HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 10/7(土)島根戦

変革の2023-24シーズンは島根スサノオマジック戦で開幕。完全アウェーの雰囲気の中、一時は16点のビハインドを背負うも、終始強度の高いディフェンスを遂行し、24得点4リバウンド7アシスト4スティールのレイマンを中心にワンポゼッション差まで猛追。しかしわずかに及ばず、76-71で惜敗し黒星スタートとなった。

1Q
島根 20–19 三河
序盤に二桁ビハインドを背負うも、ディフェンスで流れを呼び込む

スターティング5は、#10レイマン、#11久保田、#18角野、#43イ、#54ガードナー。

昨季の3P王・島根#4ケイに2本の3Pシュートを沈められるなど0-8と出鼻をくじかれる。#11久保田のペイントアタックから#54ガードナーのゴール下で今季初得点を挙げるも、島根#2ビュフォードの1on1、#3安藤のバスケットカウントで開始3分半に2-13と二桁ビハインドを作られる。

#10レイマンのアタック、#54ガードナーのバスケットカウントで反撃。#7長野、#27石井らを中心に激しいオールコートディフェンスで島根のミスを誘い、#0オーガストのターンアラウンド、3Pシュートの連続得点で1点差に迫ると、残り3分に#10レイマンのスティールから走って#0オーガストが逆転のレイアップを沈める。#1中村の3Pシュートでリードを広げるも、終了間際に島根#12マーティンに再逆転され、1点差の接戦で最初の10分を終える。

2Q
島根 41–35 三河 (島根 21–16 三河)
ディフェンスで我慢し、6点差で試合を折り返す

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#18角野、#27石井、#54ガードナー。

島根#13津山、#3安藤の得点で25-19と先行される。開始からの約3分半オフェンスが沈黙する中、ディフェンスで持ち堪えて、#10レイマンが個人技で打開。#10レイマンのキックアウトから#1中村が2本目の3Pシュートを決めて反撃の勢いを加速させるも、島根も#3安藤が3Pシュートを決め返して簡単には流れを渡さない。#54ガードナーの3Pシュートで対抗するが、島根#3安藤、#15白濱の連続3Pシュートでリードを二桁に広げられてしまう。

残り2分半に#10レイマンの連続3Pシュートで5点差に追い上げると、その後も互いに譲らず6点差で試合を折り返す。

3Q
島根 65–54 三河 (島根 24–19 三河)
最大16点のビハインドを背負うも、石井、中村の3Pシュートで食らいつく

スタートは、#10レイマン、#11久保田、#18角野、#43イ、#54ガードナー。

島根#2ビュフォードに先制点を取られるが、#43イのカットインで応戦する。しかしその後は得点が続かず、島根#28ウィリアムスに連続で8得点を稼がれ、53-41と12点差をつけられる。

#0オーガストがゴール下をねじ込み、#10レイマンが果敢なアタックでフリースローをもぎ取って踏みとどまるが、島根#2ビュフォード、#13津山に3Pシュートを決められ、リードを16点に拡大される。

それでも#27石井、#1中村の連続3Pシュートで反撃の狼煙を上げ、残り23秒に#27石井が再び3Pシュートを射抜いて、11点差まで追い上げて最終Qを迎えた。

4Q
島根 76–71 三河 (島根 11–17 三河)
レイマンを中心に猛追するも、わずかに及ばず

スタートは、#0オーガスト、#1中村、#7長野、#27石井、#54ガードナー。

#7長野と#0オーガストのコンビプレーで崩し、#0オーガストのフリースローで先制。#1中村が狙いすましたパスカットからワンマン速攻を決めて、点差を一桁に戻す。

両チームともに強度の高いディフェンスを遂行し、島根が点差を二桁に離せば、#54ガードナーの力強いアタックで一桁に盛り返す緊迫感のある攻防が続く。

オフィシャルタイム明け、#10レイマンは豪快なダンクを叩き込むと、さらに#0オーガストのダンク、#7長野のカットインをアシストして、残り3分半に6点差まで迫る。

#7長野が体を張ったディフェンスで島根#2ビュフォードからオフェンスファウルを誘発すると、#10レイマンのドライブで4点差に。島根は#3安藤の3Pシュートで突き放すが、ファストブレイクから#10レイマンがバスケットカウントをもぎ取り、残り23秒に#10レイマンのフリースローで74-71とワンポゼッション差に肉薄する。しかし反撃及ばず、76–71で試合終了。開幕戦を白星で飾ることはできなかった。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

-今日の試合を振り返って
1Qと3Qの入りの部分が良くなかったと悔やまれる部分ではありますが、それを除けば及第点を与えられるような試合だったと思います。

Bリーグの初戦を迎えるにあたり、非常に多くのお客さんの前でゲームができたことを嬉しく思っています。

選手たちはハードにプレーしてくれたと思っていますが、これからはスマートさを求めなければいけないなと感じましたし、オフェンスでもディフェンスでもインサイドをもっとタフに戦わなければいけないと実感しました。

ただ、ハードに戦い最後はクロスゲームに持ち込んでくれた選手たちのことを誇りに思います。

島根さんのような力のあるチームに対して、このような状況に持ち込めたことは、自分たちの力を一つ出すことができたと思います。

-点差を離されながらも追いつくことができた要因を教えてください
何か一つの要因を挙げることは難しいのですが、自分たちにはそこを盛り返す力があった、ということに尽きると思います。ただそれでは及ばなかったのも事実です。 点差が離れてから追い上げる準備をするのではなく、最初からやらなければいけません。

試合を終わってみて5点差となりましたが、ゲームの終わり方が悪かったということではなく、試合の40分を通して、その足りない5点の原因は何だったのかを見なければいけないと思っています。

当然その中にはリバウンドのも含まれていますし、そういった部分を精査して明日のゲームを迎えたいと思っています。

また、今日は点差がついた場面で早めにタイムアウトを要求することをしませんでした。それは選手たちの力で逆境を跳ね返してほしいという意図がありましたが、選手たちはその思惑に応えてくれましたし、自分たちで考えてビハインドを追いついた選手たちを誇りに思います。

-島根の選手は誰をキーマンと捉えていましたか?
やはり#2 ペリン・ビュフォード選手、#3 安藤誓哉選手、#4 ニック・ケイ選手です。特に#2 ビュフォード選手はなんでもできるタイプで、止めることが特に難しいと思っています。

ただ、島根さんは昨シーズンチャンピオンシップも行っていますし、リーグの中でも屈指の実力のある良いチームだと思っています。

ですので、誰かひとりを止めれば良いということではなく、チーム全体として戦わなくてはならないと思っていますが、強いてあげればその3人だったと思います。

 
PG

長野誠史

-シーズン開幕戦、どのような気持ちで臨んだか
自分としては、開幕戦に限らずしっかりとプレッシャーをかけて、チームに流れを持ってくることを常に意識しています。

チームとしては、全員がハードにプレーして、しっかり勝ちにいこうという話をしていました。

-1Q、序盤に点差が開いたが、その後巻き返しました
出だしに、ディフェンスのところでミスが続いて相手に得点を取られましたけど、セカンドチームがディフェンスを頑張って、自分たちのやるべきことを遂行して、それがオフェンスにも繋がって、良いカムバックができたと思います。

-明日への修正点
自分たちがタフショットを打った後に、島根さんに3ポイントを何本か決められて、相手にリズムを持って行かれた部分があったので、明日はそこを修正して、たとえタフショットを打たれたとしても、その後のディフェンスを全員で守っていきたいと思います。

-島根・安藤誓哉選手とのマッチアップについて
ここ何年間ずっと付いているので、相手の癖だったり、してくるプレーは分かっていたので、そこに対してアジャストしていこうと思ってました。

自分とマッチアップした時間帯は、そこまでやられてなかったかなという認識なので、明日もしっかり守っていきたいと思います。

-明日の試合向けて
今日の負けというのは、そこまで落ち込まなくてもいいのかなと思ってます。明日は自分たちが1Qからハードにプレーしていけば勝利に繋がると思うので、出だしからしっかりやっていこうと思います。

-シーズン初戦を終えて
2ヶ月間この日のために準備してきたものが、表現できた部分とできなかった部分があったので、明日はそのできなかった部分をしっかり改善して、新しいシーホース三河を見せたいと思います。

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