ハイライト
群馬クレインサンダーズとのGame2は、序盤から強度の高いディフェンスで主導権を握る。ガードナーが40得点、西田が16得点とアグレッシブに攻め続け、シェーファーも10リバウンドと奮起したが、4Qに逆転されて75–69で惜敗した。
群馬 15–23 三河
前日の課題を修正し、8点リードの好スタート
スターティング5は、#1中村、#7長野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
群馬#4ジョーンズに先制されるも、強度の高いディフェンスで主導権を握り、#7長野の3Pシュート、#19西田のカットインで対抗。#54ガードナーのゴール下、#1中村のフリースローで先行する。
群馬#8八村に8-8と同点にされるが、#54ガードナーの3Pシュート、ワンマン速攻からのバスケットカウント、3Pシュートの3連続得点で一気に前に出る。
さらに#19西田がドライブで畳み掛けて10-21とリードを二桁に。群馬#30山崎に立て続けにアウトサイドから決められるも、8点リードで最初の10分を終える。
群馬 31–32 三河(群馬 16–9 三河)
オフェンスが停滞するも、リードして前半を終える
スタートは、#1中村、#7長野、#13ジャワト、#21橋本、#54ガードナー。
両チームともにタイトなディフェンスを遂行し、オフィシャルタイムアウトまでの約5分間で4-2とロースコアな展開となる。
その後も得点を動かせず、群馬#40キーナンにリバウンドから連取されて2点差に迫られるが、#19西田のアタックでリードを守る。
残り2分に群馬#16並里のフリースローで27-27と並ばれるが、#32シェーファーの合わせ、#19西田の3Pシュートで譲らない。わずかにリードを保って、前半を終える。
群馬 52–56 三河(群馬 21–24 三河)
ガードナー 17得点で牽引、4点リードで最終Qへ
スタートは、#1中村、#7長野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー
立ち上がりに群馬#4ジョーンズのファストブレイクで逆転を許すが、#54ガードナーがすぐにパワーアタックで取り返し、#7長野が持ち前のスピードで一気に駆け上がってレイアップを沈める。さらに#32シェーファーのスティールからファストブレイクを繰り出し#19西田が加点、33-38とリードを広げる。
タイムアウトを取った群馬は#4ジョーンズのアタック、#15チェンバースの3Pシュートで盛り返すが、#54ガードナーと#19西田のピック&ロールを軸に得点を重ねて流れを渡さない。残り45秒に群馬#40キーナンの得点で追いつかれるが、#54ガードナーの3Pシュートで勝ち越し、4点リードで最終Qへ。
群馬 75–69 三河(群馬 23–13 三河)
シェーファーがリバウンドで奮起。最後まで粘るも悔しい連敗
スタートは、#1中村、#7長野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
開始早々、群馬#8八村、#40キーナンの連続3Pシュートで58-56と逆転される。さらにスティール、リバウンドから立て続けに走られて62-56と流れを明け渡してしまう。
開始3分半に#54ガードナーの1on1でようやくこのQ初得点を挙げ、#54ガードナーのフリースロー、#32シェーファーのリバウンドで反撃するが、残り3分半に群馬#4ジョーンズのバスケットカウントで71-62と点差を9点に広げられる。
シュートがリングに嫌われる中、#32シェーファーのオフェンスリバウンドから得点を重ねて食らいつくも、群馬#4ジョーンズの3Pシュートなどで突き放され、75–69で惜敗した。
試合後コメント
鈴木貴美一
群馬さんはオフェンス能力のあるチームで、今日は昨日よりもっと良いディフェンスができるように細かい部分を変えました。
その部分は上手くいきましたが、シュートが昨日と同じパターンで、3Pの本数分だけ負けてしまったという結果となりました。
選手はオフェンスリバウンドによく絡んでくれたし、若い選手が群馬さんの外国籍選手へ果敢にアタックするプレーが多かったので、これで外国籍選手が来週あたりから戻ってきてくれれば、もっと良い試合ができるのではないかと思います。
日本人選手のリバウンドやディフェンスや勝負どころでの我慢すべきところが良い形でできていたので、負けたのは本当に悔しいのですが、若手2人を始め、みんなが頑張ってくれたので次に繋がるゲームだったと思います。
とはいえ、もう少しオフェンスの良いところで我慢できていたら勝てる可能性があったので悔やまれますが、勝負どころでの群馬#4ジョーンズ選手の1対1が素晴らしかったです。そういう意味では素直に認めて、次に繋げたいと思います。