損保ジャパン Presents シーホース三河ホームゲーム
ハイライト
ヒーローインタビュー
琉球ゴールデンキングスとのGame2は、序盤からエナジー全開で主導権を握り、33得点を挙げたガードナーを中心にテンポの良いチームオフェンスを展開。後半は一度もリードを許すことなく、西地区首位の琉球に15点差で快勝し、ファン・ブースターに一足早いクリスマスプレゼントを届けた。
三河 20–21 琉球
立ち上がりからエナジー全開で互角の戦いを繰り広げる
スターティング5は、#7長野、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
立ち上がりからエナジーあふれるディフェンスを遂行し、#7長野がスティールからプッシュして先制する幸先の良いスタートを切る。琉球は#34小野寺の3Pシュート、#45クーリーのゴール下で渡り合うが、#54ガードナーがパワーで押し込み、#19西田が鋭いドライブで切り込んで主導権を渡さない。#7長野のパスに合わせてカットインした#32シェーファーが豪快なダンクを叩き込んで、琉球に早々にタイムアウトを取らせる。選手の熱いプレーにアリーナからは力強いクラップが自然に沸き起こる。
終盤まで熾烈なシーソーゲームを繰り広げ、#9ローレンス Ⅱのキックアウトから#32シェーファーが3Pシュートを沈め、#9ローレンス Ⅱのバスケットカウントで前に出るも、琉球も#15松脇の3Pシュート、#1ダンカンのダンクで返上し、1点ビハインドで最初の10分を終えた。
三河 46–40 琉球 (三河 26–19 琉球)
ローレンス Ⅱ、細谷が要所で得点しリードを広げる
スタートは、#1中村、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#32シェーファー、#54ガードナー。
#54ガードナーのポストアップ、#1中村のドライブで先行するが、琉球も#1ダンカンの3Pシュートなどで引き下がらず、2Qも一進一退の攻防が続く。
#9ローレンス Ⅱがミスマッチを活かして、琉球がダブルチームにきたところでコーナーに展開。#4細谷が3Pシュートで仕留めると、次のポゼッションでも#9ローレンス Ⅱがスティールから速攻に持ち込み、31-26とリードする。
琉球#7ダーラムに中外から決められるが、#9ローレンス Ⅱのアタック、さらに#9ローレンス Ⅱのオフェンスリバウンドから#4細谷が3Pシュートを射抜いて、リードを7点に広げる。
琉球の反撃を受けるも#32シェーファーのカットイン、#54ガードナーのリバウンドでリードを保ち、終了間際に#9ローレンス Ⅱがファストブレイクで連取して、6点リードで試合を折り返す。
三河 72–60 琉球 (三河 26–20 琉球)
チームオフェンスで一気に12点のリードを奪う
スタートは、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#18角野、#19西田、#54ガードナー。
琉球#30今村の3Pシュートで先制されるが、#9ローレンス Ⅱのカットイン、#19西田と#54ガードナーの2メンゲームで返上。ディフェンスリバウンドからの速いトランジションで#19西田がレイアップを沈めると、#19西田のアタックから#18角野が3Pシュートを射抜いて、開始2分半で12点のリードを奪う。
琉球に一桁点差に盛り返されるが、#19西田とのコンビプレーで#54ガードナーが連続得点して崩れず。3人に囲まれながら#22シモンズがゴール下で粘ってバスケットカウントを奪い、#18角野が3Pシュート、#54ガードナーがパワーアタックで12点リードして最終Qへ突入した。
三河 96–81 琉球 (三河 24–21 琉球)
ガードナー 計33得点で最後まで流れを渡さず、15点差で快勝
スタートは、#1中村、#7長野、#18角野、#22シモンズ、#54ガードナー。
4Qも三河の流れは変わらず、#7長野が思い切りの良いドライブでチームに勢いを与え、#54ガードナーがスティールからのワンマン速攻でバスケットカウントを奪う。開始3分半には#54ガードナーがディープ3Pシュートを沈めて、リードを19点に拡大する。
琉球#7ダーラムの連続得点で追い上げられるが、シュートタッチ好調の#54ガードナーが連続得点で渡り合う。残り2分に琉球#7ダーラムのゴール下で8点差まで詰められるが、琉球のオールコートプレスにも慌てることなく、#7長野が試合をコントロール。自らリングにアタックして二桁点差に戻すと、スティールから#54ガードナーがバスケットカウントを決め、絶妙なパスを送って#9ローレンス Ⅱのゴール下をアシストする。さらに#19西田、#7長野とつないで#1中村が3Pシュートを沈め、最終スコア96–81の快勝でGame1のリベンジを果たした。
試合後コメント
鈴木貴美一
昨日に引き続きプットバックをやられないように意識しました。今日はみんなのシュートタッチがすごく良く、昨日とディフェンスを多少変えた部分も上手くいって、いい感じで勝てたと思います。
琉球さんは強くて素晴らしいチームなので、若い選手は特に自信になったと思います。今後の勝利に繋げることができるように、頑張りたいと思います。
桶谷大
(三河さん相手には)ディフェンスを頑張らなければならないのですが、4Q全てにおいて20点以上とられてしまいました。
いろいろと理由はあったと思うのですが、前半ターンオーバーを10個して、そこからの得点があって。後半もガードナー選手のところで、最初はサイドピックからの点数を取られて、その後はドリブルダウンされてポストなど全部やられた感じですね。
怖かった#54ガードナー選手のところでカッティングが非常に多いチームで、そこでの駆け引きということはあったんですが、結果的にはもっと早くボールを離さないといけない試合にさせてしまったかなと思います。
要所要所で三河さんの良いところ随所に出た試合だったと思います。我々だけが悪いというよりは、今日みたいな試合をした三河さんがあっぱれという感じです。
アウトサイドもインサイドも確率良く決められていますし、そういう意味で、ボール散らしながら最終的にはガードナー選手のところで点数とってきた、三河さんが素晴らしかったかなと思います。
それに対して、(我々は)劣勢になってオーバーコミットとしているというか、オーバーに頑張りすぎてギャンブル気味になってしまって、簡単な中の得点やワイドオープンショットを打つというのも結構ありました。
もう一回仕切り直して、自分たちが目指すべき形・基本に戻りたいと思います。
フォトギャラリー
損保ジャパン Presents シーホース三河ホームゲームvs琉球ゴールデンキングス。試合前のコート上では、たくさんのキッズブースターが損保ジャパンのキャラクター「ジャパンダ」と一緒に「足が速くなるダンス」を踊り、会場を和ませた。
「ブルークリスマス」をテーマに開催された今節は、ロビーにクリスマスツリーやフォトスポット、クリスマスバージョンの選手動画が登場。アリーナグルメにもチキンやローストビーフなどクリスマスらしいメニューが勢揃いし、たくさんのファン・ブースターがクリスマス気分を味わっていた。
また試合前には愛知県警察音楽隊による防犯クリスマスコンサートが行われた。試合後にはブルークリスマスプレゼントが各選手から手渡され、イベント盛りだくさんの笑顔の絶えない週末となった。