今季初のナイトゲームは、ハードなディフェンスから主導権を握ると、7人が二桁得点を挙げる的を絞らせないオフェンスで31点差の快勝。3連勝で通算成績を4勝3敗と白星を先行させた。
富山 9–22 三河
ガードナーを中心にオフェンスを展開し、主導権を握る
スターティング5は、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ、#54ガードナー。
#54ガードナーを起点にオフェンスを展開。リング下に走り込んだ#10レイマンに#54ガードナーがパスを供給して先制する。さらに#10レイマンのドライブで追加点を挙げるが、富山#0小野の連続得点で逆転を許す。
すぐに#54ガードナーのフリースローで再逆転するも、その後はオープンのアウトサイドシュートを決め切ることができず得点が止まる。それでもアグレッシブなディフェンスで富山に得点を与えず、開始5分半に#11久保田の浮き球のパスに#54ガードナーが合わせてバスケットカウントを獲得。#11久保田が3Pシュートを決めて5-12とリードを広げる。
富山はタイムアウトで立て直しを図るが、#54ガードナーのバスケットカウント、#0オーガストがフリースローで得点を重ね、残り2分に9-19と二桁点差を作る。さらに#0オーガストの連続得点で、リードを13点に広げて1Qを終える。
富山 22–36 三河 (富山 13–14 三河)
オフェンスが停滞する中、西田の連続3Pシュートで息を吹き返す
スタートは、#1中村、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野。
富山の最初の攻撃を#7長野がブロックショットで止める幸先の良いスタートを切るも、アウトサイドシュートの確率が上がらず、オフェンスにリズムが生まれない。開始3分に#54ガードナーのアタックでこのQ初得点を奪うも、富山#15エドゥのドライブ、#0小野のミドルシュートで18-24まで追い上げられる。
我慢の展開の中、#19西田が立て続けに3Pシュートを射抜いてリードを二桁に戻す。富山のタイムアウト明け、オールコートで激しくプレスをかけて富山のターンオーバーを誘い、#54ガードナーのミドルシュート、#10レイマンのユーロステップ、#19西田のカットインで畳み掛けて、14点リードでハーフタイムに入った。
富山 38–66 三河 (富山 16–30 三河)
イ 4本の3Pシュート含む14得点のオンファイヤー
スタートは、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ、#54ガードナー。
#54ガードナーのフェイダウェイで先手を取る。さらにファストブレイクから#10レイマンが加点、#43イの3Pシュートでリードを19点に拡大する。
富山は#23ガドソンの3Pシュート、#20上田のファストブレイクで食い下がるが、#54ガードナーと#10レイマンのハイロープレーや#43イの3Pシュートで得点を積み上げていく。
その後も攻め手を緩めず、#10レイマンと#43イの連続3Pシュートで、開始5分に31-56と25点のリードを得ると、好調の#43イにボールを集めて、ミドルシュート、3Pシュートの連続得点で一気に突き放す。
富山は#9水戸の3Pシュートで一矢報いるも、#7長野がオフェンスのテンポを上げ、ファストブレイクから#0オーガストが加点。終盤にも#0オーガストのアリウープなどで得点し、30点のビッグクォーターを作り出す。
富山 59–90 三河 (富山 21–24 三河)
前節からゲームクロージングをカイゼン。31点差で大勝
スタートは、#0オーガスト、#1中村、#7長野、#18角野、#21橋本。
富山に#23ガドソンのファストブレイク、#24高橋の3Pシュートなどで反撃されるが、#0 オーガストのキックアウトから#1中村が3Pシュート、#7長野のアシストで#0オーガストのダンクとバリエーション豊かな攻撃で対抗する。
#18角野と#1中村の連続3Pシュートで、開始3分半にリードを30点台に乗せる。それでも最後まで集中力を切らすことなく、スティールから走って#0オーガストが得点。終盤にも#18角野、#1中村がそろって3Pシュートを決めるなど着々とスコアを伸ばし、最終スコア59–90で大勝。3連勝を飾った。
試合後コメント
ライアン・リッチマン
-アシストの場面も多く見えてチームとの連携も深まって来たように思えます。
ハーフタイムに相手のゾーンに対して修正を伝えました。特に3Qですがディフェンスのギャップを見つけて、適切なプレーを遂行してくれたと思います。40分間通して良いディフェンスをしてくれましたし、コートに立った選手全員が勝利に貢献してくれました。
-チーム全員が高確率に3Pシュートを決めた印象がありますが、いかがでしょうか。
前半はシュートが入ることは少なかったですが良いシュートは打てていましたし、オープンの状況も作れていました。オープンな状況を作り続けること、また空いていたら積極的にシュートを打つことをハーフタイムに指示しました。
選手たちもシューティングの練習は多くの時間をかけて取り組んでいますので、自信を持って撃ち続ければ必ずシュートは入ると信じています。そういった期待に選手が応えて後半は11/18という数字につながったと思います。
また、試合は生き物ですので前回の試合と今日の試合は違います。前回は#54 ダバンテ・ガードナー選手が8/9で3Pシュートを決めましたが、今日の役割はしっかり相手のゾーンを引きつけて、正しい場所に入って相手のディフェンスを収縮させる役割を今日は担ってもらいました。
そういった意味では今日は違う形にはなりましたが、チームとしての高いシューティングのパーセンテージには彼の活躍がありました。それぞれの役割に応えてくれた結果がチームとしての数字に表れたと思います。
イ デソン
-試合を振り返って
非常に大きな1勝だと思います。勝てて嬉しく思っています。
-1Q,2Qからの改善点を教えてください。
ハーフタイムに#27 石井講祐選手の手を触らせてもらい、リーグ屈指のシューターでもある彼の力を借りてより自信を持ってシュートを打つことができました。そういった自信が結果に繋がったと思います。
-週末の長崎戦に向けて
シーズンが開幕してお互いスカウティングも進み、情報が入ってくる時期だと思います。その中でプレシーズンでは負けてしまったので、ここでしっかりやり返さなければいけないなと思っています。良い準備をして必ず2つ勝って、連勝を続けられるように頑張っていきたいです。