ハイライト
島根スサノオマジックとの今季4度目の対戦は、立ち上がりにいきなり二桁ビハインドを背負うが、ローレンス Ⅱ、シェーファーらが奮起して逆転に成功する。終了間際に追いつかれてオーバータイムに突入すると、その勢いのまま島根に逃げ切られ、84–90で惜敗した。
三河 17–24 島根
二桁ビハインドもシェーファー、#9ローレンス Ⅱの得点で持ち直す
スターティング5は、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
オールコートでハードなディフェンスを仕掛ける島根にオフェンスのリズムを崩され、#3安藤らに高確率に3Pシュートを決められて、開始3分で3-15と出鼻をくじかれる。
#19西田のアシストで#32シェーファーが得点。#54ガードナーのワンマン速攻、#9ローレンス Ⅱがフロントコートでパスカットして自らフィニッシュ。オフェンスリバウンドを#19西田が奪って#54ガードナーのゴール下を決めて11-17と追い上げる。
#9ローレンス Ⅱ、#32シェーファーが立て続けに3Pシュートを射抜いて2点差に迫るが、島根#2ビュフォードに連続で決められ、7点ビハインドで1Qを終える。
三河 42–37 島根(三河 25–13 島根)
島根を13点に抑え、ローレンス Ⅱ、角野の活躍で逆転に成功
スタートは、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#14ユトフ、#18角野、#32シェーファー。
島根#28ウィリアムスのリバウンドで先制されるが、その後は粘り強いディフェンスで対抗し、#9ローレンス Ⅱが積極的なアタックで得点を重ねる。
#18角野が果敢なドライブからのダブルクラッチでバスケットカウントを獲得。さらに#18角野はミドルシュート、#7長野とのコンビネーションで連続得点し、33-34と1点差に肉薄してオフィシャルタイムアウトを迎える。
#32シェーファー、#14ユトフがリバウンドで主導権を握ると、ディフェンスリバウンドから一気に攻撃に転じて#14ユトフが逆転。#9ローレンス Ⅱの連続得点、#32シェーファーの3Pシュートで5点のリードを奪う。
三河 60–51 島根(三河 18–14 島根)
集中した守備を継続し、9点リードで4Qへ
スタートは、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
立ち上がりは互いに集中したディフェンスで守り合いの展開となるが、#9ローレンス Ⅱのフリースロー、3Pシュートの連続得点、#54ガードナーのアタックで9点リードと抜け出す。
島根も反撃に転じるが、#14金丸に3Pシュートを決められれば、直後に#54ガードナーが3Pシュートで返上。ファストブレイクから島根#14金丸に3Pシュートを打たれるが#19西田がブロックショットで防いで流れを渡さない。
島根#2 ビュフォード、#4ケイの得点で2点差に追い上げられるが、#19西田がミドルシュート、#7長野のフローター、#9ローレンス Ⅱのドライブで突き放し、#14ユトフのゴール下で再びリードを9点に広げる。
三河 76–76 島根(三河 16–25 島根)
終了間際に追いつかれ、オーバータイムに突入
スタートは、#7長野、#14ユトフ、#15根來、#18角野、#54ガードナー。
#18角野がドライブでこじ開け、自らリバウンドを押し込んで11点リードするが、島根#3安藤、#14金丸に連続3Pシュートで射抜かれて5点差に詰められる。
#32シェーファーがドライブ、3Pシュートの連続得点で突き放すが、島根も#3安藤、#4ケイの連続3Pシュートで引き下がらず。残り3分に#2 ビュフォードのダンクで70-69の1点差に迫られる。
それでも#14ユトフのアリウープで踏みとどまると、残り33秒には島根のオールコートプレスをロングパスで切り裂き、#19西田がレイアップを決めて76-71と5点リードする。
しかしそこから、島根#14金丸の3Pシュート、#2ビュフォードのアタックで追いつかれ、オーバータイムに突入する。
三河 84–90 島根(三河 8–14 島根)
#9ローレンス Ⅱが気を吐くも、島根の得点を止められず惜敗
スタートは、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
島根#2ビュフォードのダンクで先行されるが、#9 ローレンス Ⅱの合わせで対抗。しかし島根#3安藤の3Pシュート、#2ビュフォードのファストブレイクで5点のビハインドを背負う。
3Pシュート攻勢を仕掛けるも決め切ることができず、残り1分に島根#2 ビュフォードのボーナススローで6点差をつけられる苦しい状況に。それでも#9ローレンス Ⅱが3Pシュートを決めて喰らいついたが、終了間際に島根#3安藤の3Pシュートを決め返され、84–90で惜敗した。
試合後コメント
鈴木貴美一
2、3クォーターはやろうとしたことができたのですが、終盤になって約束事ができなくなってしまったというのと、勝てるゲームだったんですが、ターンオーバーで自滅してしまったという感じです。
島根さんは最後の最後までターンオーバーを誘発して、自分たちがスコアを取るんだという執念が見えたゲームでした。
我々はリードしながら、受けていたところがあったと思います。逆に、相手がボールを持った時にしっかりディフェンスへの意識があれば、ターンオーバーは防げたと思います。
内容的にだんだん良くなってきたのは事実ですが、こういうゲームは勝ち切らないといけません。
今日はディフェンスもリバウンドも頑張っていたんですが、オフェンスの部分で“かっか”してしまって、少し残念だったなと思います。
まだまだゲームはあるので、切り替えてもっと冷静にできるように頑張ります。
ポール・ヘナレ
非常に良い出だしだったんですが、それ以降、ゲーム全体で接戦という展開でした。
ゲームを通して素晴らしかったのは、チームがひとつになって、どうやってこじ開けていくかというのを、しっかり諦めずに何回も何回もチャレンジして立ち上がったという姿勢です。
今シーズンの勝ち抜き方としては、価値のある1勝だったのではないかと思います。
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約4ヶ月ぶりのナイトゲーム「ミカワナイト」には、シーホース三河 PR隊長の高柳明音さんが今季初めてゲストとして出演。試合前にはシーホースくん、タツヲ、アリーナMCの小林拓一郎さんとの三本勝負を行い、ハーフタイムにはチアリーダー「Super Girls」とのコラボパフォーマンスを披露。マイクを使った華やかなダンスでアリーナを魅了した。
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