4点リードで最終Qへ。
千葉J 101–90 三河 (千葉J 29–14 三河)
千葉Jに連続3Pシュートで突き放され、連勝ならず
スタートは、#0オーガスト、#1中村、#7長野、#10レイマン、#43イ。
開始早々、千葉J#33ムーニーの連続得点で76-76と追いつかれる。#54ガードナーのパワーアタックで突き放すが、開始3分に千葉J#50ブラウンの3Pシュートで79-78と逆転を許す。
その後も1点を争う熾烈な戦いを繰り広げ、千葉Jが#20ステフェンズのリバウンドで前に出れば、#1中村の3Pシュートで同点に。千葉J#20ステフェンズの3Pシュートで抜け出しにかかれば、#19西田が果敢なアタックからフリースローで追随。残り4分に#43イがカットインからのバスケットカウントで86-86と試合を振り出しに戻す。
しかしそこからシュートがリングに嫌われて得点が止まり、千葉J#2富樫のフリースロー、#12金近の3Pシュートで突き放される。さらに残り1分半にJ#2富樫の7本目の3Pシュートで9点差をつけられる。
#19西田がドライブで食い下がるが、逆転するには至らず、101–90で惜敗した。
試合後コメント
ライアン・リッチマン
-今日の試合を振り返って
1Qはディフェンスも良く、非常に良い試合の入りが出来たと思います。ただ、#2富樫選手に対してはさまざまなディフェンス手段を講じたのですが、なかなか彼を止めることはできなく、改めて日本を代表する素晴らしいプレーヤーだと感じました。そして彼の調子が良くなったところから#12金近選手、#20ステフェンズ選手も当たってきてしまい、難しい試合になってしまいました。
FTを多く与えてしまったところはカイゼンしなければいけないところであり、自分達のルールや規律を改めて守らなければいけないと思います。
昨日もお伝えしましたが素晴らしい選手・コーチがいて、リーグ優勝経験のあるDNAを持ったチームに対して2日連続で勝つということは本当に難しいことだと改めて実感する試合でした。
-富樫選手の活躍し始めた2Qは選手にはどんな指示をされましたか?
改めて富樫選手がスペシャルなプレーヤーで、2日連続で彼を止めることは難しいと実感しました。昨日は自分達が講じた策がうまくいっていたと思いますが、今日は早い段階で彼のシュートタッチをのせてしまったことが自分達を苦しくさせてしまいました。
そういった中で3PシュートのファールでFTラインに立たせてしまったことが、彼のシュートタッチを良くさせてしまったり、ピックアンドロールのシュートレンジのところで下を潜ってしまい、シュートを打たせてしまった所は反省点です。
そういった部分の規律、規範を守らなければならないと選手に伝えました。細かいところはまたしっかり映像を見て、次に進むための材料として活かしていきたいと思います。
ダバンテ・ガードナー
-今日の試合を振り返って。
ハードにプレーすることはできたと思います。ただ細かいディティールを詰めきれなかったことが、勝ちを逃してしまった原因ではないかと感じています。
アウェーゲーム5連戦を3勝2敗という結果となりました。
勝ち越すことができたことは良かったです。しかし細かい部分を修正しなければいけないと改めて感じましたし、そうしたところをしっかりと直せればもう1つ、2つ勝つことができたのではと思い悔やまれます。
ホームに帰ってのSR渋谷戦に向けての意気込みをお願いします。
これからもしっかりハードに戦い続けますので、ぜひ会場に足を運んで応援してください!