日本郵便 Presents シーホース三河ホームゲーム
ハイライト
ヒーローインタビュー
大阪エヴェッサとのGame2は、10-0のランを作られる苦しい立ち上がりも、3Qに長野、西田を中心にディフェンスから流れを呼び込んで逆転に成功。40分フル出場したミラーが27得点12リバウンドと攻守両面で存在感を発揮し、72–62で勝利。Game1の借りを返した。
三河 15–20 大阪
立ち上がりに10-0のランを作られるも、ミラー 13得点で追い上げる
スターティング5は、#7長野、#10オルストン、#19西田、#30ミラー、#32シェーファー。
大阪に中外バランスよく得点され、#32シェーファーが負傷するアクシデントもあり、0-10とリードを許す。大阪の激しいオールコートプレスに手を焼くも、開始4分に#7長野が強引にインサイドをこじ開けて#30ミラーの得点をアシスト。#30ミラーがフリースロー、1on1、ミドルシュートの3連続で得点して追撃する。
残り2分に#30ミラーのミドルシュートで9-14に追い上げるが、大阪は#31木下の3Pシュートで踏みとどまる。
#19西田のドライブに#30ミラーが合わせ、#19西田のスティールから#30ミラーがファストブレイクで加点して4点差に迫るも、大阪#14橋本の3Pシュートでまたしても突き放される。終了間際に#21橋本の1on1で5点差として1Qを終える。
三河 28–35 大阪 (三河 13–15 大阪)
シュートタッチに苦しむも、ディフェンスで我慢し、7点差で後半につなぐ
スタートは、#1中村、#3柏木、#10オルストン、#21橋本、#30ミラー。
大阪#15竹内の3Pシュートで先制されるが、#30ミラーが3Pシュートで返上。大阪#54オマラに決められれば、#54ガードナーがミドルシュートで取り返す。ロースコアな守り合いが続き、20-25でオフィシャルタイムアウトを迎える。
#4細谷がドライブで切り裂いて3点差に詰め寄るが、大阪#24ハントのリバウンド、#22飯尾の3Pシュートで得点を重ねられ、残り3分に#25ニュービルのファストブレイクで二桁リードを作られる。
#54ガードナーのフリースローでつなぎ、粘り強いディフェンスで24秒バイオレーションを誘発して、#19西田のドライブで切り込んで5点差に戻すが、終了間際に失点して7点ビハインドで試合を折り返す。
三河 52–44 大阪 (三河 24–9 大阪)
ディフェンスから流れを呼び込んで逆転。8点のリードを奪う
スタートは、#1中村、#7長野、#19西田、#30ミラー、#54ガードナー。
#7長野、#1中村が立て続けに3Pシュートを決める好スタート。昨日の課題だったリバウンドを全員で粘り強く勝ち取って、#30ミラーのファストブレイク、#54ガードナーのオフェンスリバウンドで、開始3分半に38-40の2点差に詰め寄る。
その後も#19西田のパスカットなどハイエナジーなディフェンスを継続。ワンプレーごとに会場のエナジーも高まっていく。
残り4分半に#7長野のスティールから#30ミラーが3Pシュートを射抜いて43-42と試合をひっくりかえすと、会場は大青援に包まれる。さらに大阪のフリースローをブースターディフェンスで落とさせて逆転を許さず、#30ミラーの3Pシュート、#54ガードナーのフリースロー、#19西田の3Pシュートで一気にリードを8点に広げる。
三河 72–62 大阪 (三河 20–18 大阪)
最後まで集中したディフェンスを継続。10点差勝利でGame1の借りを返す
スタートは、#1中村、#3柏木、#7長野、#30ミラー、#54ガードナー。
開始早々、#1中村のドライブでリードを二桁に広げる。大阪は#25ニュービルを強調し、開始2分半に#25ニュービルの”4点プレー“でワンポゼッション差に詰められるが、#30ミラーがバスケットカウントを決め返して突き放す。
その後はしばらくスコアが動かないこう着状態が続くが、#54ガードナー、#30ミラーのフリースローで得点を積み上げ、残り4分に#19西田の3Pシュートで65-55と抜け出す。
大阪は#20合田が7得点を挙げて息を吹き返すが、#54ガードナーがボーナススローで着実に得点を重ねていく。
残り7秒、#7長野がしっかり時間を進めながら3Pシュートを射抜いてリードを10点に拡大。72-62で勝利し、Game1のリベンジを果たした。
試合後コメント
鈴木貴美一
今日の出だしも大阪さんが激しい、インテンシティの高いディフェンスをしてきました。
そんな中、前半を我慢することができて、後半の3Q途中から、我々のやりたいディフェンスが機能して、最後までやるべきディフェンスを選手たちが遂行して、良い勝ち方ができたと思います。
オフェンスは水物で、シュートは入る時と入らない時があるので、ディフェンスをしっかりすれば勝てるということが分かったゲームだと思います。
マティアス・フィッシャー
まず試合の質が昨日と比べると低くなってしまったと思います。フィールドゴールのパーセンテージだけを観ても、両チームとも38.5%(三河)、36.8%(大阪)と40%以下となっており、全体的な試合の質が低かったというのが最初の感想です。
負けてしまった一番の要因は、第3Qだったと思います。三河24-9大阪となっており、我々は9点しか取れず、24点はかなり多い数字です。ディフェンスでも相手をコントロールできなかった。三河をしっかり守ることができなかった。そういったクォーターだったと思います。
ですので、この結果に対してはまったく満足していません。前半はそれほど悪くもなかった中で、後半で三河44-27大阪というスコアになってしまうと勝つことはかなり難しいと思います。
こういうゲームの展開は、2試合目の典型的な形だと思っていて、1試合目負けたチームがよりエネルギーを出して、1試合目勝ったチームが失速してしまう。
最初からエネルギーを出せたと思いますし、カムバックもできたのですが、勝ち切るための大切なシュートを決めきることができなかった。そこが反省点です。
フォトギャラリー
日本郵便 Presents シーホース三河ホームゲームvs.大阪エヴェッサのテーマは「マスコット祭」。シーホースくんがプロデュースを担当した日曜日は、日本郵便のキャラクターぽすくまが来場。ハーフタイムには『ポッスーサンバ with Super Girls』を開催し、来場した子どもたちも一緒に楽しそうに踊っていた。
また、試合前には三河出身の2人組ロックバンド「K:ream」のライブが行われ、試合後のアリーナで流れるエンドロール楽曲であり、シーホース三河をイメージして書き下ろした「Echoes-共鳴-」を披露。大きな拍手が沸き起り、アリーナは一体感に包まれた。
場外のキッチンカーエリアでは、対戦相手の大阪にちなんで「粉もんフェス」を実施。ファン・ブースターは定番のお好み焼きや焼きそば、ラーメン、スイーツまでバリエーション豊かな粉もんを楽しんでいた。