ハイライト
ヒーローインタビュー
過去2戦続けて1点差の大混戦となった京都ハンナリーズとの今季3度目の対戦。今回も僅差での接戦となったが、残り2分から西田、ユトフの連続3Pシュートで一気に抜け出し、85-80で粘り勝ち。チームはBリーグ通算200勝、シェーファーはB1個人通算1000得点を達成した。
三河 19–19 京都
先手を取られるも、長野が好守で流れを呼び込み同点に追いつく
スターティング5は、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
積極的な入りを見せた京都に#29細川のアタック、#50サイモンのゴール下で先行される。#54ガードナーが3Pシュート、#32シェーファーのアタックで応戦するが、京都の勢いを止められず5-13とリードを許す。
#9ローレンス Ⅱの連続得点で反撃に転じ、残り3分に#32シェーファーのB1通算1000得点目となる3Pシュートで15-15の同点に追い上げる。
京都#50サイモン連続得点で再び追いかける展開となるも、#7長野がブロックショット、PGにプレッシャーをかけて24秒バイオレーションを誘発、スティールと3連続でディフェンスで好プレーを見せ、終了間際にリバウンドをもぎ取った#15根來がフリースローで加点し、19-19の同点で1Qを終えた。
三河 41–39 京都(三河 22–20 京都)
ガートナー 前半16得点で牽引。2点リードで後半へ
スタートは、#4細谷、#14ユトフ、#15根來、#18角野、#54ガードナー。
京都に連続3Pシュートで先手を取られるが、#18角野がドライブで切り崩して連続得点を挙げ、序盤から激しい点の取り合いに突入。京都#43永吉、#50 サイモンにインサイドを攻められれば、スティールから#54ガードナーが立て続けにファストブレイクに持ち込んで対抗し、1ポゼッション差でぴたりと追随する。
残り1分半、#54ガードナーがポストアップからフェイダウェイを射抜いて逆転。#19西田のカットイン、#14ユトフの3Pシュートで2点のリードを保って、前半を折り返す。
三河 62–61 京都(三河 21–22 京都)
ローレンス Ⅱ、長野の3Pシュートで拮抗した展開に持ち込む
スタートは、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
後半も一進一退の展開が続く。京都が#32ハーパーの連続得点で先行すれば、#32シェーファー、#54ガードナーがリバウンドから加点。ドライブ、3Pシュートと京都#11久保田を抑えきれずに47-53とリードされるが、#9ローレンス Ⅱがドライブ、3Pシュートで引き下がらない。
クォーター中盤、ミスから京都#29細川に走られて悪いリズムとなるが、#7長野が3Pシュートを決め切って流れを引き戻す。
残り3分にまたしても京都#29細川にスティールからワンマン速攻を決められるも、タイムアウトで修正。残り時間を無失点に封じると、ディフェンスで仕掛ける京都をいなして#14ユトフがミドルシュートを射抜く。残り1分に#7長野の3Pシュートで1点差に迫り、#32シェーファーのフリースローで逆転して、最終Qを迎えた。
三河 85–80 京都(三河 23–19 京都)
託された西田が3Pシュートとアシストで試合を決める
スタートは、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#14ユトフ、#18角野、#32シェーファー。
開始早々、京都#32ハーパーのゴール下で逆転される。その後はフィニッシュが決めきれず苦戦するが、ディフェンスで粘って、#14ユトフのリバウンド、#18角野のドライブで食らいつく。
京都が離しては三河が追随するこう着状態のまま迎えた残り2分半、「オフィシャルタイムアウト明けは#54ガードナーと#19西田で攻めようと決めていた」と鈴木HCから託された#19西田がスティールから#14ユトフのファストブレイクをアシスト。その直後には自らリードを奪い返す値千金の3Pシュートを沈める。
さらに#19西田が#54ガードナーとのピック&ロールを使って切り込み、#14ユトフの3Pシュートと#7長野のカットインをお膳立てして80-74と6点差に。
#14ユトフ、#18角野のディフェンスリバウンド、#19西田のブロックショットと最後まで集中したディフェンスで京都の反撃をしのいで、85-80で勝利。連勝を4に伸ばした。
試合後コメント
鈴木貴美一
最初から京都さんが素晴らしくてタフなゲームでしたが、最後の最後、試合の終わり方が非常に良かったです。
相手も我々も“やるべきことがわかっている”というゲームの中で、良い形でディフェンス・リバウンド・シュートができました。
良いときも悪い時もあるのですが、こういった接戦を多く勝っていくことができれば、勝ち星が増えていくと思います。
今日は比較的オフェンスが良かったです。反面、最初はディフェンスの激しさが足りなかったですが、最後はしっかりディフェンスすることができて、相手にタフなシュートを打たせることができていたと思います。
小川伸也
全体的に悪くはなかったと思います。特にディフェンスはソリッドに守れていたとは思います。
ただしリバウンドのところ、本来であれば三河さんはオフェンスリバウンドがそこまで強いチームではない中で14本取られ、セカンドチャンスポイントでも18点取られていました。自分たちにとってはとても大きなダメージだったので、そこをしっかり修正しなければと思っています。
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