ハイライト
バイウィーク明け初戦は三遠ネオフェニックスとの“三河ダービー”。序盤からダービーらしい激しいシーソーゲームを展開するも、3Qに三遠に3Pシュートを高確率に決められて突き放される。4Qにミラー、ガードナーを中心に追い上げるも及ばず。13点差で敗戦した。
三河 19–21 三遠
ダービーらしい熾烈な主導権争いが続く
スターティング5は、#7長野、#10オルストン、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
三遠に3Pシュート、ファストブレイクで先行されるが、オフェンスリバウンドをつないで#54ガードナーが得点。さらに粘り強いディフェンスでボールを奪うと、素早く攻撃に転じて#32シェーファーがバスケットカウントを奪うと、開始3分に#19西田の3Pシュートで逆転する。
その後は目まぐるしくリードチェンジが続く展開に突入。三遠が#4ヒックス、#9オクインのインサイド、#24佐々木の3Pシュートで得点すれば、三河は#54ガードナーの連続得点、#4細谷の3Pシュートでリードを奪い返す。
終盤、三遠#0ラベナの3Pシュート、#41ギデンズのダンクで4点差に突き放されるも、#4細谷がミドルシュートを沈め、ワンポゼッション差で1Qを終える。
三河 33–39 三遠 (三河 14–18 三遠)
ミラーが7リバウンドで奮起。シュートタッチに苦しみながら6点差で折り返す
スタートは、#1中村、#4細谷、#10オルストン、#21橋本、#30ミラー。
三河#21橋本、三遠#14金丸が互いに3Pシュートを決め合う立ち上がり。#30ミラーがブロックショットで三遠の得点を止めれば、三遠もブロックショットをお返しと、ダービーらしく意地のぶつかり合いとなる。
三遠#29細川、#24佐々木の得点で7点差をつけられるが、#1中村のミドルシュートで踏みとどまる。しかしその後はシュートがリングに嫌われて得点を伸ばせず、三遠#32 山内の3Pシュートで26-34とリードを広げられる。
それでも#54ガードナーが1on1からバスケットカウントを獲得すると、シュートタッチに苦しんでいた#30ミラーが3Pシュートを射抜いて2点差まで追い上げる。そこから三遠#4ヒックスの連続得点で突き放され、6点ビハインドで試合を折り返す。
三河 54–67 三遠 (三河 21–28 三遠)
3Pシュートを高確率に決められ、15点のビハインドを背負う
スタートは、#7長野、#10オルストン、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
三遠#4ヒックスに先制点を許すが、#54ガードナーのステップバックシュート、#32シェーファーの3Pシュートで3点差に追い上げる。
三遠#4ヒックスの連続得点で引き離されるが、#19西田とのコンビプレーで#32シェーファーがダンクを叩き込み、開始3分に#7長野のミドルシュートで再び3点差に迫る。
追い上げては突き放される我慢の時間が続くが、三遠#14金丸、#9オクインの連続3Pシュートを浴びて47-60と抜け出される。#7長野の3Pシュートで食らいつくが流れを変えることができず、残り2分に三遠#29細川に3Pシュートを決められて15点のビハインドに。#30ミラー、#19西田のドライブで反撃し、13点差で最終Qを迎える。
三河 74–87 三遠 (三河 20–20 三遠)
一桁点差まで追い上げるも逃げ切られ、“三河ダービー”2連敗
スタートは、#4細谷、#18角野、#19西田、#30ミラー、#54ガードナー。
開始早々、三遠#0 ラベナのバスケットカウントで点差を16点に広げられる。
#19西田のアシストで#54ガードナー、#30ミラーが得点して追撃を開始。スティールから#30ミラーがフリースローで得点すると、#18角野のアタック、#30ミラーの1on1で9点差まで詰め寄る。三遠は#14金丸の3Pシュートで対抗するが、#30ミラーが連続得点を挙げ、67-77でオフィシャルタイムアウトに突入する。
しかしその後は積極的にアタックするも決め切ることができない。#54ガードナーが1on1からの得点で最後まで食い下がるも、三遠に3Pシュートとフリースローでリードを広げられ、13点差で敗れた。
試合後コメント
鈴木貴美一
入り方はいい感じで、良いシュートもたくさんあったのですが、決まったなと思えるゴール下のシュートを落としてしまいました。
後半3Qなど、相手に6点くらいのリードを与えている時間帯に、オフェンスでなんとかしようとし過ぎてしまって、1on1を多発するというところが良くなかったと思います。
気合は入っているんですが、違う部分でもっと気持ちを入れなければならないところで、気持ちを入れ過ぎてしまったと思います。
ただターンオーバーがだいぶ少なくなって、アシストやスティールも多くなってきたので、内容としては良かったのですが、シュートミスが相手よりも多かったですね。
相手は確実にノーマークを決めてきたのに対して、ことごとく嫌われていたというような、少し残念な試合でした。ただし、良い部分も出てきたので、ここから上げていければと思います。
大野篤史
自分たちが取り組んでいるリバウンドのシステムを、選手が徹底してくれたおかげで勝つことができたと思います。
もちろん自分たちのオフェンスができたというのもありますが、重要だったのはリバウンドの処理かなと思っています。
良いディフェンスをゲームプラン通りに徹底してくれて、その中で良いシュートも生まれたのではと思います。
ただし、怪我が多くて辛いシーズンかなと。
また怪我人が出てしまったようなので、この先どう戦っていくかをみんなで取り組んでいきたいと思っています。
フォトギャラリー
今節より一時的な声出し(大声)応援が解禁に。試合前にブースターから選手一人一人の名前がコールされると、選手からは自然に笑顔がこぼれた。
シーホース三河恒例の「餅まき・菓子まき大会」も復活し、シーホースくん、タツヲ、「Super Girls」がお菓子を投げると、2920人の観客は大盛り上がり。
また、三遠の公式マスコット「ダンカー」と公式チアリーダー「FireGirls」も来場。ダンカーはハーフタイムの「タツヲンtheステージ」にも出演するなど、共に三河ダービーを盛り上げた。