PRIDE GROUP Presents シーホース三河ホームゲーム
ホーム初勝利を挙げたGame1に続き、満員のアリーナの熱い応援を受け、序盤からエナジー全開で主導権を握ると、2Qに9本の3Pシュート攻勢を浴びせて36点の大量リードを奪う。後半はオフェンスにリズムが生まれず苦しむも、前半のリードを生かして22点差で勝利。刈谷開幕2連勝を飾った。
三河 22–8 北海道
攻守にハードにプレーし、14点のリードを奪う
スターティング5は、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ。
#19西田が北海道#81関野の密着マークを振り切ってカットイン、ドライブの連続得点で先手を取る。#11久保田がドライブで切り込んでファウルを誘い、フリースローで加点するとともに北海道のPG#4寺園をファウルトラブルに追い込むと、#0オーガストがアリウープ、ドライブの連続得点を挙げて10-2と一気に主導権を握る。連動したディフェンスで約4分間得点を許さず、#10レイマンの連続3Pシュートで16-2とリードを広げる。
北海道に6-0のランで反撃されるが、タイムアウトで落ち着きを取り戻すと、#7長野のスティールから#18角野が得点。#18角野のキックアウトから#7長野が3Pシュートを射抜いて流れを取り戻す。終了間際に#7長野とのコンビプレーで崩して#54ガードナーがフリースローを獲得。22–8と最高の滑り出しを見せる。
三河 54–18 北海道 (三河 32–10 北海道)
ガードナー 5本の3Pシュートを含む18得点の大爆発。36点のリードで折り返し
スタートは、#0オーガスト、#1中村、#7長野、#18角野、#54ガードナー。
流れるようなボールムーブから#54ガードナー、#18角野が立て続けに3Pシュートを射抜いてリードを広げる。北海道は#2ラモスの個人技で対抗するが、#18角野、#54ガードナーが再び3Pシュートを沈め、開始3分に34-13と21点のリードを奪う。
1Q同様、粘り強いディフェンスを継続し、さらにディフェンスリバウンドで上回って北海道の攻撃を単発に封じると、#11久保田、#54ガードナー、#43イ、#54ガードナー、#54ガードナーと5連続で3Pシュートを突き刺し、リードを30点の大台に乗せる。#54ガードナーのフリースロー、#11久保田のドライブで得点を積み上げ、36点の大量リードで前半を終える。
三河 66–36 北海道 (三河 12–18 北海道)
ターンオーバーから流れを失い、北海道に追い上げを許す
スタートは、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ。
北海道#21 ウィリス ジュニアの連続得点で先行される。#0オーガストがフリースローで返上するが、その後はターンオーバーが続いて波に乗れず、北海道#24ブルックスの連続得点で24点差まで追い上げを許す。
残り3分半に#54ガードナーのポストアップから#10レイマンがゴール下を決めて悪い流れを断ち切ると、残り2分半にも#10レイマンは3P シュートを沈めて再びリードを30点に戻す。
北海道#21 ウィリス ジュニアが意地を見せるも、終了間際に#7長野と#0オーガストがアリウープを成功させて、30点差で最終Qを迎えた。
三河 78–56 北海道 (三河 12–20 北海道)
北海道の反撃を受けるも、ガードナーが12得点で対抗。刈谷開幕2連勝を飾る
スタートは、#0オーガスト、#3柏木、#7長野、#18角野、#54ガードナー。
開始からの約3分間、両チームともにスコアが動かない重い入りとなる。
北海道#24ブルックスのドライブで先制をされると、北海道#66松下のスティールから走られて、北海道に勢いを与えてしまう。タイムアウトで悪い流れを切るも、その後もターンオーバーを連発してファストブレイクから北海道に連続得点を許す。
開始5分、#54ガードナーのバスケットカウントでようやくこのQ初得点を挙げると、その直後にも#54ガードナーがこの日6本目となる3Pシュートを射抜いて、72-44と流れを取り返す。
残り3分、初ロスター入りの#5ニモがプロデビューを果たす。
北海道は#40 ウェルシュの3Pシュートなどで食い下がるが、#54ガードナーが連続3Pシュートで対抗。守備では#7長野がオフェンスチャージを獲得するなど、最後まで強度を保って、78–56で勝利。刈谷開幕2連勝を飾った。
試合後コメント
ライアン・リッチマン
非常に良い前半だったと思います。シーズンを通してもベストといえるような20分間だったと思います。ただ、課題・自分たちの足りなかったところは前半良かったものを継続し続けるということで、悔やまれはしますが、そこから学んでいきたいと思っていますし、改善点であると思います。
完璧な試合というのは存在しないので、22点差で勝てたということは大きかったと思います。第3Qはミスも多かったので、そこから学んでいきたいと思います。
-本日のガードナー選手についての評価をお願いします。
信じられないパフォーマンスを見せてくれたと思います。ほぼ完璧といっていい内容だったと思います。それはやはり日々のハードワークや、本人もインタビューで言っていた、多くシューティングをしていることが試合に出たんだと思います。
彼のコンディションは上がっていますし、体重も落ちており、日々のハードワークについて誇りに思います。
どれだけ素晴らしい存在かというのを見せつけたくれたゲームでしたし、これからハードワークをすればもっとできるというポテンシャルを見せてくれたと思います。
ダバンテ・ガードナー
-今日の試合を振り返りをお願いします。
非常に良かったと思います。1試合目を良い形で勝って、2試合目も取らなければいけないという所で、それをやり切れたという意味で、非常に意味のある大きな試合だったと思っています。
-シュートタッチは最高だったと思うのですがいかがでしたか?
試合前の練習からシュートタッチが良かったので、スペースが空いたら思い切り打っていこうと考えていました。そういった意味では試合前から感覚は良かったですね。
-チームのプレースタイルが大きく変わったと思うのですがいかがでしたか?
色々と変わっている部分もあります。今のチームのスタイルでは全員がプレーをクリエイトできますので、そういった中で新しい物をどんどん学んで自分の中に取り入れていかなければいけないと思っています。
-去年の後半から、いわゆるガードのような動きをオフェンスの中で見られていましたがいかがですか。
オフの練習試合等で自分の役割を見つけながら手探りでやっていた部分はありますが、そういった所で新しいプレースタイルに慣れてきたので、自分らしさを出せる形で非常に心地よくプレーできています。
-ウィングアリーナ刈谷についてはいかがですか?
素晴らしいなと思います。まだシーズン序盤ですが、去年と比べてより多くのファンの方々が足を運んでくださってるなと感じていますし、やはりファンの方々が違いを生み出しているなということを改めて感じています。
-富山戦への意気込みをお願いします。
自分らしさ・三河らしさというものを出し切るところを見ていきたいなと思います。もしよろしければ、富山まで足を運んで自分たちのサポートをしていただければと思います。
小野寺龍太郎
昨日のゲームとは違った内容にしようと、自分たちの中で取り組んできたディフェンスの部分を強調したいゲームでした。
最初の5分でスコアリングの部分で苦労してしまいました。なにか、一つ思い通りに行かないことがあると崩れてしまうというのがチームの課題の一つです。そういったことを前半でしてしまったというのが、負けた大きな要因のひとつと考えています。
今日のゲームに限らず、自分たちの思うようなプレーができない時間帯にオフェンス・ディフェンスに関わらず、我慢しきれないというのがチームの課題だと思います。
後半、修正できるポイントはたくさんあったのですが、大きな調整を入れるのではなく自分たちのルールを徹底しようとしました。できた部分とできなかった部分もあったのですが、昨日と変わらないミスというのが出てしまって、結果的には2連敗ということになったと思います。
また、自分たちが打った3Pシュートの確率が5/34という数字ですと、三河さんのようなチームには勝てないというのを実感しています。水曜日に試合があるので、しっかり準備しながら、同時に課題を認識しながらやっていきたいと思います。
フォトギャラリー
「PRIDE GROUP」Presents オープニングシリーズ 『ガチ。』刈谷開幕のゲストは、2019-21シーズンに所属していた川村卓也さん。
川村さんはシーホース三河無料シャトルバスを使って、刈谷駅からサポーターとともにウィングアリーナ刈谷入りすると、試合前には“シュートの天才“川村さんと“バスケットボールの天才”佐古賢一シニアプロデューサーがフリースローと3Pシュートでガチ対決。美しいシュートと話術で会場を沸かせた。
ハーフタイムにはタツヲと川村さんがエンターテイナーの座をかけてガチで勝負し、トランポリンダンクにも挑戦。見事に成功させて、現役時代の勝負強さを見せつけていた。
さらに、アリーナグルメは「北海道グルメフェス」をテーマに開催。また、月末のハロウィンにちなんでブースでお菓子がもらえる「トリックオアトリート!って言ってみりん♪」などのイベントも盛りだくさんで、3128人のファン・ブースターと共に刈谷開幕を祝った。