ハイライト
激戦を繰り広げてきた京都ハンナリーズとの今季最終戦は、前半に最大14点のリードを築くも後半はオフェンスが停滞。京都に追い上げられ、Game1に続き、終盤まで1点を争う接戦にもつれ込んだが、残り1分に逆転を喫し、CS出場に向けて痛恨の敗戦となった。
三河 15–8 京都
シェーファー スティールからの速攻で流れを呼び込む
スターティング5は、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
序盤はシュートタッチに苦しみ、京都に#50サイモンの3連続で得点されるなど0-8と走られる。それでもディフェンスとリバウンドでハードワークし、#54ガードナーのオフェンスリバウンドを#9ローレンス Ⅱが押し込み、#32シェーファーのスティールから#9ローレンス Ⅱがファストブレイクで得点して徐々に流れを引き寄せていく。
#32シェーファーがスティールからプッシュしてダンクを叩き込んでチームを勢いづけると、#54ガードナーの1on1で9-8と逆転。再び#32シェーファーがワンマン速攻を繰り出すと、#7長野がオフェンスリバウンドに飛び込んで#32シェーファーのゴール下につなげる。#9ローレンス Ⅱがパワフルなドライブで15-8とリードを広げて最初の10分を終える。
三河 35–23 京都(三河 20–15 京都)
10分で12得点 角野タイムで12点リード
スタートは、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#14ユトフ、#18角野、#32シェーファー。
開始2分、#18角野の3Pシュートでリードを二桁に広げる。京都も#7ティルマン、#11久保田が対抗するが、#7長野のスティールから#9ローレンス Ⅱが走って加点。#18角野がドライブ、ミドルシュートの連続得点を決めて、点差を10点に戻す。
さらにリバウンドを奪った#14ユトフが3Pシュートを射抜いて突き放し、#54ガードナーのポストアップを起点に#18角野、#19西田がカットインして立て続けにバスケットカウントを獲得。12点リードで後半を迎える。
三河 50–45 京都(三河 15–22 京都)
1点差に迫られるが、西田の3Pシュートでリードを保つ
スタートは、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
京都にターンオーバーから走られて5点差に詰め寄られるが、#54ガードナーのリバウンド、#9ローレンス Ⅱがドライブで返上し、#9ローレンス Ⅱのキックアウトを#19西田が3Pシュートで沈めて再び二桁リードを奪う。
以降はオフェンスが停滞。京都#32ハーパーの3Pシュート、#50サイモンのダンクで、残り1分に1点差に詰め寄られる。
それでも勝負どころで#19西田が3Pシュートを決め、#9ローレンス Ⅱのボーナススローで5点リードして最終Qへとつないだ。
三河 72–80 京都(三河 22–35 京都)
残り1分半に逆転を喫し、痛い敗戦
スタートは、#7長野、#14ユトフ、#18角野、#19西田、#54ガードナー。
#14ユトフのカットイン、3Pシュートで幸先のよいスタートを切るが、京都も#25鈴木を中心に積極的なオフェンスを展開して一歩も引き下がらない。
#54ガードナーが3Pシュートで引き離しにかかるも、京都は#32ハーパーの3Pシュートで返上。京都#29細川に2連続で3Pシュートを決められて、開始5分59-59の同点に追いつかれると、マッチアップしていた#19西田がバスケットカウントでやり返し。京都#50サイモンのバスケットカウントで64-64と並ばれれば、再び#19西田がファウルを受けながらもシュートを決め切り、フリースローも着実に沈めて勝ち越す。
京都が追い上げるも三河がすぐに突き放して辛くもリードを保つが、1点リードで迎えた残り1分半、京都#50サイモンのアリウープで70-69と逆転される。すぐに#54ガードナーが返上して再びリードを奪うも、残り35秒、21秒と京都#50サイモンに立て続けにバスケットカウントを決められ、4点のビハインドを背負う。ファウルゲームに持ち込み、最後まで食い下がるも追いつけず、72-80で痛い逆転負けを喫した。
試合後コメント
鈴木貴美一
結果的には#50サイモン選手にやられたというのがありますが、うちのオフェンスが、パスすればいいところで無理をしたり、シュートを打たなければならないところで無駄なパスをしたりと、状況判断が悪かったです。
一所懸命にハードにやっていますし、いいオフェンスもあるのですが、両チームとも点数が入らない苦しい時に、我慢できないで無理したりというのが目立ちました。
12点差のリードというのは一番危険な点差で、なんとなく点差があるように見えるのですが、追いつくには丁度いい点数で、今日は我慢ができなかったかなと思います。
小川伸也
勝てたことがなによりだと思います。
その中でも前半難しい局面がたくさんあった中で、選手たちは我慢強く戦いつづけて最後に大きなクォーターをつくることができたのは、チームとして成長しているという実感があります。
フォトギャラリー
イースターの月でもある4月の今節は「復活祭」がテーマ。
アリーナ入り口には選手の可愛いイラストが描かれたイースターフォトブースが登場し、たくさんの人が記念撮影を楽しんでいた。
テーマの「復活」にちなんで好評だったイベントや選手プロデュースグルメが再登場し、心待ちにしていたファン・ブースターが長い列を作った。
また、シェーファーが海難防止啓発ポスターのモデルを務める縁で海上保安庁がブースを出展。制服の試着やコラボマスクをプレゼントするなどコラボイベントを行った。
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